TOP
3次ページ→

童貞の彼氏が初体験のとき勃たなかったので
登録者:えっちな名無しさん
作者:名無しの作者
(・∀・)435(・A・)117

「そーれ勃起!勃起!」
ってチンコに向かって手拍子してあげた
ふられた
彼は初めてで緊張しているみたいだた。
ついさっきまで勃ってたのに
いざ挿入!ってなったら脱力してしまったようだった。
必死にフニャチンをおしつけてくる
私は危惧した。
このまま何もしなければ、初体験で彼の心に傷を残してしまうと。
そして、勇気ある行動に出た。
私の脳はフル回転した。
成績はいつだって良かった。
大丈夫だ。
彼の緊張をほぐすことが、まず何よりも先決である。
しかも可及的速やかに。
私は両手をチンポの前に掲げた。
「ユウくんの!!!」
腹の底から声を出した。
彼が思いっきりビクっとしたのを覚えている。
「ちょっといいとこ見てみたい!!!」
彼が凄い目で見つめてきた。
ここから爆笑への道が開かれる。
私は信じて疑わなかった。
「ははははは!なんだよそれ・・・・ もう、○○はおちゃめだな!」
「面白いでしょ、えへ」
「あーあ、もう、雰囲気台無しじゃん(笑)」
「ゴメンネ!今日はダメだったけど、また今度できればいいよ!」
「俺、○○みたいな面白い彼女で良かった・・・。救われたよ」
「やだぁ!ユウくんってば大袈裟!!」
そんな会話をシミュレートした。
完 璧 だ 。
私は勢いに乗った。甘い未来に向かって、手拍子をバシバシしながら、
「そーれ!勃起!勃起!勃起!!」
と叫んだ。
さあ!
私「勃起!!勃起!!」
彼「・・・・・・・」
来い!!
私「勃起!!勃起!」
彼「・・・・・・・・・」
爆笑来い!!
私「勃起!!勃起!!」
彼「・・・・・・・・・・・・」
私「勃起!!ぼっき!ぼっ・・・・き・・・・?」
彼「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
何だか、彼の様子がおかしい。
「・・・・・・ごめん・・・・」
彼が蚊の鳴くような声でつぶやく。
「・・・・・勃たなくて・・・・ごめ、・・・・」
下を向いて、拳を握り締めて、少し震えている。
どう考えてもおかしい。
「ユウくん、今のところは、笑うところだったんだよ」
「笑えねえよ!!!」
必死に解説したのに、
いきなり大声を出されて、
混乱してしまった私の脳。
しかし、一つの真実は確実に見えていた。
彼は、笑って、いない。
3次ページ→
TOP