TOP
3次ページ→

帰ってきた蛍と宮川三郎少尉 ねずさんの ひとりごと
登録者:えっちな名無しさん
作者:名無しの作者
(・∀・)31(・A・)30


カートプロモーション・プロデュース『帰ってきた蛍』を一昨日、観劇させていただきました。
数年前にも観劇させていただいているのですが、今回行ってみたところ、劇全体がものすごくパワーアップしていました。
もう最初の出だしから泣けて泣けて。
物語は、ご存じの方も多いと思いますが、特攻で散華されたあと、富屋食堂にホタルになって帰ってきた宮川三郎少尉の実話です。
知覧で、宮川少尉が、同級生と再会します。
その同級生は、あとから知覧にやってきますが、先に出撃命令が出ます。
出撃するということは、死ぬということです。
「俺もすぐ行く。靖国神社で会おう」そう言う宮川少尉に、その友は静かに言うんです。
「俺は先に故郷の小千谷に行くよ。そこでお前が来るのを待ってる。靖国には一緒に行こう」
「わかった。すぐ行くからな」
「すぐに来なくていい。貴様はゆっくり来い。何年でも俺は待っているから」
これは泣かされました。
 
舞台はもちろん役者さんたちが演じているのですが、その役者さんたちが若い子も大人たちも、みんな日本人の顔をしていました。
男の子は日本男子でした。女の子はまさに大和撫子でした。
「そうそう。こういう奴、昔いたよな。」そう思いました。
女の子たちは、ろくに化粧もしていません。
服装も地味なモンペ姿です。けれどとっても可愛らしいのです。
ハキハキしていて、明るくて、まっすぐで、のびのびとしていて、明朗快活でくったくがない。
男の子たちも、みんな地味な軍服姿だし、すぐに衝突したり喧嘩したりするけれど、どこまでもまっすぐで凛々しくてかっこいい。
どこぞの国のように整形してもダメです。
人の美しさというのは、内面からの輝きだからです。
どんなに苦しい時代にあっても、心が輝く。
やっぱり日本人は、太陽の子です。
帰ってきた蛍2
舞台は、連日満員御礼となりました。
昨日が最終日で、次回の講演はおそらく二年後です。
次回も絶対に観に行きます。
みなさんも一緒に行きましょう。
というのは、この劇の素晴らしさもさりながら、この劇の趣旨そのものが、「私達が忘れてはならないたいせつなものを後世に伝える」ことを目的としているからです。
日本人の心を学び語り伝える。
わたしたちは、ひとりひとりが後世に真実を伝えていく義務があると思います。
劇中で、何度も何度も「戦争はよくない。戦
3次ページ→
TOP