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これは
登録者:えっちな名無しさん
作者:名無しの作者
(・∀・)20(・A・)74

これは私が高校2年生の時のお話です。
この年の冬、従妹(当時中学3年生)が3日間だけ私の家に滞在する事になりました。
理由は高校受験のためです。
都内にある某有名私立高校を志望していたのですが、彼女の家からだと始発に乗らないと試験開始時間に間に合わないのです。
私の家からだと30〜40分もあれば行けるという事で、ウチに泊まる事になりました。
従妹の春菜(仮名)とは年に1回くらいのペースで会っていました。
ただ去年は会っていなかったので、2年ぶりの再会です。
母親から春菜が泊まりに来ると聞いた時は、あー久しぶりだなぁ、少しは女の子らしくなったかな?程度に思っていました。
・・・私の考えは激甘でした。
最後に見たのは春菜が中学生になったばかりの頃。
まだ小学生が制服を着ているみたいで、ほんの子供という感じでした。
それが2年の間に、手足はスラリと伸び、胸だって服の上から分かるくらい大きく、髪はキラキラ輝いているじゃありませんかっ!
街中で偶然会っても春菜だと気が付かないほどの変貌です。
小さい頃の春菜は、凄くお転婆な女の子で、私と一緒に泥だらけになって遊び回っていました。
しかし春菜の家は、いわゆる“名家”というヤツなのです。
広いお屋敷に広大な土地。
地元では知らぬ人が居ないくらい有名です。
どうも2年の間に家のカラーに染まった様子。
どこからどう見てもお嬢様です。
そんなこんなで3日間の共同生活が始まりました。
春菜はもちろん勉強です。
入試直前のラストスパートですから、邪魔をしてはいけません。
母は、「あんた高校生なんだから勉強を教えてあげたら」なんて呑気な事を言ってましたが、ハッキリ言って春菜は私よりもずっと頭がいいです。
学校では、2年生の途中からずっと学年1番だったそうです。
県内模試でもトップクラスで、地元の高校ならどこでも推薦で入学出来るとの事。
・・・私だって成績悪いわけじゃないけど、教える事なんか何も無いですー(苦笑)
そんなこんなで、夜になりました。
客間が使われているので居間でテレビを観ているわけにもいかず、自分の部屋でゴロゴロしていました。
・・・やる事がなくて暇です。
喉も渇きました。
水を飲もうと思って台所へ行くと、そこには春菜の姿がありました。
私「お湯なんか沸かして何をやってるんだ?夜食でも食べるのか?」
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