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元レディース総長2
登録者:えっちな名無しさん
作者:名無しの作者
(・∀・)4(・A・)1

俺35歳、嫁38歳。
15歳、10歳、8歳と3人の娘がいる。
前回は嫁との馴れ初め話を書かせていただいたが、今回は去年あった話を一つ書かせていただこうと思う。
ウチの嫁は青春時代に非行に走り、レディースの総長だった。
アラフォーになった今は流石にその辺の主婦となんら変わらぬ雰囲気になったが、やはり元ヤンのせいか今でも短気で気性は荒い所がある。
去年の話だったか、一番上の娘が文化祭の準備かなんかで連絡無しに22時か23時かに帰ってきた事があった。
嫁はそれに大激怒。
「中◯生が何時まで外出してんねん!あっ?!!」
ブチ切れであった。
娘も反抗期。
黙って引き下がらない。
「文化祭の準備があるからって昨日から言うてたやん」
「そんなもんでこんな遅くなんのか!?」
「なるわっ!」
「中◯生の分際でこんな時間までおかしいやろがっ!」
ここで俺がやんわり止めに入る。
「まあまあ、(長女)も文化祭楽しみにして一生懸命になってるんやんか・・・」
「ぉ前は黙ってェェェッッーィ!!」
「はぃ・・・・・・」
気弱なパパは元ヤンママに凄まれてソッコーで戦意喪失した。
しかし娘は嫁の血引いてるようで、簡単には負けない。
「ママの中◯の頃みたいに悪さしたりしてへんわっ!」
その言葉に俺は、
「フフっ・・・」
と笑ってしまった
「おまえ、なに笑とんじゃコラっー!」
女の喧嘩はおっかないと思い、俺はそそくさと2階の寝室に逃げ込んだ。
それからしばらく怒鳴り合いは続いたが、俺は寝室でスマホゲームをして我関せずを貫く。
程なくして静かになったなと思ってると、嫁が洗濯やら洗い物を済ませて寝室に入ってきた。
怒りの余韻もまだ冷めてないだろうと思い、足音が聞こえた段階ですぐにスマホゲームを止め、寝ているフリをした。
荒々しく嫁が入ってきた。
「おい!何寝とんねん!」
俺はダンマリを決め込み寝たフリを貫く。
「何のんきに寝とんねん!」
そう言って嫁は俺の布団を剥ぐ。
「ちょ〜なんやねん・・・」
「お前さっき笑ったよな?」
「え・・・・・・そうやったかな・・・」
「あの場面でよう笑えるよな!」
「いやァだって(長女)が的確な・・・」
「このボケーっ!おまえ親父やろが!ちゃんと注意しろや!」
「ゴメンゴメン・・・」
「ゴメンちゃうやろがーっ!」
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