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高垣楓と少年(4)
登録者:えっちな名無しさん◆CcpptR5s
作者:くりかえす
(・∀・)2(・A・)2


窓の外は白み、部屋の中が明るくなっている。いつの間にか夜が開けていた。
少年は泣き枯らし眠りに堕ちていた。パンツの中はまだ乾ききっていないねっとりとしたもので溢れ気持ち悪い。その気持ち悪さが昨夜の悪夢を蘇らせてくる。
「楓は」
少年は薄っすらと開けた襖の向こうを覗き込んでいた。楓の身体を押しつぶすように、商家の倅がでっぷりと脂肪纏った身体を押し付け、腰を必死に振っている。
「すごい。楓のまんこすごい。あれだけヤッたのにまだ締め付けてくる。きもちいい」
楓の中は今まで男達に嬲られ続けていたのに、初めて挿れた時から変わらず男根を優しく締め付けてくる。商家の倅は気持ちよさそうに声を蕩けさせる。
硬いものが身体の中で這いずる。商家の倅の身体に押さえつけられた楓は身動きを取ることはできず、ただ一方的にヤられることしかできない。
楓のオッドアイからはステージ上で煌めいていた輝きは消え失せ、涙も枯れ、涙が零れ落ちた筋だけが薄っすらと肌にこびりついている。
オッドアイはただ虚ろに見慣れ始めてしまった天井を眺めていることしかできない。
「かえで。カエデ。楓。楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓楓」
商家の倅は壊れた音楽プレーヤーのように何度も楓だけの名前を呼び、腰を振り続ける。
異常と言っても良い光景なのに周りの男達は気にする素振りはない。
犯される楓を肴にまだ酒を煽る者。スマホで異様な光景を残す者。男根を隠すことなく、仰向けで大股を開き寝ている者。麻雀をしている者。
中にはこれから仕事があり、気怠そうに部屋を後にする者など、皆思い思いに過ごしている。
少年の父親はタバコをふかせながら、友達の父親と他二人と一緒に麻雀をしている。
「楓。楓、楓の楓まんこすごい気持ちいい。またイッちゃうよ。だからまた楓まんこにたっくさん精子出すからね。
ぼくの精子で赤ちゃん孕んでよ。他のやつのだとだめだからね。イくよ。精子出よ。赤ちゃん作ろうね。作るんだよ。孕んでよ。イくよ、出すよ。楓まんこに精子だすよ───」
商家の倅は呪詛のように言葉を紡ぎ、でっぷりとした腹で楓を押さえつけ、腰を激しく振ったかと思うと、腰を楓にぶちつけ叫びながらイッた。
「あぁぁ。出てる。また出た。気持ちいい。楓まんこ気持ちよすぎ」
一方的に欲望を吐き出し、とろけた気持ちよさそうな声を上げた
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