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プライドの高い妻
登録者:えっちな名無しさん
作者:名無しの作者
(・∀・)3(・A・)2

私と夫との出会いは、運命的なものでもロマンチックなものでもなく
ごくありふれたお見合いのようなものだった。
高校を卒業後、私はテ●●スタッフという派遣会社に登録し
秘書検定にチャレンジしたり、様々な研修なども積極的に受講して
ある企業の総合受付スタッフとして勤務していた。
受付、、会社の顔とも言うべきこの仕事に私は誇りと責任を持って取り組んでいた。
そんなある日、昼食休憩から戻ってきた直後、受付にある内線電話が突然鳴った。
急いで、でも丁寧に、受話器を取ると社長からだった。
社長自らが、わざわざ受付に電話をしてくるなんて、かなりレアなケースだった。
そのせいか緊張で受話器を持つ手が震えた。
社長は、いきなり私の名前を尋ねてきたので、
電話に出る時に、「受付でございます」とだけで、名前を言わなかった不備を後悔しながら、
名前を申し上げると「すぐに社長室に来るように」と言われた。
いったい何なのだろうと、心臓をバクバクさせながら社長室をノックした。
部屋の中に入ると、社長ともう一人の男性が立ちあがって笑顔で私を出迎えてくれた
頭の中に?を浮かべていると
「受付でお見かけして、どうしてもお話がしたくて、失礼だとは思いましたが社長にお願いしてしまいました」
と男性が照れたような笑顔で言った。
これが夫との出会いだった。
当時、私は21歳、夫は40歳で、年の差がかなりあった。
それでも、「一目惚れしました」と素直に頭を下げる夫は、
それまで受付で私を口説いてきた男性達と比べると、かなりの好印象だった。
また、夫は父親の会社を継いだ2代目社長で、
私が受付をしている会社にとっては、かなり重要なお客様だった。
そのため、社長や営業部の偉い方、また派遣元の営業の方などからも
かなり押しに押されて、何度かデートをし、
そして、ついには、結婚することになったのだ。
夫は結婚初夜から、その片鱗を少しだけ見せ始めた。
私は女子高出身だったことや家が貧しくて遊ぶお金がなかったこともあって
完全に処女だった。キスさえしたことはなかった。
だから、初夜の時、部屋の電気を全て消して、暗闇の中、恐る恐る夫の腕の中に入った。
私が処女であることは夫にも打ち明けてあったためか、
夫はとても優しく私の身体を撫で、唇で愛撫してくれた。
私は最初こそ緊張していたが、いつのまにか安心して夫に身を任せていた。
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