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関東のとある女子高生です
登録者:えっちな名無しさん
作者:名無しの作者
(・∀・)4(・A・)1

関東のとある女子高3年生です。
半強制的に、この手記を書かされています。
私の学校は、中学〜高校〜短大とエスカレーター式になっていて、高校で編入してくる子もいますが、ほとんどは中学時代からの顔見知りです。
去年、私が2年になった時、友達の推薦で生徒会長に祭り上げられました。
テニス部のキャプテンもしていたので、とても両立できないと断ったのですが、同級生だけではなく、当時3年だったテニス部の先輩や1年の後輩までもが応援してくれるので、どうせ落ちるだろうと思い選挙に臨んだのです。
候補は4人いましたが、実際には私と綾香さんという人の一騎討ちでした。
綾香さんは、お父様が大企業の取締役で、私たちの学校は元々お金持ちの人が多いのですが、その中でも飛び出て裕福な家のお嬢様って感じでした。
4つ上のお姉さんが当時の生徒会長をしていたらしく、先生からの評判もよく、私が当選するはずなんてなかったのです。
ところが選挙の結果は、全生徒800人中、私の得票数が600票と圧倒的な勝利に終わってしまいました。
その時の綾香さんの顔は今でも忘れません。
他の友達や先生もいるので、表面上は、「おめでとう。頑張ってね」と笑っていましたが、その目の奥には私に対する怒りっていうか、なんかぞっとするような雰囲気がありました。
副会長と書記は首相制といって、会長の私が決めることができるので、中学からの親友の沙羅と智里になってもらいました。
この2人なら気心も知れてるし、一緒にいるだけでも楽しいくらい仲が良かったんで・・・。
生徒会室は本校舎3階にあって、演劇部の部室の裏側ですが、私たちの入学するずっと前に演劇部は部員不足で休部になっていたので誰も来ることがありません。
初めての生徒会活動は、生徒全員の要望をまとめて先生に渡す事でしたが、要望をまとめるにも全部で800枚以上もあるし、部活もあるのでなかなかできず、結局は土曜日の4時に部活が終わってから3人ですることにしました。
1時間くらい経った頃に、智里がどうしても抜けられない用事で帰ってしまい、私と沙羅の2人で続けました。
すると、綾香さんが5人の同級生を連れて生徒会室に入ってきたのです。
私「あれ?綾香さん・・・、どうしたの?」
綾香「お姉さんが生徒会長だったから、大体どんなことをどんな風にするか知ってるの。お邪魔
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