TOP
←1前 ↑2先頭
涙を浮かべ、
黙って何度も何度も頷き、
ゴメンな。本当。ゴメンなと、
声を詰まらせ、大粒の涙をボロボロとこぼしました。
私も泣きながら、お父さん。お父さん。
と何度も言いました。
お父さんは、目を真っ赤にして、
話をすることができて嬉しいと言ってくれました。
私は泣きながらお父さんの手を握りしめたまま
なにも言えませんでした。
それから喫茶店で2週間ぐらい話しました。
お父さんは、今一人暮らし。
お父さんが原因で離婚。
母が再婚してからは出入りも禁止だったそうです。
高校3年まで体育祭や、文化祭とか、毎年こっそり見に来てたと
照れながら話してくれました。
新しい家庭があるから、迷惑になるからと
こっそり会いに来てくれてたみたいです。
私は連絡先を聞き、またいつか会う約束をしました。
次は結婚報告かなぁ
とお父さんは優しい笑顔で言ってました。
お父さん。遠くてなかなか会えないけど、
会えなくても、私のお父さんだよ。
お父さんそっくりのパッチリな目、気に入ってるよ。
お父さんそっくりの色白助かってます。
お父さんゆずりの高い身長もいいでしょ。
でもお父さんゆずりの人見知りは、お互いなおそうね。
来年の夏も会いにいくね。お父さん。
出典:ブログ
リンク:ブログ
←1前 ↑2先頭
読み終わったら評価を投票してください。
現在の投票結果やコメントを読むことができます。
押してもらえるだけで更新意欲がわくです。
作者の創作意欲を削ぐような発言は絶対に止めてください。
違反するとアク禁ですよ。
「萌えない」を押した場合にはコメントは投稿されません。というかコメントは不要です。
萌える→
萌えない→
コメントがあれば下に記入してから押してください。
名前:
トリップ:
コメント:
TOP