TOP
←1前 ↑2先頭 3次ページ→
す!まず私に許可取って下さい、それに高いよ」
果帆も
「そうなんです高いんですw」と言って交わしたつもりが
高橋はズケズケと近寄ってきて
「○○なら・・・5万払う、その代わり、、、」と言って財布から5万円出してきた。
で山ちゃんが
「足りないんだよ!高橋!」と突っ込み
笑いでその場は収まったようだが、
俺はこの話を聞いて笑えなかった。
デリカシーの無い奴が居るもんだな、と少し引いた程です。
その翌月頃だったか、週末の夜
自宅で果帆の帰りを待っていたら
23時頃果帆からの着信、しかしながら電話に出ると知らない女性の声が
「あ、果帆さんの彼氏さんですか?私同じ職場の山本といいます」
「今、果帆さんとタクシーで向かっていて、多分近くまで来ているのですが、、、」
一緒に飲んでいた果帆が酔いつぶれてしまい、泥酔状態で同僚に運ばれてきた。
俺は直ぐ着替え、外へ出て迎えに行き
そして山ちゃんと一緒に部屋まで肩を貸して運びました。
うなじまでピンク色になって潰れていた果帆を寝かしひと段落。
山ちゃんにも家に上がって頂いたので、コーヒーを飲んで休んで貰った。
俺がご迷惑を掛けた旨を詫びると
山「いえいえ、果帆、まだ仕事大変そうだからね、ストレスも溜まってるみたい」
山「それに悩み抱えちゃうタイプじゃない?、彼氏さんも話聞いてあげてくださいね」
と少し含みの有る言い方をされた。
確かに、こんなに潰れるまでは飲むコじゃなかったので
心配だし、翌日話を聞いてみることにした。
今まで俺には何でも愚痴ってきたのに、俺にも言えないこと
心配掛けるのが嫌で言えなかったこと
案の定
果帆の
悩みの種は主に高橋からのセクハラだった。
残業内容は多岐に渡り、取扱い商品の知識を増やす為の書類作成、
処理など山積みなのにも関わらず
実際の商品である衣服をモデルとして試着しての写真撮影もお願いされていた。
デスクでPCワークしている時に
外回りから帰った担当営業などに
肩を叩かれたり、肩を揉まれたり
女性社員ならほとんど皆がされている事で
過剰に反応しても良くないと、我慢していたら
段々エスカレートしてくる
髪の匂いを嗅いだり、すれ違いざま胸に触れたり
給湯室で腰に手を回されたり、
試着中の着替えを覗かれた際には
強く怒っても受け流されたし
協力してるのに、最低だよ、と、嘆いて
←1前 ↑2先頭 3次ページ→
TOP