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懐中電灯をつけて中にあるソファーやテーブルなどが置いてあるリビング的な場所で待機する事になったのです。
そして待機している間の会話というのは、もう「幽霊のフリをして相手を脅かす」という本来の目的から離れ、「俺、A子攻めるわwww」とか「なら俺はB子いこっかなw」などと、攻めるというのはつまり痴漢するという事の意味となっており、僕も当時は、みんなでやれば怖くないの心理で、他の奴に負けないように、よし。俺も触りまくろうw と興奮めいた楽しみを抱くまでになってました。
そして19時30頃から俺たちは懐中電灯の電気を消し、意識を悪霊屋敷の全体に向けました。あと少しで何も知らない女子が3人、この真っ暗の空間に現れ・・・俺は女子のカラダを触りまくるんだwww みたいな興奮に包まれていました。
それから15分か、20分が経過したのかわかりません。9人の中の男子の誰かが、小声で(しっ!!! 音がした!!!)と俺たちに注意を促してきたのです。
そしてさらにシーンとなる俺たちでした。
すると、たしかに俺たちが侵入した裏の塀からボキボキと草木を踏むような音がし、僕達が潜んでいるリビングの裏路地が、侵入ルートとなっているので、侵入ルートを歩いている女子たちの会話がよく聞こえました。それは「電気は?」とか、「やっぱやめない?怖くなってきた・・」などという声が聞こえてきたのです。
僕たちは(来るぞww 来るぞwww)とドキドキとワクワクが頂点に達し、、、今か今かと身を潜めていました。
そして女子達は侵入ルートから屋敷への玄関入口に入り、、ミッシミッシと足音を立てて、僕達がいるリビング的な空間に近づいてきているのでした。(めちゃめちゃ興奮してきました)
そして女子が完全にリビングルームの中に侵入すると、今までソファーの影に隠れてた最も近いやつが、「ンンン!!!〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」と、喉で鳴らしたような音を出しながら(相手を怖がらせるために)飛び出ると、女子は「うぎゃあああああああ!!!!!!」と悲鳴をあげて来た道を返していこうとしたのです。
錯乱する懐中電灯の光、中には一人の女子が懐中電灯を落とし、そのまま床に転がる電気の筋道も見えました。そして逃げる女子をさらにリビングの入口付近に隠れてた男が、「うがあああああああ!!!!」等といい通路に立ちはだかると、女子は来
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