親父の話。
2007/12/21 18:04 登録: えっちな名無しさん
899 :本当にあった怖い名無し:2007/12/17(月) 22:32:51 ID:YSPopNMY0
うちの親父の話。
うちの親父は終戦記念日直後に産まれた。
母親(祖母)は間もなく亡くなり、父親(祖父)は一人で養育できないので、兄(大伯父)夫婦に子どもを預けた。
親父は大伯父を本当の父だと思って育ち、実の父である祖父を親戚のおじさんだと思ってた。
で、数年後祖父は白血病になり床についた。
親父はまだ3,4歳でそのことはあまり理解してなかったらしいが、
祖父が亡くなる前の夜、枕元に祖父の姿を見たそうだ。
祖父はえらく顔色が悪く怖かったので、親父は「おじちゃんがきた!!」と大泣きしていたらしい。
結局、祖父が本当の父親であったことを知ったのは高校入る頃。
「死ぬ前に会いにきたんだろうな」と親父は言ってる。
出典:こういう話
リンク:切ないね
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