恐慌サンタ in 病院
2007/12/24 11:02 登録: 名無しさん
イブの朝っぱらから、持病の発作が出て近所の救急外来の世話になった。
祝日の早朝とはいえ外来の待合室は結構込み合ってた。
ようやく診察室に案内されると、隣では手に太目の棘が刺さった子供が父同伴で来ていた。
子は4歳くらい。父は30代中盤だろうか。
子「ギャーっ!!イタイイタイ!触ったら痛いよぅ(T-T)」
先生「そかそか。いたいよな。でも抜かないと。」
とピンセットを手に取る。
先生「ちくーっとするけどちょっとがまんだよー」
子「やだーっ!やだやだ!!!それやだーーーーっっっっ!!!あ゙−−−−−っ!」
父「せんせい。なんとか、麻酔とかなんとかなりませんか・・」
先生「お父さん外に出てもらって」
看護婦「はい」
父「たけしーたけし!わかりました。黙ってみてますから」
先生「たけしくん。今日クリスマスだね。毎年サンタさん欲しいものくれる?」
子「毎年DSほしいっていってるのにくれない」
先生「たぶん、これガマンすると、今年はDSもらえると思うよ。先生約束する」
子「ほんとにぃ?ヒックヒック(T-;)」
先生「ホント。先生、サンタさんと知り合いだから、ねお父さん」
父「!!!!」
子「ホント!?(パアアア」
先生「じゃ、ちくっとするけど、男の子だからガマンだぞ」
子「うん」
こうして棘は無事除去されました。
出典:たった今順天堂大学病院であった
リンク:オリジナルです。
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