うちのマサオさん

我が家には地元の駅前で活動している動物を守る会から貰った２歳になる茶トラのオスニャンコが居る。
なまえはマサオさん。
滅茶苦茶甘えん坊で、四六時中俺の後ろを付いて回る。寝るときもくっついて寝る。
顔は整っていて非常に美形だ。独り言が多く、常にうにゃうにゃゴロゴロ言っている。

先日、もう一匹預かってくれないかと守る会から連絡。部屋的な余裕もあったのでご対面。
クロブチのクロさん（仮）。柄はグチャグチャだけど愛嬌のある顔。
マサオさんのことは心配ではあったが、「マサオさんと合わなければ返してくれていい。試して欲しい」
とのコトだったのでとりあえず１週間預かることに。
　
着くなりマサオさん大警戒。一方クロちゃんは悠々自適。２時間もするとお互いの距離は詰ったが、
その後取っ組み合いの大喧嘩。仕方なくクロちゃん（仮）をケージにしまう。

３０分くらいでクロちゃん（仮）が寂しそうになき始める
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ケージから出す
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マサオさん突撃
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大喧嘩
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ケージにしまう。

この繰り返し。こりゃダメかな・・。

マサオさん、クロちゃん（仮）にご飯をあげ、人間用のご飯作成に着手する。
大根剥きに夢中になってると二匹の姿が見えない。

これはいけません。マサオさんは２歳。クロちゃん（仮）は６ヶ月。マサオさんが本気になれば
クロちゃん（仮）はひと捻り。

慌てて探すと、寝室に気配。刺激しないよう恐る恐る覗く。
ベットの上で丸くなるマサオさん。その内側に抱かれるように更に小さく丸くなっているクロちゃん（仮）
ぺろぺろとクロちゃん（仮）の頭を舐めるマサオさん。

「お。仲良くしてる！」

と思うと同時にこちらに気付き振り返るマサオさん。
立ち上がるやビシっとクロちゃん(仮)の頭を引っぱたき２，３歩歩き、自分の毛づくろい。
いきなりの猫パンチにキョドるクロちゃん(仮）

うちのマサオさんはツンデレでした。

出典：うちの子です。
リンク：オリジナルなのです。