少年実話 5
2008/03/17 15:15 登録: えっちな名無しさん
今回の話は親子
携帯に「娘を知りませんか?」と元彼女の父親を名乗る男性から
電話がありました。彼女とは1年以上も前にケンカ別れしていました。
事情を聞くと、2週間前から連絡が取れず、上京して来たとの事でした。
開口1番「娘は何の仕事をしていたのでしょうか?」に言葉が詰まりました。
「僕と付き合っていた頃は美容院に勤めていましたが。」勿論、嘘でした。
親父さんと2人で彼女のマンションに行きました。
管理人さんにカギを開けてもらい、中に入りました。懐かしい部屋は
1年前の一緒に住んでいた頃の面影はなく、ゴミの山でした。
「あの子が都内の2LDKに住めるほど、稼げる訳がない…。」親父さんはそう呟いて、
俺の方を振り返り、「本当の事を教えて下さい。」と土下座されました。
困り果てていると、そこに彼女が男(ホスト)と共に帰ってきました。
見覚えのある我々2人をみて彼女は玄関で呆然としていました。
1年振りの彼女は痩せてと言うよりかなりヤツレていました。
事態が理解できない男は「何だ、てめぇ〜ら!!」と俺は襟首を捕まれました。
その時!親父さんが上段回し蹴りを男にお見舞いしました。一瞬でした。
その後、世にも奇妙な父・娘・彼氏・元彼(俺)の話し合いが始まりました。
彼女曰く、「彼とお店を持つ為に一緒に頑張っているの。」
誰が聞いてもキッチリ、型にハメられているのは歴然でした。
親父さんが「自分で店を持ってから、娘を迎えに来い!!」と当然の事を言いました。
俺は仕方なく、彼女に「いくら貸してんねん。」と聞きました。
彼女は貸していないと言い張るので、男の方に聞きました。
親父さんも「正直に言わないと殺すぞ!お前!」と男に聞きなおしました。
男は俯いたまま震えた手で5と示しました。
「お前、本気でウチの子と一緒になる気あるのか!」
「無いなら、今すぐ消えろ!」親父さんの言葉と共に男は飛び出して行きました。
彼女は泣き崩れ、親父さんは部屋を片付け出しました。
その日、俺は親父さんに何故か帰ることを拒まれ、彼女の部屋に泊まるハメに…。
着替えをしていた親父さんの背中には菩薩像が描かれてありました。
彼女はこの時、薬物中毒だった為、現在、地元の病院で治療しています。
出典:?
リンク:?
(・∀・): 47 | (・A・): 25
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