中学時代の話
2008/03/17 20:45 登録: えっちな名無しさん
121 :えっちな18禁さん:2008/02/03(日) 21:27:46 ID:svvfIisN0
授業が終わって休み時間。
ぶらぶら廊下を歩いてると、隣のクラスのYさんが後ろから小走りに走ってきた。
Yさんは真面目でおとなしい、優等生タイプな女の子だ。
一応眼鏡っ娘だったことも付け加えておく。
ちなみに自分とは1回同じクラスになっただけで、別に親しいわけではなかった。
そのYさんが、自分の横を走って通り過ぎる。
真面目なYさんが廊下を走るなんて珍しい、と考えてると、Yさんはいきなり足を止め、こっちを振り
向いて行く手に立ちはだかった。
何だろうと思いながらYさんの方を見て……自分の体は固まってしまった。
Yさんは目に涙を浮かべ、今にも泣き出しそうな表情をしていた。
しかも、体を小刻みに震わせている。
一体何事だ!? Yさんのただならぬ様子にビビり、焦り、言葉に詰まる自分。
Yさんは潤んだ瞳でこちらを見つめると、消え入りそうな声で静かに言った。
「……もれちゃう」
……え? は?
予想外の言葉にポカーンとしてる自分を尻目に、Yさんは踵を返してトイレへ駆け込んでいった。
トイレのドアを閉める「バタン!」という音が廊下まで聞こえたことを考えると、授業中に相当我慢
してたんだろう。
しばらくしてトイレから出てきたYさん。
今度は自分の横をさっさと素通りし、教室へ帰っていった。
ちなみにその時のYさんの表情は、一点の曇りもない晴れやかなものだったことを付け加えておく。
Yさんはどうしてあの極限状態の中で、わざわざ足を止めてまで自分に恥ずかしい告白をしたのか?
それは永遠の謎だ。でも、ただ一つだけ言えることがある。
あの時のYさんのしぐさ、表情、言葉には、萌えの要素が詰まっていた、と。
出典:学校で起こったHな体験談
リンク:http://venus.bbspink.com/test/read.cgi/hneta/1182025370/l50
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