女のれー3
2008/03/23 12:35 登録: 名無しさん
前編:女のれー2
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漫画を読みながらもなにやらウワノソラの千穂。俺もゲームをしながらもウワノソラ。なんとなく間が持たない。
夕方、日も陰ってきた頃、「お酒とってくるわ」と部屋に戻ろうとするので、「や、帰れよ。本もって行っていいから」。
正直、いつもよりちょっと短めのスカートから伸びる肉付きのいい足が気になってしょうがないながらも、昼、梢とのお楽しみを中断されてもんもんとしてた。
また千穂に降りるのも期待は出来るが、ただ苦しそうに悶えるのを見るだけではつまらない。それはそれで楽しめたが、それ以上は無いからな。何より俺は気持ちよくないし。
ここでようやく千穂は困ったように笑って「なんだよー、彼女でもくんのか〜?」と言って俺を小突いた。やべぇ。ちょっとカワイイ。ぐっと来た。
彼女なんかいない。セフレのようなのは居たが。それはコイツも知っているはずだ。「彼女などいらん」
「はいはい。じゃお酒取ってくるからまっててね〜。沖縄のお酒なんだよ♪」
なんだか妙に色っぽいし、奴が梢降臨に期待しているのは間違いないな。
梢の攻めに最高潮になってるところで叩き起こしてやってしまうか。や。そりゃまずい。
何より俺は今の千穂を含めた友人関係に満足している。いくら女関係には相当いい加減な俺でも、さすがにそれを壊すつもりは無い。
酒とつまみを取って戻った千穂はいつもの千穂に戻っていたように見えた。「のものも。つまみも持ってきた」
あ。辛子レンコン。俺大好き。つか、前言撤回。こいつを女としてはやはり見れない。泡盛と辛子レンコンておっさんかよ。
ここでひとつカマをかけてみる。
「お前んちで飲もうぜ」
「や、部屋散らかってるし、もう持ってきたから○○の家でいいじゃん」
ハイ嘘〜。お前が部屋散らかってるのを気にする?下着も何もほったらかしで、来客があっても部屋の隅に押しやるだけの癖に。
梢の虜になってるのは間違いない。まぁ今夜は千穂のモジモジを見て一人エッチでもするか。それも悪くないと思い始めた。
辛子レンコンと強めのお酒で二人ともいい気持ちになった頃、強烈な睡魔に襲われた。千穂も相当酔ったらしく「好きだよ○○ぅ〜」ともたれかかってくる。
まぁこいつは酔うといつもこんな感じだ。誰にでも。
いつもより激しく酔ったようで、俺の唇を奪いに来る。あまりに突然のことに、つい素になって胸をどついてしまった。
仰向けに倒れる千穂。「あ。ごめ・・・」「やや。ごめん。あたしもちょっと飲みすぎだね」素になる二人。
再び間が持たない。陽気な自動車学校のCMが流れる。対照的に重たい空気。どついたときのむにゅという感覚が手に残る。
空気に耐えられず、その後も二人で他愛の無い話をしながら飲んでいた。頼むから帰れよ・・。
どんだけ飲んだだろう。俺は寝てしまったらしい。胃の不快感で目が覚める。飲みすぎだ。気持ち悪い。部屋は真っ暗。テレビだけがついてる。バッテン荒川のクリーニングのCMが流れる。
横を見ると千穂がスヤスヤと寝息を立てている。いくらお隣さんで仲良しお友達とはいえ、これは無防備すぎるでしょ。こいつも俺を男としてみてないんだろうな。
そのとき、梢が来た。千穂に来た。空気が重くなるとかそういうのじゃなくて、暗い部屋の中にぼうっと、俺に来るときのように見えている。
「こずえ・・・」とつぶやく俺。梢はこっちを向くと優しく微笑んだようだ。そのまま千穂に体を重ねる。
同時に「・・・ん」っと声を出す千穂。梢が何をしてるのかはよく見えない。今はただ千穂の体に重なっているようにしか見えない。
前回よりも大きめに動く千穂。千穂の手が胸に伸びる。一瞬いろいろ期待したが、胸の上に手を添えただけでそれ以上の進展は無かった。
テレビの明かりに浮かび上がるきれいな足がモジモジとこすりあわされるビジュアルと、かすれた声の混じる女の息は俺の理性をガリガリと掻き毟る。
落ち着け俺。ミニスカートはまくれ上がり、水色のパンツが丸見え。腿が強く閉じられているため重要な部分はよく見えないが、お尻の側までしっとり濡れているのが見えた。
たまらず千穂の横に移動。千穂は向こうを向いているので目の前に千穂の髪の毛が。すごくいいにおい。と、突然こちらに向く千穂。顔同士が触れそうになるほど近い。面食らう俺。
そんな俺のことなど当然知るはずもなく。唇同士が触れそうになるほど近い距離で吐息を漏らし続ける千穂。
苦しそうに眉を寄せる千穂の顔に俺の理性が吹き飛ぶ。唇を重ねる。「んんっ」と声を上げる千穂。や。だめだ。これ以上はだめだ。抱きしめたい気持ちをグッと堪えて起き上がる俺。
風呂に入りシャワーを浴びる。ガマン汁で息子は大変なことになっていた。セフレ女の家に行く手もあったがさすがに時間が非常識すぎるし、千穂を置いていくのも抵抗があった。
というわけで自分で処理する。「こずえ・・・こずえっ」梢の名を呼びながらも想像したのは、もちろんこのガラスの向こうで快感に悶える千穂だ
部屋に戻ると千穂はスヤスヤと寝息を立てていた。俺は部屋の反対側に布団をひき横になる。
次に気が付くのは、体が自由にならない状態に機がつくときだ。
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つづくかも
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