ネット右翼という妄想
2008/03/24 21:44 登録: えっちな名無しさん
次に問題になるのが、双方向性メディアであるネットが、情報回路の上流にいる <送り手> から
下流にいる <受け手> に情報伝達を行う従来の <情報のヒエラルキー> を解体していくことだ。
すでに <受け手> 同士の情報交換で、情報リテラシー能力が高まっているので、 <送り手> が
与える情報が新聞であろうと、テレビであろうと、ネットであろうと、たちどころに <受け手> によって
解析され、一次情報が裸にされてしまうシステムが自然と構築されていたのだ。その時点で、
<送り手> はすでに検証される対象となり、<受け手> にとって上位の位置を占められなくなったの
である。
(略)
しかも、わが国の場合、既成メディアの左傾偏向報道が四年前の小泉訪朝と日韓W杯開催
であからさまになったことも拍車をかけた。火に油を注いでしまったのだ。これは、三年前から朝日、
共同という戦後サヨクメディアの主流がネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」を批判し出したことに
繋がっている。「2ちゃんねる」や「2ちゃんねる」をポータルとする言論系ブログの隆盛が、それまで
世論をリードして来た旧思考メディアと悉く対立するようになったからだ。「新しい歴史教科書を
つくる会」の存在も大きな影響を日本社会に与えた。朝日新聞の偏向報道や国内外の反日
勢力の妨害で教科書の採択率が低くなっても、<自虐> という呪縛から解けた人が特に若い世
代に多かった。そして、最近では旧思考メディアから「ネット右翼」なる珍語まで生まれるに至った。
何か特殊な人たちが特定の党派性をもってネットに書き込んでいるに違いないという、一種の妄想、
共同幻想を持たないと、旧思考サヨクは精神の平静を保つことができないからだ。TBSや毎日新聞、
朝日新聞が昨年から今年にかけてその種の特集を組む理由もそこにある。
「VOICE」1月号掲載164P 「ブログがマスコミを喰う日」から
出典:2ch
リンク:2ch
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