さきがけ

2004/09/29 22:02 登録: 「。C5ERO.EtCo

 
教職免許を取った俺は某市立女子高の教師になることができた。
フフン、俺の筋肉美で、ジョシコーセーどもをクラクラさせてやる。
女子高の門をくぐると、そこにはトンデモネエ光景が広がっていた。

「女塾名物!油風呂!」

アジャ・コングの群れが煮立った油のタライ風呂に入っている。
しかもその上に火のついた蝋燭を立てた船を浮かべてやがる。
やべえ、この女子高やばすぎる。

回れ右をして出て行こうとしたが、背後から肩を鷲掴みにされた。
振り向くと、和服を着たハゲ頭の怪女が仁王立ちしていた。

「アタシが女塾塾長!江田島平八子だわよっ--!!!」

俺はもう逃げられないことを悟り、その場で舌を噛み切った。
意識を失う直前、「王大人子、死亡確認!」 という声が聞こえた。

(完)

(・∀・): 110 | (・A・): 295

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