至高vs究極のオナニー 全編

2008/04/16 20:43 登録: カリや膣

某イベントにて
「やはりサークル○○の作品は逸品ですなぁ」
「ええ、この洗練された線といい色遣いといい
表紙を見るだけでその素晴らしさが実感できますよ」
「やはり大手の実力というやつですかな、ハッハッハッハ」
「ハッハッハッハ」

「たかが大手に何をありがたがってるんだか」
「なにぃ!?聞き捨てならんな。オイ、貴様どういうことだ!」
「確かにどれも売れ筋の作家だ。
原作をよく理解し、その手の信者を引き込む魅力を大いに持っている」
「フン、あたりまえだ」
「だが、どうでしょう?あなた達はこれをオカズに使いたいと思いますか」
「――ッ!?」
「これで抜くには絵柄もストーリーも淡白すぎる
オカズを欲しているという買い手の心理を全く理解していない」
「この男、言わせておけばぁ〜〜!」
「ああ言ってやるさ○○は三流作家だ!とても使えたもんじゃないね」
「クッ、そこまで言うからには貴様はもっと凄い作家を知っているというんだろうな!」
「少なくともここに山積みされている同人誌よりは
よっぽど質の良いものを知っているつもりだ」
「ほほう、もし貴様の言ったことが嘘ならオタクでいることを一生後悔させてやるぞ」
「いいでしょう、一週間待ってください
とっておきの同人誌ってやつを披露してさしあげますよ」



一週間後、至高vs究極のオナニー会場
「さてさて、シロウはどんなオカズを拝ませてくれるんやろうな?」
「ハハハ、楽しみですな」

「いつになったら、その同人誌とやらは出てくるのかね
私はこの一週間、この日のためにオナニーを我慢してきたんだ」
「そろそろ、良い頃でしょう。女将さん、お願いします」
「こ、これは!?全部ホモ漫画ではないか!!」
「その中でも腐男子向けのソフトBLやショタ物を取り揃えました。
どれも昨日の即売会で仕入れたばかりの旬物ですよ」
「こんな下衆な物を見せおって……不愉快だ!帰らせてもらう!!」
「ろくに中身も見ずに帰るというのですか。同人ヲタが聞いて呆れますね」
「クッ!いいだろう。だが、私がこの同人誌を読んで勃起しなかったときはお前の最後だからな」
――パラリ。
「こ、これは!!う、うそだ私が、こんなホモ漫画で勃起するわけがない!
だが、今にもトイレに行ってしまいたくなるようなこの熱い衝動はなんだ!ホモ漫画だというのに!」
「何故だかわかりますか」
「私は男の尻にもナニにも興味はない。断じてホモではない!
だがこの同人誌に限ってはどうだ?性癖を超えさせてまで性欲をくすぐるオーガズムがある!」
「理由はこの同人誌を描いたのが男性作家であるということです」
「男が描いているだと?……このホモ漫画を」
「別に珍しいことではありませんよ。同性同士のセックスを好む作家は少なくありません。どの道、変態ばかりですからね。
一方、先日あなた方が褒めていた同人誌は男性向きとはいえ、女性作家が書いたものばかりだ
おそらくは思春期の大事な時期に、現実の異性に相手にされないで育った質の悪い腐女子でしょう
絵は繊細で作りも丁寧だがいまいち男が勃起するポイントを心得ていない」
「な、なんということだ。私の目が曇っていたとは……」
「大切なのは同人誌がエロ目的なのだということを忘れてはいけないことです
原作ありきで全てを評価してしまってはオナニーの可能性を見失ってしまう」


「では、至高側のオカズの品評に映らせていただきます。ユーザン先生」
「……フンッ、実に下らん。究極のオナニーなど、言葉通り自慰しか知らぬ愚か者の戯れにすぎんな」
「なんだとッ!!」
「こんなナニに糞を塗られるようなホモ同人では
アソコも萎んでしまうというのだ!」
「じゃあ、アンタはもっと凄い同人誌を用意してるとでも言うのか!」
「いいだろう、私の同人誌を持ってこい」
「こ、これは!!?……寝取られ輪姦モノだと!しかも、全てが女性作家によって描かれたもの」
「シロウ、貴様はさっき女の作家は男が勃起するポイントを心得ていないと言ったな」
「……ぐッ!」
「自分の考えがどれだけ浅はかなものだったか知るが良い、この愚か者め!」

次回、至高vs究極のオナニー 後編

出典:オリジナル
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(・∀・): 111 | (・A・): 48

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