不思議な出会い

2008/04/25 23:58 登録: えっちな名無しさん

これは先日僕自身が体験した本当の出来事です。

都会では珍しくない事なのかも知れませんが聞いてください。


僕は今年地方の大学を卒業して就職の為にある田舎町から東京へ出てきました。

大学時代は自宅から通学していたので初めての1人暮らし・・・

会社に入ってすぐに花見を兼ねて新入社員の歓迎会がありました。
僕は同期で入社したS子さんに好意を持っていて少しでも気を引こうと
S子さんの横の席の人に変わってもらってずっと話をしていました。

でも話の中でS子さんには彼がいる事を知りました。
もしも彼がいなくても僕が好みのタイプではない事も・・・


歓迎会終了後、他の社員はいくつかのグループに分かれて
カラオケとかの2次会に行ったようです。


僕は賃貸マンションの近くの飲み屋で自棄酒を飲み
ベロンベロンになって部屋に帰りすぐに寝てしまいました。

夜中に布団に何か入ってくる気配がしたのですが
その時はまたミーが潜り込んできたんだと思いそのまま寝ていました。

ミーとは田舎で飼っていた猫の事で、
よく考えればその部屋にいるわけはないのですが・・・・


そして朝目覚めると知らない女性がピッタリくっついて
僕を抱きしめるように寝ているではありませんか。

ビックリして飛び起きるようにベッドから降りるとその女性も目を覚まし
僕の顏を見てお化けでも見たような顔に変わり、ただ一言!

『あんた誰??』

それは僕の言うセリフです。

お互い下着だけと言う姿だったので、まず服を着た後で話し合いました。


その時彼女から聞いたのは、

名前はM美。僕より2歳年下の二十歳。短大を卒業したところ。
付き合っていた彼が最近連絡をくれないから
もらっていた合鍵でコッソリ入ってきてベッドに忍び込んだそうである。

酔ってるせいかすぐに気付いてくれないから
後ろから手を回すように抱きしめて一緒に寝てしまったとか。


僕の見たM美の感想は細身で胸も大きくはありませんが優香に似ています。
(下着姿の時にしっかりと目に焼き付けました。)

何も無かったとはいえ、一緒に寝た事が恥ずかしいんだと思います。
話してる時の顔が赤くなって正直言って好きになってしまいました。

S子・・・?誰ですか、それは・・・みたいな。(笑)


連絡も無く彼が引越しをしたという事は・・・ もしかして捨てられた?

僕の提案で彼の携帯に電話をかけてみたら
『お客様のご都合により、この電話番号からはおつなぎ出来ません』
というメッセージが聞こえてきました。


彼女の目からは大粒の涙が・・・・・

僕は彼女をそっと抱きしめて、静かに彼女の耳元で僕の気持ちを伝えました。


その時の会話を簡単に書いてみると

僕『彼の代わりにはなれないかも知れないけど僕と付き合いませんか?
  田舎から出てきたばかりで友達もいないんで友だちからでもいいから・・・』

M美『こんな私でも良いんですか?』

僕『あなたさえ良ければですが・・・ 一緒に寝た仲だし・・・
  僕はあなたに一目惚れしてしまったようです。』

M美『彼のお古だから・・・』

僕『そんなの関係ありません。あなたは綺麗ですよ。
  それに・・・ 合い鍵を作る手間も省けるし。』

最後のひと言で彼女が僕の前で始めて笑いました。


それからは仕事が終わると毎日のように彼女は部屋に来るようになり
夕食を一緒に食べたり、テレビを見て大笑いしたり・・・


まだ始まったばかりの恋愛です。
テレビドラマのようにはいかないかも知れませんが
彼女とならずっと一緒にやっていけるような気がします。


出典:住人が変わる時
リンク:ドアノブは変えないのかな?

(・∀・): 144 | (・A・): 40

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