仕事を辞めた理由
2008/05/05 00:49 登録: えっちな名無しさん
お前らさ…
高級料亭に行ったときとかある?
ワーキングプアのオマイラにあるわけないよなぁ…
俺は一度だけあるんだよ、まだ現役一流商社マンだったころ。
料理が
…但馬牛の味噌付け、地鶏の炭火焼き、黒豆のプリン等…
半端なく高いの!
まぁ接待なんで会社もちだから、俺が払うんじゃないんだけどね。
で、その時のクライアントが変態で『君の体で男体盛りさせてくれたら契約しよう!』とか言いだしやがる。
唖然とする俺。
すぐさま俺の上着を脱がせにかかる上司。
『会社の命運がかかってるんだ、頼む』とか言ってくるわけよ、涙目でね。
もうなっちゃったよ、裸に。
そしたらそのクライアント、俺のチソチソの上に執拗に刺身盛ってくるの。
盛った刺身を食うのかと思いきや、ただ盛り付けて喜んでるだけ。
でも笑いながら箸でチソチソをいたぶったりするんだ。
俺は耐えた。目を瞑ってジッと耐えたね。
なんとか契約成立したよ。上司からすげぇ感謝された。
でもどうしようもなくやるせない気持になって、刺身を皿に戻しながら俺は泣いた。
帰りにそこの板さんが、ポンと俺の肩を手で叩いて励ましてくれた…
板さんの手はゴツゴツしてて叩き方も荒っぽかったけど、嬉しかった…
そして鮎の塩焼を一尾くれた…
美味しかった…
その鮎はカリカリに揚がって香ばしくて、こんな素晴らしい若鮎をもらえる私は、きっと特別な客なんだと感じました。
そんな今では私がこの店の華板。
客にだすのはもちろん使いまわしの食材ばかり。
なぜなら客は食通ぶっているだけで味がわからないからです。
出典:甘くてクリーミー
リンク:飴ちゃん
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