泥酔女(エロなし)
2008/07/04 22:07 登録: えっちな名無しさん
仕事終わった後に、友達と会っていたんだが話し込んでしまい、夜中の三時頃に帰宅
さっさと帰宅しないと明日(日付では今日)の仕事に響くので足早に家路へと着く
と、変なものを見つけてしまった
泥酔しているであろう金髪のギャルが、一人で地面にへたりこんで泣いている
気になる
でも面倒そうなので、とりあえず逃げる俺
…でもやっぱ気になる
五分ほどして引き返す
すると、遠目に二人見える
なんだ
やっぱり友達がいたんじゃないか
が、よく見るとホームレスだ
ホームレスのオッサンがギャルに寄り添ってる
これは…助けなきゃ最悪の事態になりかねない
オッサンの肩を叩き「オイコラ、テメェ人の女に何してんだ!」とDQNぽくありきたりなセリフを吐く
するとオッサン
「お前の彼女なら目を話すな!」と逆ギレした挙げ句に俺の頭にグーパンチ
流石にムカついて殴り返すとオッサンの左頬にクリーンヒット
パッチーン!!といい音と共に吹き飛ぶオッサン
こんなんで吹き飛ぶなんてちゃんと飯食ってんのかよ…
そして去るオッサン
残される俺とギャル
相変わらずギャルは泣いていて「い、痛い痛い痛い痛い。ゴメンナサイ。ゴメンナサイ」と半狂乱状態
話しかけても反応なし
困った
荷物も持ってない様子
携帯は持っているが電池切れのようだ
身分証があればタクシー乗せるなり、漫画喫茶においていくなり出来るんだが…
ここらへんは飲み屋ばっかでまともな店もない
あるとすれば朝六時までやってるカラオケか24時間営業のマック
マックもこの時間帯は変態親父とDQNの巣窟で、流石に女の子一人放置は危ない
かと言ってうちに連れていく訳にもいかない
拉致とか勘違いされたら嫌だし
ラブホなんてもってのほかだ
とりあえず水を飲ませて酔いを覚めさせておこうと思い、近くのコンビニで水とアルコールを中和させるグレープフルーツジュースを購入
はぁ…見ず知らずの他人に俺は一体何をしているんだ…今日仕事だよ…
とプチ鬱になりながらも、ギャルの元へ
体制を変えさせて水を飲ませる
ひたすら飲ませる
案の定吐く
よし
吐けば大分楽になるだろう
水で吐かせた後はグレープフルーツジュースを飲ませる
「もう…無理」と言うが無視
介抱は慣れている
無理矢理でも飲ませなきゃ明日に残る
一時間は介抱しただろうか
ギャルも泣き止みやっと落ち着いた模様
良かった良かった
すると今度はグーグーと気持ちの良い寝息
オイ
状況は悪化した模様
とりあえずお姫様ダッコで近くのベンチに連れていく
脱力している人間って普通は重いのにギャルは身長も小さく、さらに細身の為か軽い
これでよし
さてどうするか…つぅか早く寝たい…
横で爆睡するギャル
困ってる俺
なんだこの絵面は
とりあえず朝方だし、安全だろうと思いマックに連れていく
店員に事情説明にやっとこさマックの席へ
ギャルを寝かせ、俺も仮眠
目を覚ましたのが六時
疲れからか頭が痛い
なんで見ず知らずの他人の為にココまでしているのだろう
その答えなんか見つかる訳もない
とりあえずコーヒーを飲み、様子見
それから30分後にやっとギャル起床
「んぁ?え?」と訳の分かってない様子
そりゃそうだ
「え?誰ですか?」
そりゃこっちのセリフだよ
とりあえず事情説明
ギャルは「記憶なくて覚えてないです…」と反省している模様
さてと、ギャルも起きたし我輩は去るか
と立ち去ろうとすると「え!ちょっと待って下さいよ!」と呼び止めるギャル
なんだねチミは
「今度お礼させて下さい」とか言いやがる
俺は最近ツラい失恋をしていて、女…とゆうか人間に興味がない
「いやいいから」と去ろうとするも食い止めるギャル
全くトコトン迷惑な奴だ
仕方なく番号とメアドを紙に書き写して、仕事へ
お礼のメールがさっき来ていた
これからどうするかは俺次第なんだろうが…面倒だ
でもまぁこれも何かの縁かな…
とりあえず今からギャルがご飯奢ってくれるそうなので寝不足な身体を引き摺って行ってきます
出典:本当に今日の話
リンク:ノンフィクション ノン釣り ノンネタ

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