原辰徳が大リーグでプレーしていたら?

2008/07/12 09:57 登録: えっちな名無しさん

あの時代だとメジャー契約はないだろうから、マイナースタートかな。

始めはストライクゾーンの違いに戸惑うものの、10試合を経過した辺りから順応し、
持ち前の長打力でホームランを量産し始める。
マイナーで25試合経過時点で .358 14HR 51打点という好成績が首脳陣の目に止まり、
ついに念願のメジャー昇格。
 
メジャー昇格後初戦で原は鮮烈なデビューを飾る。
初打席こそポップフライに倒れるが、第2打席には逆転3ラン、第3打席にはダメ押し
となるソロホームランを放ち、翌日地元紙は原のことを“日本からの最高の輸入品”と
称した。

しかし、これは原の最初で最後の輝きだった。
次の試合はノーヒット(4ポップフライ)で、早くも原はポップキングなどと
叩かれ始める。
原は結局8試合 .111 2HR 4打点という成績でマイナー落ちを言い渡される。
気落ちした原はそのまま引退。それから原を見た者はいない。

 
 
私は仕事でニューヨークへ来ている。
世界で最もエキサイティングな街。
夢を掴むためにニューヨークへ辿りついた者、
また、夢に破れボロ着をまとい徘徊する者。
私は地下鉄を待ちながら原のことを考えていた。
すると一人のホームレスが私に日本語で話し掛けてきた。
くたびれた真っ黒い顔だが日本人であることは分かった。
そして見覚えのある顔だった。

電車がやってきた。
私は「ナイスホームラン」と一言呟き、そのホームレスに100$渡した。
ボロ着をまとったその男は、地下に響き渡るほど大声で泣き崩れた。

出典:原辰徳が大リーグでプレーしていたら?
リンク:http://bubble6.2ch.net/test/read.cgi/meikyu/1210158504/

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