トイレ戦争

2008/08/03 23:18 登録: えっちな名無しさん

これは俺が中学三年生のときの話だ。

俺の中学は公立だが割と頭のいいやつがそろっているような学校であった。とは言っても中にはやはり不良もいてまぁフツーの学校ってわけだ。その学校の中で俺は中の上の成績をとっており友人関係もまぁそのくらいの訳でクラスにフツーに溶け込めていた。
俺の学園生活は中1から何の問題もなくあと5ヶ月で卒業。満足していた。

ある日、そんな俺に中学生活、いや人生最大の危機が訪れたんだ。
笑えないかもしれんが「馬鹿なやつもいるんだなぁ」といった気持ちで聞いてくれ。


その日、俺は少し腹の調子が悪く人生の友‘ビオフェルミン‘を2錠服用してから
登校した。俺の家は学校から徒歩15分ほどかかる。登校中はたいして腹に異変は感じなかった。校門近くで友達と挨拶を交わして今日もいつもと同じように授業を終えて帰宅しようと思っていた。特に今日は俺の大好きなバラエテェ番組がゴールデンに進出後の初オンエアなので楽しみにしていたんだ。

1時限目の国語、2時限目の数学を終えて3時限目の科学の時だった。俺の腹が異変を訴えたのは。俺の腹はグルグルと音を立てた。俺の後ろには大好きだった女の子がいたためその音が聞こえないかどうかとても心配だった。
授業が終わるまであと30分もあり、その後は運悪く集会となっていた。俺は学校でウンコすることを極端に嫌っていた。しかもこの前、友達のウンコを馬鹿にしたばっかりだ。まさか先生に「トイレに行きたい」とは言えるわけも無い。
俺はそれから10分ほど我慢していた。そういう状態になった奴なら俺のその時の状態が分かるだろうが、意識がもうろうとし体が火照ってくる。なぜか意味の分からない
想像をしてしまう(その時俺は先生がなぜか体操着姿という意味のわからない想像をしていた)。

ついに限界が近づいてきた。

今にも実が飛び出そうだった。そこでおならが出そうになった。
俺は後ろにいる由紀子ちゃん(俺の好きな子)を気にしながら何とかスカしっ屁で
済まそうと努力したところ・・・やってしまった。明らかに漏れてしまったのだ。
太ももあたりに嫌な感触が流れる。「どうしよう・・」俺は今にも泣きそうであった。
そこで俺の「危機管理カーキュレイターシステム」(要するに脳みそ)は
今の俺の状況と対処法を導き出した。

・俺はウンコをかなりの量のウンコをもらした。
・このままだと1分ほどで匂いがクラスに充満し犯人が俺だとバレる。
・特に一番初めにバレるのは由紀子ちゃんだと思われる。
・とりあえずこのクラスを出て何か対処しなければならない。
・しかしトイレに行くとはいい難い。

故に俺は即、「ちょっと熱っぽいんで保健室に行ってきます」と発言し
先生の了解の返事を待たず「ちょっと行ってきます」といい教室を後にしたのだった。
たぶんクラスのみんなはさほど意識してなかっただろう。

俺はボソボソと「やべぇ、やべぇ」といいながら階段をひとつ下りて男子トイレへと向かった。だがその男子トイレは清掃中。俺は「どうしよう」と思いながら別の男子トイレを探した。だがその時も俺の腹はグルグルと音を立てており、今にも漏れそうな勢いであった。もう1つの男子トイレは職員室の近くにあるのだが、そこは不良共の
たまり場となっておりそこは避けたかった。俺はその清掃中の男子トイレの5Mほど先にある女子トイレへと目をやった。今となれば他の男子トイレを探さなかった俺が馬鹿であったと後悔している。

俺は人目を気にしながら女子トイレのドアを開けた。幸いにも女子トイレには人影もなく、俺は急いで個室トイレへと向かった。そして夢にまで見た脱糞・・。だがそこで
俺は今の状況を悪化させてしまった。あまりにも急いでいたためか、ブラウスにもかなりの量がついてしまったのだ・・。
女子トイレでのその行為に結構な興奮を覚えたが無残な俺の状況を思い出し
俺は正気を取り戻す・・。

とりあえず、尻を拭き終えた俺は全裸に。今の状況を整理する。

・トランクスは戦闘不能。制服のズボンもなかなかの被害。ブラウスの下にはかなりの
 量のアレが。(その時の俺はシャツ、トランクス、制服ズボンだったので白の靴下 以外はほとんど被害にあった。)
・女子トイレの個室で全裸。(白靴下のみ着用)

つまり、今の俺はただの変態なのだった。
俺はその被害にあった洋服を手に洗おうと個室を飛び出そうとした瞬間、女子の声が聞こえた。(うわぁ・・どうしよう)と俺は途方にくれた。
授業終了まであと15分。この時間に集団で来る奴なんて不良の女子としか思えない。
俺の予想は見事、的中した。あいつらは3人組で俺のクラスで一番やばい奴らだった。
女子共はぺちゃくちゃとなにやら話していた。

ちなみに今の俺の状況→ 女子トイレの個室で全裸(白靴下のみ着用がポイントだ)

俺は「このまま気づかれるな」と願っていたがそうもいかなかった。
女子の1人がトイレに行くといって俺の隣の個室に入った。
ジョーーと女の小便の音が聞こえた。しかも俺その隣で全裸(白靴下のみ着用)
少し興奮してしまった。ここで勃起ね。
そして、その女が用をたした後であった。俺の入っている個室のドアを見て洗面台にいるであろう他の女2人に

女1「あれぇ、こんな時間にトイレはいってるよぉ」
女2「えーマジィ!?ウンコじゃん”ぎゃはは!!」

うッぜーと思いながらそれで終わりだろと思っているとなんと女の1人が

女2「おーい!!ウンコしてんの!?」と俺のドアを蹴って来た。

(やっベーー)俺は黙って泣きそうな顔で下を向いていた。

女3「シカトしてんじゃねえぞ!!こら!!」

といって俺のドアをさらにけってきた。俺は震えてた。

女2「もういいや!コイツ誰だか覗こうぜ!!」
女1「ぎゃはは!!おもしれぇ」

まさに絶体絶命・・・。こんな姿(全裸だが白靴下のみ着用、さらに勃起中)を女子トイレで、しかもこのビッチ達に見られたら俺の学園生活は終わりといってもいいだろう・・。俺は考えた末、最終手段にでた・・・。


俺「おらぁぁぁ!!!糞アマぁぁ!!出てけゴラァァ!!!犯すぞ!!」

こんなこと言ったこともない。なるべくドスを利かせて叫んだ。しばらくの沈黙の後
「きゃぁぁぁぁ!!なんだコイツ!!」といって女共は出て行った。
授業終了まであと5分。次は集会なので全生徒が廊下に出てトイレへと向かうかのうせいがある。

そして俺はぐちゃぐちゃのトランクスなどをはいて家へと走った・・・・。


コレは俺にとって人生最大の屈辱だ・・・・・。


                 〜〜後日談〜〜

翌日、俺は通常に登校。下痢止めストッパを持参、以後肌身離さず持ち歩いている。
朝のHRで女子トイレに変態が出たといわれ、かなり話題となったがもちろん俺は
知らん振りしていた。何とかばれていないようだ・・・。


出典:2ちゃん
リンク:危機一髪のスレ

(・∀・): 126 | (・A・): 35

TOP