ひよ子再び

妹「いたたた・・何か変なもの食べたかな・・」

バタン

妹「んー、んー、出ないなあ」

１０分後

妹「あ、ちょっと出てきたｗ、もうひとふんばり！んー！！」」

妹「もうちょっと、もうちょっと、んー！！！！」

ひよ子「やめてー！そんなに力を入れないでー！」

妹「え？なに？？？」

ひよ子「締めつけないでー！おしりの力を抜いてー！首がちぎれるうううう！！」

妹「ちょっと！あんたなによ？」

ひよ子「そんなことは後でいいから！まずはおしりの力を抜くことから始めようか！」
　　　「はい、ヒッヒッフー！」

妹「ヒッヒッフー！」

ひよ子「そういい感じ、ヒッヒッフー！」

妹「ヒッヒッフー！」

ひよ子「ほら、ゆっくりと出てきたよ！ヒッヒッフー！」

妹「ヒッヒッフー！」

１０分後・・

ひよ子「ご協力ありがとう！無事に生まれました！」

妹「ところであんただれ？」

ひよ子「ひよこだよ！」

妹「ひよこ？昨日食べた？」

ひよ子「そうだよ！昨日食べられたお兄さんのひよこ饅頭だよ！」

妹「なんでひよこ饅頭がここに？」

ひよ子「よく噛まないで食べたから皮だけ消化されて中身は消化されなかったんだね！」

ひよ子「ちょうどよかった、お兄さんのところに連れて行ってよ！」

妹「いや、あんたウンコだし」

ひよ子「ウンコじゃないよ！表面をきれいにしたら、かわいいひよこ饅頭の中身だよ！」

妹「お兄ちゃんにどうやって説明するのよ？できないじゃん！」

ひよ子「私がうまく説明してあげるから大丈夫！お兄さんならきっと理解してくれるよ！」

妹「無理無理無理無理無理無理」

さらに１０分後

ドンドンドン！

男「妹よ、早く出てはくれないか」

ひよ子「あ、その声はお兄さん！おにーさーん！！！！」

男「ひよ子か？ひよ子がいるのか？」

ひよ子「そうだよ！ひよ子だよ！お兄さん助けて！！！」

男「待ってろひよ子、今開けてやるからな！」

ドンドンドン

男「妹、そこを開けるんだ！」

妹「いやー！こないでー！！！」

ひよ子「おにーいさーん！はやくあけてー！！！」

男「妹よ、開けないならドアを蹴破るまでだ」

妹「やめてー！おねがいー！」

ジョバー

ひよ子「ぎゃああぁぁ……」

男「いやあああひよ子おぉぉぉ！」

出典：生まれてきて
リンク：すいません