童貞が貴様ら非童貞に説教をたれる

2008/08/14 10:40 登録: えっちな名無しさん

前編:続 童貞
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こんばんは。
セクースが不可能なら、
せめて夢精くらいしてみたいと思っている童貞です。
でも、オナニーを控えるつもりはさらさらありません。
そういったわけで、久々に説教です。

さて、一部世間はそろそろ受験シーズンですな。
とりあえず、童貞からささやかなエールを送ろうと思います。

女子受験生の皆さん、
ぜひうちの大学に入ってください。
春のキャンパスで待ってます。
何だったら受験時に付き添います。

男子受験生の皆さん、
頼むからうち以外の大学へ行け。
お前らに分けてやる食い扶持などない。

さて、しょっぱなからナイーブな受験生を敵に回したわけだが、
実はこのシーズンは嫌いではない。
なぜなら、今まで目の上のたんこぶだった
大学にはびこる多くの非童貞どもがめでたく卒業し、
その代わりに、ろくに女の口説き方も知らない
しなびた童貞どもがわんさかとやってくるからだ。
学内童貞率急上昇。
そして、何も知らない初々しい女性たちもここぞとばかりに入ってくる。
正に大学という特殊な空間が生み出す、
童貞的にはここ一番の大チャンス到来の時期なわけだ。

しかし、だ。
もちろんそんな時期であっても、敵がいないわけではない。
ご存知の通り、焼き畑農業のように土地を荒らしまわる非童貞どもだ。
奴らは毎年この時期になると、
「いや、新入生来るって言ってもさぁ、若すぎて話合わないもんなぁ(笑」
だの、
「新入生歓迎コンパとか金かかりすぎだしなぁ。やめようぜ、今年は(笑」
だの、有り余る余裕で漏れの自尊心を深く傷付け始めるわけ。
で、もう書かなくてもおわかりの通り、
例のイケメソが「わかる、わかる」とかぬかすわけ。
お前はどれだけ人生経験豊富なんだよ。

そんなわけで、そんな非童貞の言葉に、今年こそは騙されまいと思いつつも、
内心ちょっとだけ淡い期待を寄せつつ4月を迎えるわけ。
というか、はっきり言えば、今年こそはという下心と興奮のあまり、
毎夜オナーニにふけり、つい寝不足になりがちだったりするくらい楽しみにしてる。
この時期になると体調崩してたり、やや目が腫れてるのを
「いや、花粉症でさ」といってごまかしてるけど、
「寝不足や、オナニーの果てに力尽きて半裸で眠ってしまって風邪ひいたりしてる」
というのが真実だ。

しかし、非童貞ども、あれだけ言っておきながら、
やっぱり新入生に片っ端から食いついてんじゃねえかよ。
「いやぁ、本当めんどくせえよな、新入生の相手(笑」とか言ってるお前。
さっきから嬉々として女にしか声かけてねえじゃねえかよ。
あと、松下(仮名)。
「年上好きなんだよね」とあれだけ公言しておきながら、
なぜ今までの彼女(25歳・OL)から新入生(18歳・巨乳)にあっさり乗り換えてるの?
肌の張りが違うってどうゆうこと?
童貞にもわかるように言えよ。
もしかして、漏れのこと馬鹿にしてる?

かくして、4月のうちにびっくりするほど新入生食われてるわけ。
ゴールデンウィークが終わる頃には、処女丸出しだった新入生が、
何か化粧とかうまくなってるわけ。
胸強調したりしてるわけ。
いつの間にか、左手の薬指に指輪とかしちゃってるわけ。
で、漏れまた取り残されてるわけ。
何かちょっと新入生に笑われたりしてるわけ。
そんで漏れ、すっかり登校拒否ですよ。

まぁしかしだ、そうは言っても奴ら非童貞も人の子。
山ほどやってくる新入生を全て食い尽くせるわけではない。
それは、毎日のように非童貞が教えてくれる
赤裸々な夜の生活をオカズにオナニーにいそしんでいる漏れが一番良く知っている。
そんなに抜けなかった。
せっかくのオカズをいくつか余らせた。
ティンポが少し赤くなった。

そんなわけで、目をつけていた娘はだいぶ食い散らかされてしまったものの、
まだ漏れにもチャンスは残されていたのだよ。
漏れの再度の新弟子検査をクリアし、候補として残ったのは約3名。
今出川タソ(18・やや微乳・仮名)
笹川タソ(19・泣きボクロ・仮名)
ショーコタソ(18・セクシー鎖骨・実名)

もはや漏れにはもたもたしている時間はなかった。
これ以上出遅れれば、せっかく残ったこの3人も、
間違いなく夏までに全滅である。
また単なる漏れのズリネタとなってしまうわけだ。

ところで、前回とちょっと話は変わるのだけど、
新入生には当然男もいるわけだ。
正直、漏れ的にはいてもいなくても、どうでもいいんだが、
入ってくる。
定食についてくるパセリくらい目障りなんだが、
入ってくる。

そういうわけで、漏れは基本的に
自分もかつて新入生だったことを棚に上げて、
男の新入生を相手にしない。
もっとはっきり言えば、無視している。

が、去年は約一名例外がいた。
竹崎君(仮名)だ。

数多くの新入生の中で、なぜ彼だけが特別なのか?

それは、竹崎君がバカだからです。
漏れでさえ驚いてしまうほどのバカなんです。
そのくせよく喋るんです。
うるさいんです。
しかも、動きがかつてのルー大柴みたいなんです。
でも、純朴で憎めない奴なんです。

それって、最高の引き立て役じゃないですか。
詐欺師が真っ先に目をつけるタイプですよ。

竹崎君にツッコミを入れるだけで、大爆笑。
竹崎君をいじるだけで、大御所芸人気分。
ボケがスベッたら竹崎君でごまかす。
困ったら竹崎君。
今まで延々と非童貞集団の引き立て役筆頭を務めてきた漏れにとって、
竹崎君は正に一筋の光、救世主なわけだ。
もうこれは、
一家に一台TAKEZAKI(TAKEZAKIは童貞の登録商標です)の時代なわけだよ!

そうして、やがて器の小さい漏れは、
「竹崎君を踏み台にして新入生と仲良くなろう」
という、もはやモテないとかそういうレベルじゃなくて、
人としてどうかと思うような作戦を思いついたのだよ。

何しろ竹崎君、なんかもうバカすぎて、
もはや男とか女とかそんな染色体の次元などすでに超越しており、
マスコット的なポジションを手にしていたわけ。
具体的に言うと、ガチャピン。
女の子たちも、安心しきってんの。
中でも竹崎君を気に入っていたのが、今出川タソ(仮名)だった。
なんか竹崎君に聞いたら、結構メールとかしてるらしいのよ。
ちょっと悩みとか聞いたりしてるらしいの。

それを聞いたとき、漏れは
とりあえず竹崎君のポジションにかなり嫉妬しつつ、
「これだ!」と思ったね。
確かに竹崎君は彼女に近い位置にいる。
が、しかし。
哺乳類にとって、ガチャピンは恋愛対象にはならないのですよ。
だってガチャピンは緑色だもの。

で、漏れは早速竹崎君を飲み屋に拉致し、「おごるよ」と金で懐柔。
今出川タソの趣味とか、見たがってる映画とか、
スリーサイズとか、一人Hのときのオカズとかを聞き出そうとしたわけ。
さすがのガチャピンも、スリーサイズやオカズは知らなかったようだが、
漏れは着々と今出川タソの情報を集め、
それを駆使して徐々に彼女と仲良くなっていった。
竹崎君からも、それとなく漏れのいい噂(捏造)を流してもらったりしたわけ。
ああ、黙れ。こっちは必死なんだよ!!
姑息な手段以外に方法を知らないんだよ!

そんなわけで、映画とか見に行ったり、飲みに行ったりといったことを
数回(具体的に言うと2回だけだが)重ね、
少しずつ彼女といい雰囲気になってきていたのだよ。

そんな時、竹崎君から決め手の速報が入った。
「なんか最近、今出川さん、彼氏欲しがってるみたいなんですよね」
正にガチャピン、縦横無尽の大活躍ですよ!
そう言えば、最近メールのやり取りの中で、
「寂しいんですよ〜(苦笑)」みたいなのがちらほらとある。
「メール来ると嬉しいですよ(笑」とかそんなコメントもあった。
今こそチャンス!
その晩漏れは、
「今出川タソはもはや陥落寸前であります!」
とjr閣下に上奏し、一足早い今出川タソとの戦闘の予行演習を繰り返したね。
リポビタンDまで投入しての、本番さながらのオナニーだったね。
明け方、散乱したティッシュを片付けたときのむなしさは今でも忘れられない。

その後、漏れは慎重にチャンスをうかがい続けた。
そして、ついに訪れた3回目のデート。
漏れはここで今出川タソに告白することを決めていた。
デートは順調な流れで夜の部に突入。
漏れの極端に少ない知識を振り絞って選んだ、
お洒落な飲み屋での口説きタイムとなった。

漏れは機をうかがい、さりげなく恋愛トークへ持ち込んだ。
「イ、イマデガガワさん、最近どうなの?」
なんだよ、それ。
「最近どうなの?」で話が通じれば、入試科目に国語は必要ない。
いくらなんでもアバウト過ぎる。
で、名前も噛んでる。
が、最近漏れが、「時々挙動不審キャラ」として定着しつつあったようで、
彼女は気にする様子もなく、
「最近ですか〜?」と話を始めた。
漏れこんなんばっかりだな。
そこで彼女は驚くべき言葉を口にした。
「最近ちょっと好きな人が出来たんですよ」
よし、来た!
それが漏れ、という展開だろ?
うん、初めてだから優しくしてね。

と、ここまで考えたところで、思いとどまった。
…都合の良すぎないか?
今までの経験からして、この辺で落とし穴が来るはずだ。
そう、この展開で考えられるオチと言えば…
「もしかして竹崎君?」
漏れはおずおずとその名前を口にした。
「ここで彼女がうなずいたら、竹崎を殴ろう」と硬く決意しながら。

が、彼女の答えはNO。
「違いますよ〜。竹崎君はいい人だけど、お友達ですもん(笑)」
漏れ(と竹崎君)ピンチを脱出。
そして今出川タソは追い打ちの一言。
「でも、竹崎君と仲いい人なんです。よく相談に乗ってもらったりしてるんですよ」
間違いない。
竹崎君との関係、彼女と漏れの関係、そしてかすかに赤く染まった彼女の頬。
これはもう漏れしかいない。
竹崎君に根回ししておいたのがここで実を結んだ!!

漏れは彼女の口からその名前を聞き出すべく、
「えー、誰なの?」と追う。
すると、彼女は「え〜、恥ずかしい・・・」と可愛らしく照れながら、
ついに口を開いた。
「ほら、最近私、寂しいって言ってたじゃないですか」
うん、そうだね。
 
「そうしたら、竹崎君が男の子紹介してくれたんですよ〜(照」

出てこい、ガチャピン!!
殴る!漏れはお前を殴る!!しかも力いっぱい!!
お前はお人好し過ぎる。
と言うか、漏れがあれだけ「今出川タソを狙ってる」という行動を起こしていたのを、
なぜ察さない?

「すごいカッコいいんですよ」と嬉しそうに話してくれた彼女は、
後日めでたくその彼と付き合うことになってたよ。
「男とか女とかいう次元を越えていたのは、竹崎君だけじゃなくて、漏れもだ」
と気付いたあの夜の傷はまだ癒えていません。

そういったわけで、今回の童貞の主張は、
「他の男とくっつくのはいいが、せめて童貞を男と認識してください」
ということです。

ご清聴ありがとうございました。

出典:童貞が貴様ら非童貞に説教をたれるスレ
リンク:http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/kageki/1044009321/

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