ジミー大西の初恋
2008/08/26 08:37 登録: えっちな名無しさん
幼い頃から人見知りが激しく、幼少時代は外に出ても家族以外の人とは口を聞かなかったというジミー。同級生ともなかなか馴染めずにいたそんな彼にも、ただ一人だけ、いつも優しく接してくれていた幼馴染みの女の子がいた。実は、彼が人前で初めて自分の気持ちを伝えたのが、彼女に向って言った「好き」という言葉だった(本人談)それが、ジミーの初恋だったのだ。
しかし、小学校に上がったのち、その娘が病気で亡くなってしまい、そのことを担任の先生から報告されたジミーだったが、まだ子供だったせいもあって、死ということの意味が理解できず、「あの娘、また何日かしたら戻ってくるんでしょ?」と、何度も先生に尋ねたのだという。あの娘はまたいつか戻ってくる、そう信じて疑わなかったジミー。先生も困り果てるほどしつこく尋ね続けていた。
あの時、ふと教室の扉の外に気配を感じ、そちらに目をやると、亡くなったはずのその女の子が廊下に立っているのが見えたのだという。「ほら先生、あの娘、そこにいるよ」と、慌てて先生に言ったのだが、再び廊下を見た時、すでに彼女の姿はなかった。大好きだった娘が亡くなったことでジミーの気がどうにかしてしまったのではないかと心配した同級生が「大西、あの娘を好きだったのは分かるけど、彼女は死んだんだよ、帰ってこないんだよ」と必死に彼をなだめ、その場はジミーも一応、納得したのだという。本人曰く、「彼女の幻を見たのはあの時が最初で最後だった」
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