T33シューティングスター
2008/09/04 17:16 登録: えっちなバスドラ
143 :名無し三等兵 :2008/08/23(土) 21:12:51 ID:???
昔雑誌で読んだ話
ある時、空自のT33が訓練飛行中にアンコントロールに陥った。
必死に機体を安全な場所へ誘導した同期生同士の搭乗員2人、とある湖に着水。
2人は沈み行く機体を捨て、各自脱出用の一人用浮舟を展開した。ところが、
金槌の隊員の浮き舟は展開しない。
金槌隊員「助けてくれ!そっちにオレも乗せてくれ!」
別の隊員「駄目だ!これには1人しか乗せられない、お前が乗ったら沈む!」
金槌隊員「オレは金槌なんだ!頼む!」
別の隊員「駄目だ!事故の際の規程に従ってオレはお前を乗せない!」
必死に犬かきしていたが、疲労で徐々に沈み始める金槌隊員。もうだめだ…と、
足を降ろすと何と足が湖の底に着いたではないか。遠浅の場所だったのである。
2人は後々迄、
金槌隊員「あいつの本音が分かった、あの人でなし。同期とて信用できん」
別の隊員「規程に従っただけなのに、ケツの穴の小さい野郎だ。大体2人とも遭難したら、
事故原因も報告できんではないか。オレの方が自衛官として当然なのだ」
…と、折々言い合ったもののペアとしての相性は抜群のまま退役を迎えたそうである。
出典:@@ 戦時中・戦場でのほのぼのとした話し5 @@
リンク:http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/army/1213301299/l50#tag171
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