大相撲八百長の詳細な実態(あ)

2008/10/03 14:23 登録: あずぬっくす

【大相撲八百長訴訟(1)】「横綱、大関は70〜80万円で負け依頼」元小結・板井氏 (1/3ページ)
2008.10.3 12:39

このニュースのトピックス:朝青龍

証人として出廷した元小結の板井氏 《大相撲の八百長疑惑を報じた「週刊現代」の記事で名誉を傷付けられたとして、日本相撲協会と横綱朝青龍ら力士が発行元の講談社などに損害賠償などを求めた訴訟の弁論が3日、東京地裁(中村也寸志裁判長)で行われた。この日の弁論では、元小結・板井、板井圭介氏やジャーナリストの武田頼政氏が出廷。午後からは、現役横綱の朝青龍が出廷、本人尋問が行われる》

 《講談社側の証人として、平成12年に日本外国特派員協会で実名を挙げて八百長を告発した元小結の板井圭介氏が出廷。八百長はあると明言し、具体的なやり方を証言した》

 講談社側の代理人「(板井氏が現役時代に)八百長はありましたか」

 板井氏「ありました」

 講談社側の代理人「今もあると思いますか」

 板井氏「思います」

 講談社側の代理人「どう行われるのか」

 板井氏「当時は横綱と大関が(勝ち星を)買い取り、(一番)70〜80万円で下位の力士に負けるよう頼んでいました。(前頭や幕内は)専門用語で『1勝1敗』と言いますが、借りが残ったら20万円支払いました」

 講談社側の代理人「貸し借りは原則か」

 板井氏「はい」

 講談社側の代理人「同じ場所のうちにか」

 板井氏「そうですね。1回、(勝ち)星を買うと、『戻してくれ』という人もいるます。戻せない場合は金を払います。1回勝つと1回負けないといけません」

 講談社側の代理人「横綱は」

 板井氏「買うのがほとんどで、『1番つくって下さい』という人もいます。金で負けるより、誰かに勝たせて欲しいという力士もいます」


《板井氏は、八百長の具体的な方法も描写した》

 講談社側の代理人「八百長は事前に分かるのか」

 板井氏「親方からこういう相撲で勝てと。『お前は叩けばいいのだ』と」

 講談社側の代理人「相手力士とやりとりするのですか」

 板井氏「全然(違う)。親方が(指示する)。新人なら八百長は出来ませんが、『こいつは八百長やる』と噂が広がると、『俺が先に負けるので誰かに負けてくれ』と」

 講談社側の代理人「誰が八百長力士かは」

 板井氏「100%分かります。星が有利だと安心できます。(自身も)若いときはありました。それが相撲協会のルールで暗黙の決まりです」

 講談社側の代理人「取り組みは前日決まりますが、八百長はどう決めるのですか」

 板井氏「付け人を通じて相手の部屋に直接頼みます。支度部屋にいけるわけじゃないので、頼んで了解を得れば成立します。当時はそれが当たり前の世界。(頼まれれば)『はい』と簡単なものでした」

 講談社側の代理人「八百長力士は多いと」

 板井氏「正直、全体の取り組みの75〜80%が八百長です」

 講談社側の代理人「金が欲しいからなのか」

 板井氏「というより、地位を保ち、長く維持したい。『一勝一敗』なら精神的に楽じゃないですか。10(番)のうち5つあれば残りの5番で3勝すれば勝ち越しになります。結局、真剣勝負でないと(上には)上がれません。数少ない『ガチンコ』が力士の生命線になると」

 講談社側の代理人「真剣勝負しかしない力士はいますか」

 板井氏「若乃花、貴乃花、大乃国だけ」

 講談社側の代理人「それ以外は八百長すると」

 板井氏「ことが多いですね」

 講談社側の代理人「プロから見て八百長は分かるのですか」

 板井氏「正直、一番限定なら(分かる)。きわどいのはありますが、3、4場所、1年間見れば、99・999%位は分かります」


講談社側の代理人「不自然な取り組みとは」

 板井氏「力士はそれぞれの型があります。僕はつっぱり(型)で、まわしを取られない自信がありました。それが取られた場合、ほぼ八百長です。とにかく、簡単に分かるとしか言いようがありません」

 講談社側の代理人「朝青龍と(関脇の)安馬の試合では、安馬がはたき込みで負けたが、不自然なところは」

 板井氏「安馬ならバシッとあたるが、フワッとあたっている。私の目から見れば(八百長だ)」

 講談社側の代理人「立ち合いが大事だと」

 板井氏「立ち合いで一瞬に(八百長が)分かる相撲もあります」

 講談社側の代理人「琴奨菊との対戦は」

 板井氏「ああいう相撲はあり得ない。力を抜いているようにしか見えません」

 講談社側の代理人「千代大海は」

 板井氏「話が決まっていますから。ガチンコではあり得ない」

 講談社側の代理人「今でも八百長はあると」

 板井氏「残念ですけど(ある)」

 講談社側の代理人「なぜ本日証言したのか」

 板井氏「北の湖がこの裁判を訴え、(事実上)力士に『今後、八百長して良い』とメッセージを残してしまいました。正直、朝青龍のことは言いたくありません。(提訴は)絶対やっちゃいけない。仮に真剣勝負でもやるべきではありません」


出典:証言の内容・具体性からいって創作でここまでの完成度は無理
リンク:http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081003/crm0810031241012-n1.htm

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