殺し屋

2008/10/05 13:01 登録: おバカな名無しさん

 殺し屋は、ある男の殺しを依頼された。まずその男の生活パターンを調べたところ、朝はきっかり7時起床、7時半ジョギング、8時出社、夜7時帰宅というように、時計のように規則正しい生活ぶりだった。「これならやりやすい。1人になるジョギングのときを狙おう」
 そして決行の日。 殺し屋は銃を用意してスタンバイしていた。が、7時半を過ぎたというのに男はいっこうに現れない。5分過ぎ、10分過ぎ…。8時を過ぎても現れない。 殺し屋はつぶやいた。         「ヤツの身に何もなければいいが…」

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