石ころ帽子・2

2008/10/15 20:24 登録: ちントレア

【石ころ帽子を着用】
俺は、数日前に拾った四次元ポケットを持ち、『石ころ帽子』をかぶると、市内の大手結婚式場(ホテル)に出かけた。
今日、式を挙げているのは元カノの麻奈美。麻奈美とは大学時代からのつきあいだった。
ほっそりとした体に大きな胸、かわいい顔と_言うことなしの彼女。
大学を出て、俺と麻奈美は別の会社に就職した。

何となく結婚かな、と、その後もだらだらと付き合っていたつもりだったのだが、突然別れを告げられたのは1年前のこと。
麻奈美の勤務先で研修しているヒロシという男に見初められたらしい。
ヒロシは、ある大企業の御曹司で、研修のために来ていたとのこと。

俺が2ヶ月間、海外出張でシアトルに行っている間に寝取られようで、麻奈美は、ヒロシとのハメ撮り写真を俺の目に付くように置いて、帰ってきたばかりの俺の怒りを誘い・・・・・・
麻奈美の親は「慰謝料」と称して大金を寄越したが、「今後は関わらないでくれ」というメッセージなのは見え見え。バックにヒロシの意向を感じた・・・


【挙式】
大企業の御曹司の結婚式と言うことで、結婚式場ホールは大勢の客で溢れかえっていた。
麻奈美と別れてから1年。
その間、Hしていない俺は、肌も露わな新婦友人のドレスを見ただけで逸物が立ってきてしまう。
スカートの下からショーツを覗いたり胸の谷間を覗き込んだりしていたが、段々図々しくなり、バストを軽く揉んだり、尻を触ったり・・・・

新婦・麻奈美と新郎ヒロシが控室からロビーに出てきた。
麻奈美は白無垢(真っ白な着物)、ヒロシは金色の紋付き袴で気取っている。
俺は、『空気中継衛星』を打ち上げると、フィリピンのジャングルの空気を転送した。ロビーは急に蒸し暑くなった。スタッフが慌てて冷房をかけるが、冷房をかけた後の空気を入れ換えている形なので、蒸し暑いまま。
特に、白無垢は「布団を着て歩いている」と言われるほど分厚い着物なので、麻奈美は失神寸前。友人や親戚と満足に話ができないまま控室に逆戻りした。

神殿での挙式、写真撮影の後、いよいよ披露宴。俺の出番だ・・・・


【新郎新婦、入場】
麻奈美とヒロシはウェディングドレスと真っ白なタキシードに着替えて披露宴会場に入る。
会場を埋め尽くした人から万雷の拍手を受ける中、俺は『着せ替えカメラ』を取り出すと・・・新郎のズボンに向けてシャッターを押した。
タキシードの裾が10cmほど短くなり、靴下とすね毛が見えた。
つんつるてんのズボンにむかって、多くのフラッシュが光る。

さらに、会場中ほどに進むと、更に裾を短くして、短パンに。
会場からはざわめきが起こり、ヒロシは真っ赤な顔をしているが、何とかメインテーブルにたどり着いた。
介添の人がインカムで連絡を取っている。代わりのズボンを取り寄せるのだろう。

来賓祝辞は新郎の父親が呼んだ県会議員。マイクを『ジーンマイク』にすり替えたので、会場の人は感激に涙を流していた。その隙に・・・・・
新婦麻奈美のドレスの胸元から手を差し込み、乳首を探し当てると「ああんっ」と体がぴくっとした。そのまま『お医者さんかばん』で作った媚薬を乳首に塗り込んでおく。
さらに、俺は『おもかる灯』を持つと、客席を回ってシャンパングラスに光を当てて回った。
そのため、乾杯の時、グラスを持ち上げれない人が続出。しまりのない乾杯になった。



【新郎友人スピーチ】
さて、おまちかねのスピーチ。まずは、新郎が研修に来ている会社の同僚。
「ヒロシ君は、将来の社長という立場でありながら、一生懸命に仕事を覚え・・」
ここで、『ゴルゴンの首』を使って同僚の足を固め、『ロボット背後霊』をセットし、『ふきかえ糸電話』も用意した。作戦開始。
「ちなみに、ヒロシ君のあだ名ですが「セクハラキング」とか、「夜の帝王」と呼ばれています。先日も、ここに出席している同僚の女性、優理子さんと倉庫で二人きりになったとき、優理子のブラウスをはぎ取ると、乳首を舐め、パンティをはぎ取ると股間に指を入れて潮を吹かせ、黒くて太い肉棒を挿入しました。」もちろん、俺が吹き替えている。

慌てた同僚がマイクの前を立ち去ろうとしても、ゴルゴンの首のおかげで足は動かない。
スピーチをやめさせようと会場係の黒服や優理子が近づくものの、ロボット背後霊が退治している。

「ヒロシ君の巨大な肉棒は、優理子の小ぶりな股間を貫き、優理子は気持ちよさそうに、顔を歪めて「あんっ、あんっ」と喘いでいました。そして、二人は絶叫した後、ヒロシは優理子の中にたっぷり放出、優理子の股間からは白い液体がドロドロとこぼれていました。この他にも、ヒロシ君は、会社の女の子から人妻まで、全員に手を出しています。これからもがんばってください」

俺は、スピーチをやめると、『タイムふろしき』で同僚の足を戻した。
拍手もなく、シーンと静まりかえった中、同僚は席に戻った。


【新婦友人スピーチ】
次は、新婦友人の直美のスピーチ。
ひみつ道具を同じようにセットしてスピーチ開始。

「ヒロシさんがセクハラキングなら、新婦の麻奈美は「ナンパクイーン」です。私と麻奈美は、旅行が趣味ですが、旅先では必ず男の人にナンパされていました。特に,麻奈美は外人の黒くて太いち○ぽが大好き。先月、ハワイに行ったときも、私が金髪のハリソンに優しく抱かれている間、麻奈美は黒人のマイケルとジョンのち○ぽをお○んことお口にくわえ込んで、何回もおねだりしていましたよね。ここだけの秘密ですが、麻奈美は男のザーメンを飲むのが大好き。健康食品代わりなんだって。ザーメンのお陰でお肌スベスベだもんね。ヒロシさん、夜が楽しみですね」
そうスピーチしながら、「何か暑いですね。失礼します」と直美はドレスを脱ぎ始めた。
ピンクのブラジャーに白いショーツ姿になったので、フラッシュがあちこちで光る。
スピーチしながら『マジックハンド』で服を脱がしていくのは大変だった。


メインテーブルのヒロシは直美の下着姿をちらちらと見ながら、麻奈美のことを睨み付けていた。が、麻奈美は真っ赤な顔をしてうつむいていた。さっき、乳首に塗ったエッチな薬が効いてきたのと、『空飛ぶ切手』とマジックハンドを使って、リモコンバイブで麻奈美の股間をこね回していたから。

スピーチを終えた直美、足が動くようになると、ドレスを抱え、下着姿のまま会場の外へ走っていった。途中『ころばし屋』に10円支払って狙撃させたので、3回ほど転び、最後はブラも外れていたが。

気がつくと、両家両親のご機嫌が悪い様子。『まあまあ棒』でなだめておく。


【新郎新婦中座】
ここで、新郎新婦はお色直しのため中座。
(新郎は、介添さんの努力により、メインテーブルでズボンを穿きなおしていた)
俺は、司会者に『ふきかえ糸電話』をセットすると、「みなさん、新郎新婦のお近くでお見送り下さい」と言わせた。
参列者が新郎新婦の回りに集まってきた・・・・

俺は、再び『着せ替えカメラ』を用意すると、女性参列客の服を、新婦のドレスと同じものに替えていった。男性客は新郎と同じタキシード姿に。

新郎新婦と同じ真っ白なタキシード姿やウェディングドレス姿の参列者にもみくちゃにされ、わけの分からない内に前半が終わった。

俺は、『タンマウオッチ』で時間を止め、タイムふろしきを使って参列者の服を元に戻したあと、『時門』をセットしなおして時間の流れを緩やかにすると、ロビーに出た。
女子トイレを覗くと、さっきスピーチをした(させられた)直美が下着姿のまま泣いていたので、『アトカラホントスピーカー』で「直美は俺の言うことを何でも聞く」とつぶやいて、後ろから抱きしめた。

茶色のショートヘアが顔をくすぐったので、髪をかき分けて耳たぶをぺろっと舐めると「ああんっ」と身もだえした。
耳を舐めながら、ブラのホックを外すと、意外に大きな胸が飛び出した。多少濃いめではあるが、整った形の乳首を指で捏ねると「んんっ」と気持ちよさそうにするので、そのままバストを揉む。

麻奈美と別れて以来、久々に触る女の生バストの感触を味わいたかったが、時間がないので、壁に手をつかせて尻を抱え込む。
肌色のストッキングと、白いショーツを脱がせると、局部はすでにぬるぬる。俺は、逸物を取り出すと、一気に差し込んだ。
差し込んだ瞬間は顔をしかめた直美だが、次第に気持ちよさそうな声を上げ、「ああああっ」と逝ってしまった様子だ。
と、誰かが入ってくるので、慌てて逸物を仕舞ってトイレから出た。石ころ帽子をかぶっているので、そんなことする必要ないのに・・・


【新婦控室で】
俺は、その足で新郎新婦の控室に行ってみた。
まず、「関係者以外立入禁止」と書かれたドアを開け、そこから麻奈美たちの控室の中ドア(個室)を開ける。と、紺色のタキシードに着替えたヒロシがタバコを吹かしていて、衝立の向こうでは麻奈美がドレスを脱いでいる所だった。
真っ白なドレスが足元に降ろされ、麻奈美は白のガーターベルト姿に。おっと、先ほど当てておいたバイブが・・・・慌てて回収する。
「トイレはよろしいですか?」「行ってきます」
麻奈美は、ガウンを羽織ると、控室専用トイレに向かった。俺も付いていって、一緒に個室に入る。(ドレスを着た新婦さんが用を足しやすいように、中は広め)

麻奈美は、ショーツを脱ぐと便器にしゃがんでシャーッと小便を始めたので、俺は局部に手を当てて小便の方向を変えてやった。
ラメの入った真っ白なストッキングに尿が掛かっているのに気がついた麻奈美は慌てて尻を振るが、もう遅い。
小便を出し終わり、呆然として脱力している麻奈美を立たせて尻を突き出させる。
さっきからのバイブ&乳首への媚薬のため、麻奈美の股間はぬるぬる。俺は、逸物を一気に突き立てた。

「あああああああんっ」麻奈美の喘ぎ声がトイレに響く。ほぼ1年ぶりに聞く懐かしい喘ぎ声だ。アソコの感触も、1年前と全然変わっていない。
俺は、尻を掴むと、全力で逸物を突き立てた。胸も揉みたかったが、固い補正下着にガードされていたので諦める。
「あんっ、あんっ、いいっ」と懐かしい喘ぎ声を聞きながら突き立てている内に気持ちよくなったので、中にたっぷりと放出した。

麻奈美は、のろのろと股間を拭く。ストッキングを脱いでガウンを羽織ると、ノーパンのまま着付け室に戻った。(新婦さんが粗相してしまうことはよくあることで、予備のパンストとショーツに履き替えていた)

今度麻奈美が着たのは、真っ赤なカクテルドレス。
アパートの部屋で雑誌をめくりながら「私、結婚式にはこういうの着たいな」と言っていたのを思いだしてブルーになった。
「くそっ・・ヒロシの奴めっ。彼氏が単身赴任している間に女の子を寝取るなんて、、許さない」俺は決意を新たにした。(何のこっちゃ)


【会場も修羅場?】
麻奈美とヒロシより一足早く俺は披露宴会場の戻った。
変なスピーチとか、参列者の服装が突然変わるなど、妙なことが起こったので会場はざわついて落ち着かない。
俺は、『もどりライト』を取り出すと、会場内を手当たり次第照らして回った。
ステーキの皿からは牛が飛び出し、伊勢エビや鯛が飛び跳ね、大豆や大根がテーブルの上に溢れ、席次表は丸太に変わる。
更に、参列者の新婦友人に当てると・・・
当てられた人はすっ裸になり、足元には、石油臭い液体がこぼれ、綿花が飛び散り、白い芋虫のような虫が動き回っている(蚕=絹)
悲鳴を上げて走り回る女の子たちにカメラが向けられるが、長くは続かない。カメラは鉄鉱石やアルミ、石油に化けたから。

更に、『物体変換銃』を取り出した。
親族の料理、刺身のツマに向かって「ダイコン_マイナス_ダイ。ブラス_コン」と言いながら引き金を引くと、「ダイコン」は「ラジコン」になった。

「ピンクサーモン」は「ピンクローター」に化け、「ネクタイは黒鯛(くろたい)」に化け・・・
そこに。数人のガードマンが入ってきた。
キャンドルサービスが間もなく始まるので、会場内に居る牛や丸太などを取り除いて回ったのだ。とりあえず、新婦友人の服だけは戻しておく。


【キャンドルサービス】
会場が暗くなり、キャンドルトーチを持ったヒロシと麻奈美が入ってきた。
紺色のタキシードに真っ赤なドレスを着て寄り添っている。くそっ。

俺は『デラックスライト』を取り出すと、二人が火を付けようとしているロウソクを照らした。トーチの炎がロウソクに燃え移って・・・・・・
ボワッ。ロウソクからは高さ1mの炎が吹き出した。誰かが、慌ててビールを掛けて消火する。その後、火を付けて回っている二人だが、異変が。
今度は、新郎の上着の袖が短くなって、つんつるてんに。
真っ赤だった新婦のドレスも、いつの間にか黒に変わっていたし。(もちろん、着せ替えカメラの効果。すぐに戻したけど)

さて、メインキャンドルに点火・・・・あれ、キャンドルがない。テーブルの上には、飴玉が1個おいてあるだけ。(もちろん俺の仕業。「キャンドル」→「キャンディー」)
黒服は、二人をそこに待たせると、予備のキャンドルを取りに行ったはずが、手に握られているのは紐だった。(「ローソク」→「ロープ」)
倉庫から別のキャンドルを持ってくるまでの間、二人は呆けた顔をして立ちつくすだけだった。

続いて、ケーキカット。直径1mはありそうな生のウェディングケーキが運ばれてきて、ケーキにナイフを入れようとするのだが、ケーキは切れない。と、ナイフがぽきりと折れてしまった。別のナイフが届くが、ふにゃふにゃしているだけ。。。
『材質変換機』で、ケーキを鉄にして、ナイフをバルサ材やこんにゃくにしたためだ。
狼狽したルームリーダー(黒服)は会場を暗くし、音楽を変えてごまかすと、ケーキカットを断念した。


この様子を会場内の参列者は醒めた目で見ていたが、新郎の兄と、奥さん(義姉)だけは様子が違っていた。
部屋が暗いことをいいことに、互いの体をまさぐりあっていたのだ。義姉は兄の股間を撫でていたし、兄は義姉のパーティードレスの胸元から手を入れて胸を揉み、スカートの中に手を入れていた。
二人の席の上には『片づけラッカー』で見えないように加工した『相合パラソル』が差し掛けておいてあった。俺は、『思い切りはさみ』を使うと、兄は義姉の股の間に潜り込み、スカートを捲り上げると股間をペロペロと舐めだした。会場内はカラオケの大音響。義姉は黒ストッキングに包まれた脚を広げると気持ちよさそうに喘いでいた。しばらくして攻守交代。義姉は兄の肉棒を取り出すと、おいしそうにしゃぶりだした。
ちゅぱ、ちゅぱ。兄は恍惚の表情でしゃぶられていた。

おしゃぶりも終わり、スカートを腰まで捲った義姉が兄の上にまたがって「ああんっ」と声を上げた。兄は、ドレスのファスナーを降ろし、ブラのホックを外すと、小ぶりのバストが飛び出した。兄は、バストを揉み、茶色の大きな乳首をコリコリと捏ね出すと、義姉はより一層気持ちよさそうにしていた。
程なくしてカラオケが終わり、会場が明るくなると・・・・
気持ち良さそうに喘いでいる義姉と、腰を突き上げている兄の姿が・・・・・

二人ははっと気がついたが、俺は『ヤリトゲ』を使用したので、二人はHを続行。兄が義姉の中に発射するまで列席者は固唾を飲んで見守り
「ああっ、ああんっ、いいっ」「俺も行くよ」「ああああんっ」「おおっ」
二人が逝ってしまうと、会場内からはまばらな拍手が起こった。

両親は、怒りに震えそうになっているので、まあまあ棒でその都度なだめるのも忘れない。

次は、新郎の従姉の女性(38)が手品をするという。
「それでは、私の手にしたボールが変わります。ワン・ツー・スリー」
その瞬間、俺は着せ替えカメラで振袖をビキニに変えた。
むちむちで少し垂れたおっぱい。ぽこんと飛び出たお腹。大きなお尻、むっちりとした太ももに、色っぽい恥丘の膨らみ。
「すごい手品だ!」「素晴らしい」会場からは再び拍手が鳴り響いた。

俺は、従姉の後ろに回り込むと、胸を揉み、股間を撫でた。
「ああんっ、いやんっ」気持ちよさそうに悶えた後、そのまま会場を出ようとしたので、ついていき、トイレに連れ込み、壁に押しつける。
「えっ、何?、ちょっと、いや、ああっ、何よこれ?」突然沸き上がる快感に、戸惑い、あっという間に堕ちた。
俺は、水着をずらすと、乳首を舐め、大きく垂れている胸を揉み、パンツの横から股間に指を入れてこすり立てる
「あんっ、いや、ああっ、何、すごい、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
さすが熟女。一旦火がつくとすごい・・・・
局部から潮を吹いてぐったりしたところを床に押し倒し、挿入。
髪を振り乱し、胸を揺らし、悶え狂う女性。
俺はあっという間に逝きそうになった「逝くよぉぉぉぉ」「逝ってぇっっっっ」
「おおおおおっ」俺は、逸物を抜くと、お腹にたっぷりと振りかけた。
で、後ろを振り向くと、女性のスタッフがこちらを見ていた。
「どうしたのですか?」「すいません、振袖が急に水着になって、トイレに連れ込まれて、何か気持ちよくなって・・・・」「???」


【花束贈呈】
会場にもどると、ヒロシの大伯父なる人物がトリでカラオケを歌っていたので「白(しろ)ネクタイ」→「黒(くろ)ネクタイ」と、軽くイタズラを仕掛けた。数人が気がついた様子だ。

さて、「花束贈呈」。
新婦・麻奈美が花束を抱えてマイクの前に立つ。新郎ヒロシも寄り添うが、二人とも疲れているように見える。
「お父さん、お母さん、私を育ててくれて、ありがとう」で始まる挨拶。当然『吹き替え糸電話』で割り込んで・・・
「私が一番親の愛を感じたのは、大学生の時、私が不倫の子を妊娠して、中絶手術をしたとき、一緒に付き添ってくれたことです。学生時代、私は何十人という男とつきあい、ち○ぽを私のアソコにズブズブとはめられ、快感によがり狂いましたが、やっぱり、ヒロシさんのち○ぽが一番太くて気持ちいいです」
(本当の所、大学の時は俺一筋だったので、こんなことはあり得ない)

両親は、こめかみに血管を浮かべて怒りそうになっている。ヒロシはニヤニヤと笑いをかみ殺している。耳には『ゲラゲライヤホン』が入っているからだ。

それでも、司会者が何とか取り繕って、花束贈呈・・・・とその瞬間、バラやカーネーションが溢れそうに咲き誇っていた花束が、真っ白な菊の花束に変わった。
まるで、葬式の残り花のようなみすぼらしい花束だ。

次いで、「両親挨拶」。枯れかけた菊の花束を抱えた新郎の父親がマイクを握るが、こめかみがプルプル震えて挨拶どころではないようだ。しようがないなあ。
「私の次男は『セクハラキング』、麻奈美さんは『ナンパクイーン』、先ほど長男と嫁がエッチしていたけど、それが何だ!。俺たちは全員、Hの結果生まれているんだ。ワハハハハハハ」
拍手はまばら・・・・みんな引いている。
しょうがないなあ。
またまた着せ替えカメラ。
新郎両親は、油まみれの工員服、新婦父親はTシャツにダメージ加工のジーンズ、新婦母親はもんぺの農婦姿。
新郎ヒロシは、六尺フンドシにシルクハット、新婦麻奈美はまっ裸でショーツと髪飾りだけ。
「キャー」会場から悲鳴が上がったので、『時限バカ弾』を何発か爆発させると、会場にいた人全員が妙な振り付けで踊り狂った。
その隙に、俺は麻奈美の胸を揉み、乳首をしゃぶった。懐かしい胸や乳首の感触。丁寧に揉み込み、しゃぶると「あんっ、あっ」麻奈美は気持ちよさそうな喘ぎ声を出した。

親戚の男性が、上着を脱いで麻奈美の肩に掛けたので、俺は麻奈美から離れると、『からだポンプ』をヒロシの肉棒に取り付けた。ヒロシの肉棒は天井に届きそうな位大きくなり、肉棒が倒れると、会場にいる参列客の頭に当たって、またまた大騒ぎ。
(ポンプを取り外すと、すぐに元通りにもどった)

司会者は慌てて会場を暗くさせ、パニくった音響係が訳の分からない変な音楽を流して新郎新婦と両家両親は真っ暗な中、そそくさと退場。


【お開き】
俺も外に出ると、新郎新婦はホテル備え付けのあり合わせの服を着させられていたので、着せ替えカメラでルパン三世とクラリスの格好にしてあげた。
二人は呆然としたままだし、式場スタッフも、これで厄介なこの披露宴もお開きになるかと、気乗りしない様子でぼそぼそと仕事をしている。

今から、お客様お見送り。
両親は農婦や工員姿のまま。とても、結婚式の見送りとは思えない風景。

普通なら「ありがとうございました」「おめでとうございました」という言葉が交わされ、新郎新婦から金平糖が配られる
だが、俺はプレゼントの中身を「コンペイトウ」→「コンドーム」に変換していて、二人が配っているのはゴム製品。包みを開けて、床に投げ捨てる人もいた。(30分経てば金平糖にもどるのにね)

さらに、わずかな隙をついて、新郎と新婦母親の唇に『悪くちべに』を塗った。母親たちは
「下品なドレスね」「歌も下手だったし」「そのメタポなお腹、何とかしなさいよ」「でかいおっぱいしているわ。何十人の男に揉まれたの?」と言いたい放題。
隣でそれを聞いていた両家父親。怒りは限界に来ている。俺は、まあまあ棒を口に当てていたのだが・・・・・

やべっ、まずいっ。逃げるか。
俺は全速力でその場を逃げ出し、階段を駆け下りると、大きな爆発音が聞こえた。
まあまあ棒で怒りを封じ込められた両親の怒りが爆発したようだ。




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数日後の夜。
俺は、自宅のアパートで、英会話のビデオを見ていた。
6ヶ月後のシアトル赴任に向けて、付け焼き刃で勉強をしているところだった。

そんな俺の部屋に来客が。麻奈美だった。
「麻奈美、ご無沙汰。結婚したんだって?。おめでとう」とわざとらしく言ってみると、
「私・・・結婚ダメになったの」と玄関に泣き崩れた。
(実は、スパイ衛星で見て、その話は知っていた)

結婚式場での謎の爆発の後、お互いの両親が罵りあいを始め、実家に連れ戻された。
麻奈美も、ヒロシへの熱が急に冷めて、両親が持ちかけた破談話に乗ったという。
さらに、ヒロシの父親から圧力がかかって、会社もクビになった。(そうでなくても居られないだろうが・・・)

「で、何で俺の所に来たの?」
「あなた、半年後にシアトルに赴任するんだって?」
「そうだけど、何か?」(何となく用件の察しはついたが、知らん顔した)

「私、ついていっていい?」
「何を今さら・・・」(そう簡単に許せることではないよ)
「でも・・」麻奈美の話は、痛いところを突いてきた。

そう、海外赴任する場合、奥さんを連れて行かないと、生活とか腰回りの処理が大変なのだそうだ。(日本みたいに性欲を発散できる相手を簡単に見つけられない。)
上司からも「本当は奥さん連れて行った方がいいんだけどなぁ」と言われていたが、相手がいないのでは仕方ない。

「私、あなたと別れてから、ヒロシとは10回しかHしていないの。それもものすごい下手くそ」(Hの回数数えてどうするんだよ)
それに、式の次の日に入籍する予定だったので、戸籍は汚れていないこともアピール。
麻奈美は英検2級を持っていて、(大学の授業の)外書購読では何回か助けてもらったことも思い出した。・・・・・
「ねえ・・・私じゃ・・だめ?」だめ押しをする麻奈美、俺の方に寄り添ってくる。

数分の間、沈黙のひとときが流れる。

俺は、隣の部屋に行き、ポケットから『正直太郎』を取りだすと、麻奈美に渡した。
「何?この薄汚いぬいぐるみは?」
「いいから持ってみて・・・・」
麻奈美はいぶかしげに正直太郎を手にした。と、ぬいぐるみは単調な声で色々としゃべり始めた。


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1年後。
俺は妻を伴って、ラスベガス・マッキャラン国際空港に降り立った。
休暇をもらった俺たちは、『フエール銀行』で増やした軍資金を持ち、シアトル郊外にある庭付き社宅からラスベガスへ来たのだ。

カジノでは一進一退の攻防が続き、その息抜きとして、ホテルでオープンカーを1日借りてくると荒野を疾走した。
回りに車のいない荒野の一本道はアメリカならではの風景。
現地のラジオを楽しんでいる愛妻の長い髪が、乾いた風になびいている。

「そういえば、ラスベガスって簡単に結婚式挙げられるよね。俺たち、結婚式挙げないでこっち(米国)にきてしまったから、どう、ここ(ラスベガス)で結婚式挙げていく??」


「イヤよ。結婚式だけは絶対にイヤ。ねえ、お願い。それ以外なら何でも言うこと聞くからぁ」
そう言うと、麻奈美は運転している俺にしがみつき、唇にむしゃぶりついた。





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作者より:今回からトリップを変更します。旧トリップはコメント欄で

出典:オリジナル /前作の「石ころ帽子」↓↓の主人公とは別人です。
リンク:http://moemoe.mydns.jp/view.php/6698

(・∀・): 136 | (・A・): 137

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