特別な、存在

2004/12/01 12:21 登録: えっちな名無しさん

常連の女子高生A子はいつも雑記ノートに色々書いていた。
そしてBという男の文章を見つける。
AとB、交換日記のような交流は続くものの、
A子のいる時間(20時まで)にはBは来ない。
顔が見えないまま半年が経つ。
店員だった私は、A子から相談をよく受けた。
『Bさんってどんな人?』
『どんなゲームやってるの?』

Bが格闘ゲームをやっていると聞いたA子は、慣れない手で格闘ゲームに挑戦していた。
そしてノートではBがA子に色々アドバイスなんかをしていた。

…実は、Bってのは俺だったんだ。
ノートは閉店後に書いていた。
それを明かした時のA子の顔は忘れられない。

そんなA子も、今は俺の妻。

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