彼女の正当防衛
2008/12/05 13:17 登録: えっちなバスドラ
845 :おさかなくわえた名無しさん :2008/12/01(月) 15:49:47 ID:o3xhZxBO
少々長いが、大学の友達の彼女の話
今から2年前の出来事だ。
夜8時ぐらいに俺のアパートで一緒に勉強をしていた友人のケータイに、友人の彼女から電話が入った。
いつもの惚気だろうと思っていると、なにやら様子がおかしい。
どうやら彼女がアパートへ帰宅したところ、押し入っていた泥棒に偶然出くわしてしまった。
彼女自身がパニックになっており現状はよく分からない。「とにかくすぐ来て欲しい」とのこと。
これは大変なことになった、すぐ助けに行かなきゃと、
俺と友人はとりあえず目に入った室内用物干し竿を手に、慌てて彼女のアパートへ向かった。
現場まではチャリで5分程度だが、その時はやけに長く感じた。
到着してみると、彼女の部屋のあたりで人だかりができていた。
どうやら同じアパートの住人や近所の住民が、騒ぎを聞きつけて駆けつけたようだ。
部屋の中に入ると、そこら中物やゴミが散乱して酷い有様。
その傍らで、破けたシャツを纏って泣き続ける彼女と、それを慰める近所のおばさんが3人。
そして、俺達と同じ大学の逞しい男子学生(後で聞くと陸上部の砲丸投げの選手だった)が3人、
40過ぎぐらいの男を組み伏せていた。
848 :おさかなくわえた名無しさん :2008/12/01(月) 15:54:05 ID:o3xhZxBO
彼氏の到着に安心したのか、また泣き始めた彼女。
何とか落ち着かせた後、ようやく話を聞くことが出来た。
曰く、彼女がアパートに帰って部屋の電気を付けると、見知らぬ男が潜んでいて突然襲い掛かってきた。
これも後から分かった事だが、男は泥棒ではなく彼女へのレイプが目的だった。
パニックになった彼女は悲鳴をあげ、手当たり次第に物を投げ付けた。
持っていたカバンはもちろん、食器、目覚まし時計、辞書、電気スタンド、etc etc…
そんな中、偶然投げたまな板がレイプ犯の顎を直撃!
たまらずうずくまる犯人を、彼女は更に徹底的に殴りつけた(彼女は無我夢中で覚えてなかったが、折り畳み椅子で)。
そして騒ぎを聞きつけて駆けつけたアパートの住人達がレイプ犯を取り押さえ、
俺の友人(彼氏)に電話をしたのはその後だった。
やがて通報を受けてやってきたパトカーが到着。
警察官、ボロボロになった犯人の有様を見て、「貴女スゴいねぇ」と苦笑い。
レイプ犯、後で「過剰防衛だ」と騒いだようだが、結局彼女の正当防衛が認められる。
この件以後、俺の友人が彼女にやけに従順になったのは言うまでもない。
出典:武勇伝
リンク:http://changi.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1224774944/

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