(続)猫じゃないんじゃないか?

2008/12/08 18:22 登録: えっちな名無しさん

『猫じゃないんじゃないか?』参照→http://moemoe.mydns.jp/view.php/14724
(続)猫じゃないんじゃないか?
2008年11月17日、新疆ウイグル自治区グルジャ(伊寧)県の張培偉(ジャン・ペイウェイ)さんが飼っていた「山猫」は国家1級野生保護動物の「ユキヒョウ(雪豹)」だった―というニュースが報じられて以来、張さんの家にはメディアと見学者が殺到。ユキヒョウも驚いて食欲が落ちているという。「ウルムチ在線」が伝えた。
今月13日の「ユキヒョウ発見」の報道直後から現在までに、中国中央電視台(CCTV)をはじめ20社以上のメディアが次々と取材に訪れ、珍しいユキヒョウを一目見ようと各地から見学に訪れた人は1000人を超えたという。
16日午前、記者の電話取材に「ここ数日間、ユキヒョウはあまりにも多くの人間を見たため食欲がすっかり落ちて、精神状態も良くない」と張さんは答えている。
張さんの家は3人家族。2匹のユキヒョウはこれまで静かな環境下で育っていたが、13日から一変。常に大勢の人間に囲まれており、2匹はうなり声を上げるようになったという。
事態を重く見た県当局は14日、10数人の民警と民兵で組織された警備班を張さん宅に配置。来訪者の数と行動を管理して24時間体制でユキヒョウを保護することに。
また16日午後には赤外線探知機や監視システムを設置して、2匹の様子を離れた場所から観察できるよう配慮。張さんにはエサ代として1000元(約1万4000円)を支給したという。17日現在、2匹の食欲は戻りつつあるとのこと。

(続続)猫じゃないんじゃないか?
2008年11月21日、新疆ウイグル自治区の牧畜農民が山で拾ったヤマネコは「ユキヒョウ(雪豹)」だったというニュースに、「作り話」疑惑が浮上。ねつ造疑惑で世界的に有名になった華南トラ事件の二の舞になる、と警告する動物専門家が現れた。
北京紙「中国青年報」が伝えた。今年5月12日、新疆ウイグル自治区グルジャ(伊寧)県の張培偉(ジャン・ペイウェイ)さんは、羊の放牧のため訪れた天山西部の峡谷で2匹の子ネコを発見。そのまま自宅に連れ帰り育てたのだが、2匹はどんどん大きく成長。
食欲もニワトリ1匹食べていたのが、子ヒツジ1頭丸ごと食べるようになり、驚いた張さんは各研究機関に鑑定を依頼。7月に「ユキヒョウの可能性大」と連絡があり、9月に「ユキヒョウ」と断定された。
この件に関し、同自治区林業局は張さんに「当局の指示があるまで誰にも話すな」と口止め。その後何の連絡もなかったため、彼が地元紙に「ユキヒョウ発見」のニュースを通報したという。
長年ユキヒョウの研究を続けている「中国科学院新疆生態・地理研究所」の研究員で、新疆動物学会副理事長の馬鳴(マー・ミン)氏は「拾った子ネコが成長してユキヒョウになったというニュースは話としては面白いが、華南トラ事件と同様にねつ造の疑いがある」とコメント。
「いくら子供といっても明確な特徴を持つユキヒョウをヤマネコと間違えることはありえない。拾った場所や状況について飼い主はウソを言っている」と断言した。
しかもユキヒョウの飼育費として全国から寄せられた寄付金についても疑惑ありとの報道も出ている。
疑われている飼い主の張さんは現在非常に落ち込んでおり、彼の母親も「なんでユキヒョウなんか拾ってきたの」と泣きながら息子を責めたという。
---------------------------------------------------------------------------
苦境にある張さん一家を救いたい――。報道後、ネットユーザーから温かい声が相次いだ。
また、国家保護野生動物に指定されているため売買は禁止されているが、経済的に余裕のあるビジネス家や繁殖業者からユキヒョウを譲り受けたいとの申し出もあるという。
新疆ウイグル自治区林業庁野生動植物保護管理所の責任者は、「皆様の温かいお気持ちには感謝しているが、ユキヒョウは一般動物と異なり、簡単に飼うことはできない。自治区野生動物救助センターが引き取るのがベスト。設備も環境も野生動物が生存するのに最適な条件を満たしている」とコメント。現在のところ2頭を保護したのち、同センターで訓練を受けさせ、将来的に野生に還す意向であることを明らかにした。
なお、同自治区イリ・カザフ(伊犁哈薩克)自治州では現在、赤十字会、紀律検査部門などの関連部門を窓口として、「ユキヒョウのためのチャリティー募金」口座が開設される見通しという。


出典:Excite ニュース
リンク:http://excite.co.jp/News/china/20081120/Recordchina_20081119018.html

(・∀・): 56 | (・A・): 20

TOP