ツンデレラーメン

2009/01/02 23:59 登録: sg

年末、昼飯にラーメン屋に寄ったときのこと

そこはこだわりのラーメン屋で、うまいことで有名だった。
もっとも、私はまだそこのお店に入ったことがなかったのだが、小さな店に入ると不精ひげまみれの親父が半袖シャツにタオルを頭に巻いて汗だくで麺の湯を切っていた。
店は小さいだけでなく狭く、10人ほど座れればよいほうだったが、私と同僚は6番目、7番目ですぐに座ることが出来た。
席に座ると、大盛り2つを注文する。(メニューは大盛りと普通、飯しかない為)
すぐに3人ほど入り店は座ることが出来なくなった。
ほどなくして私と同僚ラーメンが来た。
噂どおりのうまいラーメンだった。
半分ほどすすったときに事件がおきた。
後から入ってきたグループの一人が出てきたあとにねぎは入れないで欲しいと頼み忘れてたようだ。
店長がそのことに激怒した。
店長“俺はな〜お客さんにうまいラーメンを食べてもらうためにがんばってるんだっ!そんなことは先にいってもらわないとっ!”
客“すいません”
周りの人は店長の勢いに飲まれるとともに今後の成り行きをみまもる。
私もその一人だった。
店長“麺の固さやそれにあわせるスープ、チャーシュー…ねぎだってバランスの一部なのに…それなのに…それなのに…わかったかっ!”(ひげとタオルで顔は見えないが完全に青筋立ちの怒り形相が感じられた)
客“…”(ビビって声が出ない)
店長“まあ、次にきてくれればの話だけど”(ツンデレ風に)
えぇ、盛大に吹きましたとも。
鼻から麺出し4名
盛大に噴出し3名

7人の水芸にビビッた店長でしたがすぐに我に帰って、大説教&大掃除でしたが今では全員常連客です。www


出典:トンコツ醤油の
リンク:うまいラーメンです

(・∀・): 201 | (・A・): 55

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