犬と父（ショート3編）

506 ：おさかなくわえた名無しさん：2008/11/03(月) 11:32

先日実家で飼っているラブラドールのチャコが出産。

様子を聞こうと思って電話してみると父が出た。

絵に描いたような田舎の頑固親父のはずの父は、

かねがねチャコを「あんなバカ犬、お父さんは飼いたなかったんだ！」と言いつつ、

実際には居間でチャコに腕枕をしてやって、

▼-ェ-▼(´д｀*）

こんな状態で寄り添いながら寝ていたりするようなツンデレなので、

さてどう反応するかとあれこれ質問してみたところ。

( ﾟдﾟ) ＜子犬、オスとメスどっちが何匹だったの？

(´д｀*）＜確かオスの方が多かったんだよな。でもみんなかわいいぞぅ〜

( ﾟдﾟ) ＜貰い手とかちゃんと探してる？

(´д｀*）＜まだ探してない。でもかわいいぞぅ〜

( ﾟдﾟ) ＜年内には探さないとダメだよ。すぐ大きくなっちゃうんだから

(´д｀*）＜3ヶ月になるまでには見つけとく。でもかわいいぞぅ〜

何を聞いてもほとんど「かわいいぞぅ〜」しか言わず、しまいには、

(´∀｀*）＜お父さん寝るからな！って言いながら、

チャコとチビたちを撫でとったとこだで、まあ寝るわ。おやすみ〜

と言われて電話を切られた。

ツンデレからデレデレにクラスチェンジしたらしい。

438 ：おさかなくわえた名無しさん：2008/10/10(金) 18:48

一週間程前からうちに犬を預けていた父の友人が、さっき犬を迎えに来た。

父友「いや助かったわ、ありがとう。で、犬は？」

父「知らない」

父友「犬は？」

父「知らなーい」

父友「お前が後ろに隠してるケージの中身は何だ」

父「プーちゃんはもううちの子です」

この一週間ですっかり情が移ってしまった父。

最後まで駄々こねまくり、結局(´・ω・｀)ってなりながら犬を引き渡した。

現在、夕飯を作る母に背後霊のようにくっついて、

「犬欲しい〜犬〜犬飼おうよぉ〜」と囁き続けて母に無視されている。

295 ：おさかなくわえた名無しさん ：2005/10/02(日) 22:18

トリビアで「飼い主が倒れたら、イヌは助けを求めに走るか」の実験のあと。

なんかイヌ（雑種５才）に話かけてた。

父「お前は・・・無理だろうなあ」

イヌ「わう」

父「お前が倒れたら、オレが助けにいってやるからな」

涙した。

出典：うっかり萌えた父親のエピソード
リンク：2ch