ぼくがコピペブログ管理人がきらいなよっつの理由
2009/01/31 18:24 登録: えっちな名無しさん
正直に本音を申し上げますと、僕はコピペブログの管理人ってのが、ブログ厨やニコ厨よりも下等の、最下層の存在であると信じて疑いません。この日本のインターネットコンテンツにおいて、最大の害悪だと信じて疑いません。一刻も早く唾棄されるべきものであると、信じて疑いません。彼らが如何に危険であるかと言うことを、人々は認識すべきです。
まず第一に、彼らは、自分では何も生み出すことが出来ません。だから2ちゃんねるから他人の書き込みを拾い上げ、それを自分のブログに飾りつけ、自分の付加価値とします。自分ひとりでは何の価値もないから、他人の価値を盗んで自分のもののように見せびらかすしかないのです。あたかも自分が面白いかのように。自分には価値があるかのように。
コピペブログは誰かの価値を盗み続けることによってでしか、自分の価値を維持できません。自分だけでは何も生み出せないからです。自分だけではアクセスを増やすことができないからです。彼らにとって窃盗は正当行為です。酸素を得る為に呼吸することと同じです。
そして第二に、彼らはそうやって他人から盗んだもので自分を膨張させた後、増長して振る舞います。管理人としてブログ厨達に振る舞うのです。時にはブログのコメント欄を、時にはレンタル掲示板を、時にはmixiを、時にはネトラジを媒介して。ブログ厨達は管理人に大いに構います。「さすがだな管理人」とか「管理人はあいかわらず〜〜だな」とか。大概にして管理人は凡人です。実際なら取るに足りないその他多数の内の一人にすぎません。背景の一つです。構うほどのものではありません。ですが、他人から盗み出し、コピペブログに積み上げられたまがい物の付加価値が、管理人を特別な存在として演出させるのです。ブログ厨達はまがいものの付加価値に惑わされて管理人の存在を過大に認識し、「管理人乙!」とか言っちゃうわけです。そして管理人はさらに増長してしまいます。ブログの更新は継続され、常連なるブログ厨が生み出され、彼らは常に管理人を賞賛し、管理人の実体を伴わない幻の存在価値は徐々に固められていくのです。「有名ブログの」あるいは「大手ブログの管理人」という、ハリボテの価値が。
そして第三に、これが一番重要なことですが、コピペブログは自身を一種のマスメディアのように見せかけていることです。大量の訪問者(ブログ厨)が、管理人の掲載した記事を見て、情報を得る。その過程で、彼らは非常に危険なことをしています。まず、それっぽさを演出することです。
ほとんどのブログに「このブログについて」というようなページが存在します。例をあげると、
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これは非常に典型的なものです。彼らは、自分達がなにかしらの公共的な秩序に従い、ルールを逸脱することなくより多くの人の利益に成る為にブログを運営しているように取り繕うのです。それはあたかも、既存のマスメディアのように、まず自分が害悪ではない、クリーンであるという前提を、出発点としています。
やがてブログ厨達は、ニュースサイトを見るときのように、コピペブログにはまず事実しか掲載されない(情報的・体勢的に間違っていない)と思い込むようになります。ですから、痛いニュースなどがニュースサイトとして機能しているのです。取り扱う情報に無根拠(このサイトが嘘をつくことなんてないだろう)の信頼性があるからです。自分達を騙すだなんて思っていませんし、事実としてほとんどの管理人にそんな動機がないからです。
ですが、大概にしてコピペブログは誤った情報を流し続けます。
例えば、とあるコピペブログの記事が創価学会の圧力によって削除されたという一時期話題になった情報です。常識的に考えてみれば、削除したのはそのブログの管理人です。創価学会がブログ会社に直接圧力をかけたわけではありません。ただ批判・要請メールが来ただけで、宗教批判だけで強制削除なんてことはまずありえません。私自身、何度も強い抗議を受けましたが、実際に強制削除なんてありませんでした。
しかし、この事件の後、いくつかのブログが「創価学会によって"強制削除"された」などという触れ回りで記事を掲載し、大いに賑わったのです。ブログ厨たちはそれを鵜呑みにし、さんざん騒ぎ立てました。コピペブログに掲載された時点で、それが事実として大衆的に認識されてしまうからです。彼らはコピペブログが間違った情報を流すかもしれないなんて用心がないのです。そしてこの時、誰しもが「創価学会ならやっても意外じゃない」なんて先入観があったはずです。これが、コピペブログ管理人が害悪である四つ目の理由です。
コピペブログの管理人は大衆の間違いに気づきません。気づかないまま大衆の望む記事を上げ続けていきます。なぜなら彼らもまた凡人だからです。しかし、ブログ厨達は管理人が愚かである、なんてことを思うはずもなく、今日もまた、コピペブログに掲載された情報を、「正しい情報」として、ありがたく拝聴するのです。
「韓国人は捏造ばかりする」
「中国人には常識が無く野蛮である」
「日本のアニメ・マンガは世界的に人気である」
「麻生総理は有能で日本を正しい方向に導いてくれる」
「朝日や毎日は国賊である」
「マスコミは正しくない」
もとは「便所の落書き」と称されるほど信頼性の低い2ちゃんねるで醸成されたこれらの"通説"は、2ちゃんねるを飛び出てコピペブログに「情報」として掲載されることで、正しいというお墨付きを得ることが出来ます。そのお墨付きを与えているのが、管理人という名のインテリからは程遠い欠点だらけの間抜けな凡人である、ということも知らず、無菌室育ちのブログ厨達は何の疑いもなく受け入れてしまうのです。
そして、上記のようなステレオタイプの情報――偏見は、誰からも指摘や更正を受けることも無く、ただひたすら管理人(大衆)とブログ厨(大衆)の間を旋回し続けます。それは誰にも止めることはできません。誰かが止めるべきなのに。
なんのことはありません。コピペブログなんてものは大衆同士がお互いを自己正当化するだけの場所なのです。彼らは心の中でこんな妄想をしたことがあるはずです「現実のテレビや新聞や政治家が、中国や韓国を大々的に批判すれば」なんてことを。
実際にそんな可能性は高くありません。彼らの望むことは大概過激的すぎるからです。
だから、自分達が「テレビや新聞や政治家」になりきって大言壮語を振りまき、それを自分達で「まったくだ」とうなずきあってるだけなのです。
コピペブログの管理人は、大衆の手先となってこの自己正当化行為を積極的に推進しています。大衆が満足しそうなステレオタイプの書き込みを拾ってきては、正しい情報だと掲載し、その見返りに賞賛を受け「管理人」としての権威や付加価値を手に入れるのです。
管理人はただの凡人です。ですが凡人だからこそ「他人と違う、特別な自分」に対する大きな欲求があります。その惨めな欲望を満たす為だけに、彼らは今日も大衆を煽り立て、盲目的にするのです。かつての新聞が、日本帝国の対外侵略を礼賛したように。
ホント、ニュース・政治系統のコピペブログって害悪以外の何者でもないよね。でも、vip系もかなり過激だよね。国籍法改正の時なんかびっくりしちゃったよ。
そもそも国籍法改正のとき、連中のなかでどれだけの人数が自分で国籍法改正について調べたんだろうね。どうせ聖戦士の貼ったコピペ読んだくらいだろうけど。そんな連中に煽られる男のひとって・・・
出典:ブックマーク
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