イヤラシかった、だと？

　両親が旅行に行ったので、その間姉貴（20）が飯を作ることになった。
　で、俺（18）と姉貴がスーパーに買い物行ったとき。
「何食べるー？」
「うーん、何にしようかなあ〜」
　などと、いいながらあちこち物色してると。
　突然、
「あっひゃああおおおお！」
　とか、姉貴が、素っ頓狂な悲鳴を上げた。
「え？何々？」
　姉貴の後ろにはキョトンとした3歳くらいの男の子。
　どうやらその子にケツを触られて驚いたらしく。
　恐縮してひたすら謝るその子の両親に、
「いーえー、いいんですよ〜＾＾」
　とかいいつつその場を納め……。
「あれくらいであんな声あげるなよ！　恥ずかしいな！」
「だけどビックリしたんだもんー、てっきり……」
　と、姉貴は言い淀む。
「ん？」
「てっきり○○ちゃん（俺）かと……」
「は？」
「ええっ？　こんなとこでなにすんの？　って」
「………（あのな）」
　一部始終を見ていた周りの客はそれを聞いて半笑いになっていた。
　なんか日常的に俺がケツ触ってるみてーじゃねえかよ、こんなところじゃなかったら触っていいのか、オイ。
　姉貴曰く、触りかたがすごく「イヤラシかった」そうだ。
　言うに事欠いてイヤラシかったから俺かよ……。

出典：2ちゃん
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