《ふたりエッチ》フィットネスクラブにて

2009/02/25 00:10 登録: えっちな名無しさん

「お疲れ様でした、小野田さん。今日は、やけに熱心でしたね。」
フィットネスクラブのスタジオで、エアロビのプログラムを終えた優良に歩み寄り話しかける男性。
インストラクターを勤める福島カケルである。
「あ、福島さん。ええ、最近お腹辺りがチョット…。
それで少し頑張りすぎちゃいました。」
そうは言うものの、美しい顔に加え、出る所は出て、引っ込む所は適度に引き締まりつつも
女性の柔らかさを残した抜群のプロポーションを持つ優良は、
フィットネスクラブに通う男性逹は勿論、女性逹からも羨望の眼差しを集めていた。
「小野田さんは、そんなに頑張らなくても、充分魅力的ですよ。」
「もう〜、福島さんたら。お上手ですね。」
福島が普段、クラブに来る女性逹に使うセリフも
優良に対しては本心からの言葉なのだが、
自覚の無い優良は、冗談として軽く受け流す。
激しい運動を終えた優良の肌はほんのり上気し、
レオタードの上に着ているTシャツが汗で濡れ透け、
浮かび上がった身体のラインが、健康的な色気を振り撒いていた。
その姿は、福島でなくても、男性なら魅力的だと感じるに違いない。
そして、同じく引き締まった身体と端正な顔立ちの福島が、優良と2人並んで話す姿は、
誰が見ても、お似合いの美男美女カップルであった。
しかし、優良がフィットネスクラブに通うのは、自分の為というのもあるが、
愛する夫。真に喜んでもらう為というのが、1番の理由である。
真に一途な優良は、福島が、自分に好意を持っているなどとは、露ほども感じていなかった。

あの出来事が起こるまでは……。
とあるフィットネスクラブのシャワー室で、抱き合う一組の男女の姿があった。
1人は、小野田優良。
美しい顔に清楚な雰囲気。それに加えて抜群のプロポーションを持っており、
フィットネスクラブ内の男女から、羨望の眼差しを集めている女性。
もう1人は、福島カケル。このフィットネスクラブのインストラクターをしており、
端正なルックスと、引き締まった身体で、クラブ内での女性人気が高い男性。

その2人が、シャワー室という狭い空間で、裸で抱き合っていた…。
だがそれは、2人が愛し合う関係にあるという訳では無い。

――話は10分ほど前にさかのぼる…。
女性用シャワー室が改築中の為、時間ごとに交代で利用する事になっていたのだが、スタッフが使用時間の案内を間違え、
優良は、先に入っていた福島と中で鉢合わせてしまった。
慌ててシャワー室を出ようとした優良だったが、
その時、トレーニングを終えた男性会員逹が入ってきたのだ。
「ど、どうしよう…」
小さなタオル一枚を当てただけの姿で優良は狼狽した。
このままでは、福島だけではなく、他の大勢の男逹にまで
自分の恥ずかしい姿を見られてしまう。
混乱し、立ち尽くしてしまった優良の手を福島が掴み、仕切られた場所へ引き込まれる。
「きゃっ!」
引っ張られた瞬間、持っていたタオルを落としてしまった。
しかし、もう男逹がシャワー室内に入って来ており、拾いに出る事は出来ない。
こうして、仕切りとカーテンに囲まれた狭い空間の中、
産まれたままの姿で、優良と福島は抱き合う形になってしまったのだ。
「あ、あの…。福島さん…」
「シーっ、静かに。」
カーテンを閉め、左右には仕切りが有るとはいえ、
少し背伸びすれば覗き込める程度の高さなので、女性の声など聞こえたら、
興味本意で覗き込まれ、2人が裸で抱き合う姿を見られかねない。
それを理解して、優良は息を潜めた。しかし…
あらためて今の状況に、優良は周りに聞こえてしまうのではないかと思う程、
胸の鼓動が激しくなっているのを感じていた。
こんな、肌が触れるほど間近に、夫である真以外の男性の裸を見た事などなかった。
それも、服を着ていた時には気付かなかった、福島の肉体美を…
筋の浮かび上がった、太く逞しい腕。
硬く盛り上がった、厚い胸板。
贅肉の無い、割れた腹筋。
そして、その下の……

(何を考えてるの!こんな時に!)
まるで値踏みする様に、福島の肉体を見ている自分自身を、優良は心の中で叱責する。
そんな自分の卑しい視線を気付かれたのではないか?
恐る恐る福島の顔を見上げた。すると…
気を使ってくれているのだろう、横を向いて、目を閉じてくれていた。
そんな福島の姿に、少しの安堵感と、彼への信頼が。
そして、自分の卑しい心への嫌悪感と恥ずかしさが湧き上がってきていた。
それを鎮めるべく、優良も瞳を閉じて、福島の胸に頭を預ける。
そして、耳に聴こえるシャワーの流れる音。周りの男逹の話し声。そして、
自分と同じ様に、大きくなってきた福島の鼓動の音に意識を集中した…。
そんな中、ふと周りの男逹の会話が優良の耳に入り込んできた。
「いや〜、しかし今日は良いモン見れたな〜。」
「ホントホント。お前の言った通り、堪らんかったわ。あの女の身体。」
「だろ?俺なんか、エアロビの時、ずっと後ろから尻ばっか見てたぜ。」
「おう、スパッツの上からでも、レオタードが食い込んで
プリケツとワレメの形がバッチリ見えてたもんな!」
「お前ら、大事なモン見落としてるだろ!あの動くたんびに
タプンタプン。プルルンプルルンて揺れる柔らかそうな巨乳をよ〜!」
「俺も。隣でルームランナー走ってる時、釘付けだった。
良い匂いしたし。スゲー揉みしだきてー。あのオッパイ。」

(この人逹、そんな目で女性を見ているの…)
優良は男逹がする猥談に嫌悪感を覚えた。そして、聞いていくうちに、
その話の女性は、状況から見て自分の事だと気付き始め、
その恐怖と不安から、無意識のうちに福島と更に強く密着した。
その時、不意にヘソの辺りに何か当たる感触が…。
下に目を向けてみると、最初に見た時とは全く違う、
勃起して上を向いた福島のペニスが、優良の下腹部をつついていた。
驚きと同時に、いけないと思いつつも、つい見入ってしまう。
優良の柔らかい身体の感触と、男逹が語る優良の魅惑的な肢体を
強く意識しまった事で、すっかり昂ってしまった福島のペニスは
熱く、大きく、硬くなっていた。

(すごい…。真さんのより…大きい…。)
見てはいけないと思いつつも、初めて見る夫以外の男性の、
勃起したペニスに、ついつい見入ってしまう。
「す、スイマセン…。」
そんな優良の熱視線を感じたのか、福島は
少し腰を引いて申し訳なさそうに小声で謝った。
その声で我に返った優良は、咄嗟に視線を外すべく、
少し開いた2人の空間で反転し、福島に背を向けようとした。
その時、福島のペニスが、お尻をなぞる様に滑り、太ももと股間の隙間にツルンと入り込んでしまった。
「ひやっ!」
そして、秘裂を掠めた福島のペニスが、優良の股間の前に亀頭が顔を出し、
まるで、優良の股間に男性のペニスが生えた様な格好になってしまった。
(ああ…、こんな、恥ずかしい…。…アッ!福島さんのが、ビクンッて…。)
優良のスベスベした太ももと、この状況で僅かに開きかけた花弁が、福島のペニスに密着し、
偶然とはいえ、素股で極上の快感を与えてしまっていた。
その刺激に堪らなくなった福島が、優良の肩の辺りに置いていた手を、胸の方へと伸ばしてきた。
「んぁっ!…や、やめて下さい。」
優良は、思わず声を上げてしまった。すると、
「あれ?今、女の声がしなかったか?」
すぐ隣に男逹が居るのを思い出し、優良は手で口を押さえる。
暫くすると、気のせいだろうと男逹は再び雑談を始めた。
「駄目ですよ小野田さん。周りの人にバレてしまいますよ。」
福島は、耳元でそう囁きながらも、胸への愛撫は間断なく続けてくる。
優良は、思わず声が出そうになるのを、必死に堪えていた。
(どうして?福島さん…。)
突然の裏切りにショックを受けながらも、優良は、福島の手から与えられる快感に、
徐々に流されて行きそうになるのを必死で堪えていた…。
「ん、…ふ、…んぁ…」
口を押さえている手の隙間から、僅かに漏れる優良の声には、
意思とは別に、少しずつ甘い色が混ざり始めていた。
福島は、それを楽しげに聞きながら、手にボディソープを着けると、
優良の身体中にそれを塗りつけ始めた。
「福島さん。な、何を…」
「何って、シャワー室に来たんですから、汗を流さないと。ね?」
そう言いながら、ヌルヌルになった優良の胸を、少し強めに揉みしだき、
母乳を搾り出す様に、強く握り込む。すると、ツルンと滑って、
尖端にある、桜色の乳首を挟み、引っ張りつつ、前に抜けていく。
その度に、優良の身体はビクンッと反応して、
太ももの間にある、福島のペニスを刺激する。
次第に、福島も興が乗って来たのか、周りの男逹が、優良の胸の話をすれば胸を。
腰のくびれや、お尻の話をすれば、くびれやお尻を。
まるで、男逹のリクエストに答えるかの様に、
撫でまわし、さすり、揉みしだいた…。
どれ位の時間、その行為が続いたのだろうか…。
執拗に施される福島の愛撫で、徐々に優良の快感も高まっていく…。
乳首は硬く尖り、秘裂の奥からは、熱い蜜が溢れ出して、
太ももに挟まった福島のペニスを濡らしてしまっていた。
福島も、ヌルヌルになったペニスを、優良の太ももや秘裂に擦りつけ、
小さく腰を前後させ、疑似挿入を楽しんでいた。
シャワーで泡を洗い流しながら、水圧を強くしたお湯を優良の股間に向ける。
擦り付けられ、大きく膨れあがったクリトリスに当てられると、
電流の様な快感が、優良の脊髄を駆け抜け、意識が飛びそうになる。
(だ、ダメ!おかしく、なっちゃう……。)
シャワー室に居た周りの男逹も殆んど出ていった頃、残った男数人の会話が、優良の耳に入る。
「…ところでさ、あのエロイ身体の人妻。あの福島ってインストラクターと絶対ヤッてるよな〜。」
「そうそう、あの2人の雰囲気。世界が違ってるもんなぁ。」
意識が混濁しかけていた優良は、男逹の話に驚き、我に返った。
(そんな根も葉もない噂が広まってるなんて…。)
しかし、今の状況を見られたら、それを裏付ける事になってしいかねない。
(違う!これは違うの!)
心の中で否定し、首を振る優良に福島は囁く。
「僕は見られても構いません。初めて貴女を見た時から、
ずっとこうしたいと思っていましたから…。」
優良は、福島の言葉に衝撃を受ける。
「駄目です…。私には主人が…。」
「そんな事は、アナタの魅力の前では関係ありません。
他の男逹だって、アナタとこうしたいと考えているんですよ。」
そう言い、シャワーの湯を当てながら、胸や秘部を弄りまわす。
心とは裏腹に、快感に負けそうな優良の身体は、
侵入を拒んでいた太ももの締め付けが、少しずつ緩んでいき、
福島の手が、秘裂をまさぐるのを許してしまっていた。
お尻の方から手を差し入れられ、秘裂を撫でながら、2本の指で陰唇がパクッと開かれ、
露になった優良の秘穴に、シャワーの湯が浴びせかけられた。
「ん゙ん゙〜〜……!!!」
その、あまりの刺激の強さに、全身をビクンビクンと痙攣させ、
優良は、両手で口を押さえながら、軽く絶頂を迎えてしまった。
「ハァ…、ハァ……。」
福島の巧みな指技と、シャワーの水圧で、軽く絶頂を迎えた優良は、
ぐったりと福島に身体を預け、肩で荒い呼吸をし、余韻に浸っていた。
(イカされちゃった…。真さん以外の人に……。)
無理矢理とはいえ、真を裏切ってしまった様な気がして、優良の頬を、涙が一筋伝う。
「軽くイってしまいましたか?でも、まだこれからですよ。」
福島はそう言うと、優良の秘穴に、ツプリ、ツプリと
2本の指を突き入れ、膣内を掻き回し始めた。
同時に、剥き出しになったクリトリスには、亀頭を擦りつける。
「んはぁ…!あうっ!」
最も敏感な部位を攻められ、堪えきれずに思わず大きな声が出てしまったが、
周りの男逹は、話が盛り上がっていて、気付かれなかった様だ。
「しかし、なんだな…。あんな、福島みたいな、体鍛えてるヤツと
セックスしたら、女は堪らんだろうなぁ。」
「ああ…。俺一度アイツのモノみた事あるけど、ありゃ凶器だぜ。
それに、体力あるだろうから、何度もイカされて、
相手、壊れちまうんじゃねーかなぁ…。」
そんな男逹の話に、優良は恐怖した。
現に今、2度めの絶頂を迎えようとしている自分に対して、
福島のペニスは、未だに一度の射精もせず、更に大きく、硬く、熱くなっていた。
(こんな…大きくて、スゴイ形の…、挿入れられたら……、
わたし…どうなっちゃうんだろう……)
優良の精神は、身体中を駆け巡る快感に、蝕まれつつあった。
自由が利かず、口を押さえていた手も、福島の腕に力無く添えるのが、
今出来る、精一杯の抵抗の意思表示だった。
口を塞いで、声を抑えられない程、優良の身体は、福島の支配下にあった。
「ぁ、ァ、んぅ…。…ぷあっ…。」
再び前に向き直り、福島からのキスも抵抗できず受け止めるしかなかった。
(ああ…、唇まで…。真さん、ごめんなさい…。)
遂に明け渡された優良の口膣内を、福島の舌が隈無く愛撫する。
その間も、胸は揉みしだかれ、膣内には指を入れられ、擦り付けられる。
そして、膣内で指をカギ状にして中の壁を抉りながら、舌を強く吸われると、
今度は、大きい2度めの絶頂が優良を襲った。



周りの男逹が全て居なくなった頃、
優良の身体中には、福島のキスマークが付けられ、
秘窟は口を開けて愛液を溢れさせ、奥のヒダはヒクヒクと蠢き、
男の熱い塊を迎え入れるべく、誘っていた…。
「それじゃ、そろそろ…。 良いですね、小野田さん?」
「ん…、ぁぁ……。だめ…です…。それ、だけ、は…。」
何度もイカされ、身体は深い絶頂を求めつつも、
最後の一線だけは守らなければと、
霞がかってきた真の顔を思い浮かべ、なんとか拒絶の言葉を紡ぎだす。
しかし、優良のそんな健気な姿が、福島の情欲に火をつける。
片足を脇に抱え上げ、大きく足を拡げさせると、
そそり勃つペニスを握り、優良の膣口の入り口に当てがう。
「イ…ヤ…。やめ……てぇ……。」
優良の貞操は、風前の灯火だった……。


「あ…、あぁ……」
あと数センチ、福島が腰を前に出せば終わる。と、その時だった。
「まだ男性会員の方はいらっしゃいますか〜?
間もなく女性会員の方がシャワー室を使う時間ですので、お急ぎ下さい。」
フィットネスクラブのスタッフが、交代時間を告げに入って来たのだ。
「まだシャワー使ってるのか…?
誰かまだ居らっしゃるんですか〜?」
スタッフの足音が、こちらの方へ近づいて来る。
福島は動きを止めて様子をみていたが、カーテンを開けてスタッフに応対した。
「ごめん。まだ僕が使ってるんだ。
他の人たちは、もう出たみたいだよ。」
福島を見たスタッフは、歩みを止める。
「あ、福島さん。いらっしゃったんですか。
スタッフルームで、奥様がお待ちですよ。」
「ああ、わかった。もう僕も出るから、 後はまかせて、
あと、妻にはすぐに行くと伝えておいて。」
福島がそう言うと、スタッフは去って行った。
福島は、ひとつ溜め息をついて、後ろへと向き直る。
そこには、力無く床にへたり込んで、フルフルと身体を震わす、優良の姿があった。
その顔は、これまでの福島の攻めで、すっかり蕩けきっており、
焦点の定まらない瞳からは涙を、
半開きの唇からは、涎を垂らして
福島の次の行動を、待ちわびていた…。
そんな優良に、福島は笑顔で歩み寄り、耳元で告げる。
「残念ですけど、今日はここまでです。
暫く静かにして、他の女性会員の方が入ってきたら、
頃合いをみて、出て下さい。」
そう言うと、優良の頬に軽くキスをして離れる。
そこには、先程まで居た雄の野獣の姿は無く、
いつもの、『爽やかなインストラクター福島』の顔が有った…。

(…わたし、たすかった…の…?)
福島が去り、女性会員逹が入ってからも、
しばらく優良は、シャワーに打たれながら、
解放された安堵感と、燻り続ける快感に
呆然と立ち尽くしていた……。

「ただいま〜。」
帰ってきた真を、優良はパタパタと走り、玄関で出迎える。
「お帰りなさい。真さん。」
そう言うと、軽くお帰りのキスをかわす。
「ご飯は?」
「今日は、会社の連中と飲みに行ったからイイよ。」
それを聞いて、優良は少し、モジモジし始める。
「そ、そうなんですか…。それじゃ…、え〜と…、あの…。」
「?? どうしたの?優良さん。」
自分の態度に気付かない鈍感な真に、業を煮やした優良は、
もう1度キスをした後、顔を真っ赤にして、上目遣いで真を見る。
瞳を潤ませ、目でサインを送る。
(今すぐ…、シて…欲しい ……。)
フィットネスクラブでの出来事で、肉欲の篝火が、ずっと燻り続けていた。
それを鎮める事が出来る、只1人の存在である真に、優良は助けを求める。
それを察した真は、ニッコリ微笑むと、優良を抱きしめ、
チュッチュッと最初は軽く、徐々に情熱的なキスを重ねていく。
それだけで優良は、腰を抜かさんばかりに感じてしまっていた。
暫く互いの舌を貪り合い、口を離すと、熱い吐息が漏れる。
「もう…ダメぇ…。お願い…優良に…、下さい…。」
真の胸に寄りかかりながら、優良は甘えた声で哀願した…。
お酒も飲んでないのに、いつもより大胆な優良に、真も興奮したのだろう、
カチャカチャと慌ててベルトを外すと、
ズボンとトランクスを同時に脱ぎ捨てた。
それから、優良のスカートとショーツも一気に脱がして、
お互い、下半身裸の状態になった。
そして、壁際で片足を脇に抱え上げ、足を拡げた格好にされる。
「あ……」
先程、福島に挿入されかけた時と同じ体勢だと思い出し、更に興奮が高まる。
破裂しそうな程に勃起した、愛しい真のペニスが、
優良の蕩けきった膣口に当てられ、一気に突き入れられると、
「んああああーー……!!」
待ちわびていたモノの到来に、優良は歓喜の悲鳴を上げた。
既に受け入れる体勢の出来ていた優良の膣内は、
激しくうねり、真のペニスを喰わえ、擦り、締め付ける。
(もっと…、もっと欲しい……!)
更に腰を密着させ、深い部分へと誘い込むと、
真の亀頭が、優良の子宮口に当たり、痛みに近い快感が駆け上がってくる。
溢れ出た優良の愛液が床に垂れ落ち、辺りにはグッチョグッチョと
淫靡な音が響き渡っていた。
(もう少し…、もう少しで…、大きいのが…来そう……。)
2人は、ただ獣の様に激しく腰を振り、快感を高めていった。
「んあ!あ、ァア!…」
「ヤバい…、もう…」
「ん、あっ!ダメ…!もうチョット…我慢してぇ…!」
「ウッ!…出る!!」
優良の切望も虚しく、真は先に果ててしまった。
真が早いのは、いつもの事だが、あと一歩のところでイキ損ねた優良は、
露骨に不満顔になってしまう。
「す、スグに出来るからっ!!」
そんな真に、優良はクスッと微笑み、
「それじゃ、続きはお風呂で…。ね☆」
そう言って、軽くキスをすると、浴室へと向かった。
浴室で、優良は甲斐甲斐しく真の身体を洗う。
その洗い方には、真の性感を刺激する手の動きを織り混ぜていたが、
酒が入っていたせいなのか、真のペニスが再び元気になる事はなかった…。
「あ、アレ?おかしいなぁ…。ゴメン、優良さん。」
「ううん、イイの…。きっと疲れてるのよ。」
真を気遣う言葉をかける優良だが、内面では、
表に溢れ出そうな情欲を抑えるのに必死だった…。
申し訳なさそうに、真が浴室を出た後、
優良は昂りを鎮める為、1人自慰を始める。
真の自尊心を傷付けない様に、手で口を押さえ、喘ぎ声を押し殺して…。
いけないと思いつつも、福島の逞しい肉体と、あの行為を思い出しながら、
同じ様に、水圧を強くしたシャワーのお湯を、
乳首や秘穴、クリトリスに当てながら、指で弄りまわす。
「…クッ!…んんっ!んふぅっ…!!!」
自己嫌悪に陥りながら、優良は、ビクビクと身体を震わせ絶頂を迎えた。

とりあえず、身体の疼きを鎮めた優良は1人考える。
(わたしのカラダ…、一体どうしちゃったの…?
すごく…、物足りない…。こんなに卑しいなんて……。)
そんな自分が嫌な女に思えてきて、
真に対する申し訳なさも相まって、その頬に、一筋の涙が伝っていた……。

〜完〜

出典:あ
リンク:あ

(・∀・): 105 | (・A・): 32

TOP