「ふっくん」が明かす 「スシ食いねェ!」誕生秘話
2009/02/27 00:53 登録: えっちな名無しさん
「ふっくん」こと布川敏和さんが、2009年2月26日のブログで、シブがき隊の代表曲「スシ食いねェ!」の誕生秘話を書いている。
「スシ食いねェ!」は1985年に発表され、その年の紅白歌合戦でも歌われたシブがき隊の代表曲。覚えやすいメロディと個性的な歌詞で、今でもよくテレビのグルメ特集などでよく流れている。
布川さんの09年2月26日のブログによると、この曲はシブがき隊がコンサートツアーで名古屋入りしたときに誕生した。1日目、メンバーの薬丸裕英さんがマジックショーの事故でツアーに参加できず、曲間のトークが盛り上がらなかった。そのため、その夜にホテルの一室で、布川さんとバックバンドのベーシストの2人が間繋ぎの曲を作ろうということになったという。
■ルームサービスで寿司を注文した後に…
当時は丁度ラップが日本に入り初めた時期で、布川さんが「よし!ラップを作ろう!」と提案。「ラップなら音程外す俺にも歌えるし、日本人でまだ誰も歌ってない!」と2人で取りかかった。MCで簡単に歌うだけなので「かる〜く」作曲し、歌詞を考える段階になったところで、ルームサービスで寿司を注文した際のメモ用紙が目に入った。
そして、
「トロは中トロ、コハダ、アジ〜(中略)楽器隊のコーラスは ヘイ!らっしゃい! とでも言っときゃイイんじゃない〜、んで最後は オヤジ、お勘定〜で まいど〜!だなぁ〜」
といった様子で「超適当なラップ・スシ食いねェ!の原曲」が誕生した。
これを次の日のステージで振り付けを入れて披露したら、予想以上の「大ウケ」。プロデューサーの目にもとまり、プロの作曲作詞家の手を入れてきちんとレコーディングした。それを「NHKみんなのうた」で流したところ、「変な曲〜面白い曲〜」と話題になり、紅白にまで出場することに。結果、シブがき隊の代表曲となってしまった。
布川さんは、自分が「超適当」に作った曲を20年以上経った今でもよく耳にすることに関し、
「なんだ?この スシ食いねェ!って曲は…っと僕は 今現在も思っていやす…!? 」
ちなみに、作詞クレジットにある「S. I. S.」とは「シブがき・板前・スペシャル」の略なのだそうだ。
出典:J-CASTニュース
リンク:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090226-00000001-jct-ent

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