Kawasaki ZXR750

2009/03/01 06:39 登録: 労組の下っ端

某労組の下っ端運動員をやらされていた頃、某市長選挙の決起集会要員として動員がかかり、いやいや会場に向かったわけです。(電車&徒歩)
上部役員が会場で出欠を確認するので、すっぽかすわけにもいかない。

大人が3〜4時間程度拘束されて、支給されるのは交通費500円のみ。無い方がありがたい、どうしょうもないクズ労組ですわ。

そんなことを考えながらの往路。駅から会場までてくてく歩道を歩いていたわけですが、後方から甲高い排気音(爆音ともいう)が。

赤信号で停止したそれは「Kawasaki ZXR750」。レーサーレプリカ全盛時代の少し古いモデルですね。タンクにジャバラホース(エアーダクト)がささってるやつ。

ライダーは服装もイエローコーンでビシッと決めていて、なかなかカッコええな〜と思って見ていたわけです。
ギャラリー(わたし)の視線に気づいたのか?信号待ちのまま元気よく空ぶかししてくれたり。そして発進、というときに悲劇は起こったのです。

「パスン」

エンスト。ウイリー気味にかっこよく発進すべきところ、これはいけません。

「キュルルルル、キュルルルルルル」

交差点に響くセルモーター音。たまたま後続車がいなかったのが幸いです。まじまじ見ているのも悪いので、歩行を再開しましたが、どうやらエンジンは音信不通となってしまわれたもよう。

しばらくして振り返ると、始動をあきらめたらしく「Kawasaki ZXR750」を押し歩きしておられました。

ただ働きの動員でムカついていたわたしですが、それですこし気分が晴れ、会場入りしたのです。

出典:古いキャブ車は
リンク:避けた方が

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