【宝物】どうしても許せない【廃棄】

580 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2008/11/06(木) 03:23:26
うちの嫁は，たまに俺の古い持ち物を勝手にいらないと判断して捨てることがあるんだが，
とうとう大型の書架いっぱいの本を捨ててくれたよ．
俺の卒論？博士論文とか，学生のころから購読してた学会誌とか，俺の論文が載った号とか，
高価な専門書とか，トドメに恩師が著したサイン入り絶版本とか．
恩師の教えと、この本たちから吸収した知識のおかげで、技術者として一本立ちできたんだ。
俺にとっては人生の宝物、知識の泉だ。そして、論文は自分自身のマイルストンだ。
嫁はそんなことも構わず、俺が出張で家にいない間に、大切な本たちを「部屋が狭いから」
「古くて読んでない本」ということで紙リサイクルに出した。帰ってきて愕然としたよ。
俺はそんな嫁を責め立てたりはしなかったが、それからまともに口を利いていないよ。
嫁は一生懸命謝っているが、これだけは、どうしても許せないんだ。






585 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2008/11/06(木) 22:35:26
>>580
今、使用しているモノならともかく、過去にしがみつくのは年寄りのすることだぞ
仮に震災に遭えば、コレクションなどは容赦なく家ごと消滅する
いい加減、前を向いて生きたらどうだ？







583 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2008/11/06(木) 16:19:58
旦那のバックボーン粉砕嫁かよ・・・・








597 ：580 ：2008/11/11(火) 21:00:24
>>585
わかっちゃいるけど，災害で灰燼に帰するのは諦められる．
しかし，嫁に捨てられてリサイクルペーパーにされたら，もうダメだよ．

今まで嫁に捨てられたものでショックだったものランキング
１　学生時代の実験ノート，段ボール箱2杯分
２　留学期間中に親や友人，恩師からもらった手紙
３　仕事仲間や友人との手紙
４　卒業アルバム
５　子供のころから大切にしていた図鑑
これだけやられた挙句に,今回は書架丸ごとだよ.
学会誌は俺自身の論文を含めバックナンバーを引けるからまだいいよ．
しかし，卒業論文，修士論文，博士論文は大学に行ってコピーしないと戻ってこない．
それでも，所詮コピーでしかないんだ．
捨てられた本には恩師の絶版著書以外に，恩師と仲間と俺の共著もあったんだ．
こちらは絶版ではないが，記念に表紙裏に皆で寄書きしてたんだよ．
>>583のいうとおり，俺は愛して一緒になった嫁に，バックボーンを粉砕されたんだよ．
だから，今日帰ってから，嫁に説教したよ．
嫁が捨てたものが俺にとってどんなものだったか．
そしたら，勝手に捨てたのは悪かったけど，私だって結婚するとき色々捨てたのに，
あなたの持ち物は減ってない，少しは協力してほしい．だってさ．
家は持ち家だし，俺の部屋から外に散らかしていたわけではないんだけどな．
当然，そのまま物別れだったよ．
捨てたものの価値がわからないというか，自分自身のマイルストンみたいなものや，
恩師や友人との共著本とか，大切な手紙を捨てられたらどんな気持ちになるか，
まるでわかってないんだな，俺の嫁は．





664 ：580 ：2009/03/14(土) 10:49:33
>>580 >>597　です。
結局，離婚しました．嫁を許すことができませんでした．
嫁は別れたくないと泣きましたが，こんな気持ちで一緒にいてもこの先ロクな
ことにならないだろうと判断しました．
捨てられた蔵書や学術誌は，思い出とか精神的な拠り所というだけではない．
技術者や研究者にとって必要不可欠な情報源で財産なんですよ．
先に誰かがレスしてくれましたが，私はバックボーンを粉砕されたわけです．
財産分与と慰謝料で協議したときは，これを拠り所に慰謝料を相殺しました．
嫁も義父母も，許せる日が来たら復縁してほしいと言っています．
まあ，今はこんな状況です．




673 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2009/04/09(木) 00:59:34
>>580
　……うち、それの逆やっちまったよorz。嫁の修士論文、博士論文、学会誌、データ類に関係書籍と
色々（嫁、理系出身）…。
　帰宅した嫁は部屋を見て「何コレ」って感じで表情をなくした。「いい加減本多すぎるし、読んで
ない本もあるからゴミにしたり売ったりして来た」って言ったら、逆ギレもなんもなく、静かーに紅茶
人形みたいに飲んでた。「ヤバいことしたな……」と俺が気づいた時にはもう……。
「もう絶版になった本、沢山あったの。先生に「博士課程、よく頑張ったね」ってお祝いの言葉戴いた
本もあった。あと、『読んでない本もあった』って言うけど、本当に読んでないと思った？　時々
懐かしくて、ページめくってても懐かしくて楽しい本が…」
　その場で土下座。俺は嫁のこと、まったく分かってなかったってことだ。まさに鉄道模型嫁の逆
パターン。
　急ぎに急いで、まず古本屋に行ったらまだ本は残ってて、実は絶版でプレ値ついてたけど全部買い
戻した。捨てた分も、曜日の関係でまだゴミ捨て場に残ってたので（マンションなんでゴミ回収の
日が決まっている）、数回往復して全部家に持ち帰った。

　それでようやく、嫁はありがとうって言ってくれた。そのあと、「私も感情的になってごめんね」
と。実は俺の趣味が「カメラで電車を撮る」で、結構金食うんだよな。でも嫁は「趣味ならいい
じゃない。私。＊＊（俺）の写真好きだし」と言ってくれるんだ。考えればすげえいい嫁なんだ。

　このスレ読んで、「ああ、あの時もし本全部捨てられたら、嫁は廃人だったかも」と思って
ぞっとした。


695 ：580 ：2009/04/11(土) 19:02:18
>>673　すんでのところで留まったわけですね．今後のお幸せを祈ります．

私は少し体調を崩して，自宅にて療養中です．離婚沙汰のストレスからか，
過労だと診断されました．できるだけ早期復帰したいものです．
持ち物に対する価値観は人それぞれだと思いますが，私にとっては
・自分の人生と同時に，仕事に必要な道具を一切合切捨てられた
・元嫁は，結局私のことを理解していなかった
この2点に尽きるのです．特に，後者は私が元嫁と過ごしていた
時間の意味を考え直させるものでした．

今も元嫁や元嫁親からたびたび連絡があります．
精神誠意尽くすから，身の回りの世話をさせてほしいそうです．
気持ちは落ち着きましたが，元に戻れるわけがないでしょう．














出典：鉄道模型を捨ててから、夫の様子がおかしい
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