コナン「救急車を呼んだ方がいいよ……それに、デリヘルもね」

2009/05/10 23:22 登録: なさ

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 13:15:15.12 ID:rccQ+3Eq0


高木「ど、どうしてだいコナン君!?」

コナン「これを見てよ」

高木「こ、これはぺニバン!?」

コナン「そういうことさ」






6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 13:18:05.01 ID:rccQ+3Eq0


コナン「被害者は女性……となればこのぺニバンを使ったのは彼女と考えるのが一般的だが……」

高木「確かに、彼女は処女だ!」くぱぁ

コナン「そう、彼女は入れられた側ではない……つまり相手は別にいる」

コナン「それにネクストコナンズヒントでぺニバンって言ってたしね」




12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 13:21:59.04 ID:rccQ+3Eq0


コナン「さらに彼女の財布にはATMの利用明細があった。今日の午後1時に5万円出金している……にも関わらず、財布の中は1万2千円しかない」

高木「単に盗まれたんじゃ?」

コナン「だったら全額持ってくさ。4万8千円は支払われたんだ」

高木「だからデリヘルを呼べと」

コナン「そういうこと」




16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 13:25:53.54 ID:rccQ+3Eq0


灰原「災難ね、また事件なんて」

コナン「いやあ、そうとも限らないぜ?」

灰原「???」

コナン「被害者がホテルに入った時間から考えて90分のコース、しかもホ代別……それで4万8千円だ。どんな嬢がくるか楽しみじゃないか」

灰原「5万から1万2千をひいたら3万8千だけど?」

コナン(何!?)

灰原「今度歩美ちゃんにでも算数教えてもらったら」

高木(僕も気づかなかった……歩美ちゃんに教えてもらおう)




17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 13:29:00.65 ID:rccQ+3Eq0


コナン「で、連絡してくれたの? 高木刑事?」

高木「ああ!バッチリさ!!でも警察には連絡しなくていいのかい?」

灰原「馬鹿ね」

高木「???」

灰原「私と江戸川君が平日のこんな時間にラブホテルにいたなんて知られたら問題でしょ?」

コナン「いちおう僕たち小学生だから」えへへ

高木「わかったよ、警察には黙っておこう!」




19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 13:32:40.74 ID:rccQ+3Eq0


40分後

蘭「どうも〜、蘭蘭で〜す(はぁと」

コナン「蘭……姉ちゃん……?」

灰原「あら」

蘭「……」

蘭「なんのことですぅ??蘭蘭おバカさんだからわかんなぁい」キャハ♪

コナン(源氏名もっとひねれよ……)





22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 13:34:59.25 ID:rccQ+3Eq0


コナン「(仕方ない……)そ、そっかぁ。知り合いに似てたから間違えちゃった!」

灰原「…………」

灰原「そうね、人違いね」

高木「いや、蘭さんですよねぇ?」

コナン(空気嫁高木!!)






25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 13:37:58.17 ID:rccQ+3Eq0


蘭「はぁ……そうよ蘭よ。悪い?」しゅぼっ

高木「いやあ、僕は嬉しいですけど」

蘭「は?何、やるの? いいけどさ、4P?」ふぅ〜

灰原「私たちは事後よ、事後」

コナン「でももう一回戦くらい……」

死体「あれ、俺空気じゃね?」




29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 13:40:55.34 ID:rccQ+3Eq0


高木「ああ、すいません。あと、あなた設定上女性ですから」

死体「あー、死んでるからって気ぃ抜いてましたわ。サーセンwwww」

死体「じゃあまた死んどきますね」ぽっくり

蘭「きゃあああああああああああああ!!!死体よ!!!!」

高木「あ、そのステップはもう終わりました」

蘭「なによ、私の見せ場なのに」ふぅ〜

コナン「さて、仕切り直しっと」




32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 13:44:55.45 ID:rccQ+3Eq0


灰原「救急車、来たみたいだけど?」

救急隊員「ちっすwwww」

蘭「あれよ、あれ。さっさと持ってってくんない?」

救急隊員「うぃっす。あ、すぁっせん、頭上げてもらえます?」

死体「こうすか?」ひょい

救急隊員「そうそう。あざっす。んじゃいきますね」ガラガラガラ

コナン「じゃあ邪魔者もいなくなったし、4P……じゃない、まずは聞き込みをしよう!」




33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 13:48:55.29 ID:rccQ+3Eq0


コナン「あれれ〜?ここに変なボタンがあるよ?」ピッ

高木「あ、コナン君!それは……」

ガタン!

高木「あーあ、ローターなんて買っちゃって……」

コナン「それ自販機なの?」

高木「ああ、チェックアウトのときに清算するんだ」

コナン「へぇ……」にやり

灰原「あら、その顔は何か気づいたみたいね」

コナン「いや、エロイ事考えてただけ」




36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 13:53:05.06 ID:rccQ+3Eq0


コナン「とりあえず、隣の部屋に行ってみよう」

高木「そうだね……すみませーん」ドンドン

???「入ってるぞ!!」

高木「いや、それはわかってるんですがね。取り込み中ですか?」

???「洗濯物は干してねぇぞ!」

???「元太くん、そうじゃないですよ。忙しいのかって……今開けマース」

ガチャ

コナン「……!!」

コナン「光彦!元太!!それに……歩美ちゃん!?」

歩美「コ、コナン君!///」




40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 13:57:42.51 ID:rccQ+3Eq0


コナン「かくかくしかじか……というわけなんだ」

光彦「なるほど」

コナン「で、おめーらはこんなとこで何してたんだ?」

光彦「この事件は僕たちで解決しましょう!!」

コナン「いや、じゃなくておめーらは何でラブホなんかに……」

歩美「少年探偵団全員集合だね!!」

コナン「いや、歩美ちゃん。そうじゃなくて何でここに……」

従業員「すみません、ルームサービスのうな重お持ちしました」

元太「おう、ここだ」

コナン「おめーら話聞けよ」




41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 14:02:13.33 ID:rccQ+3Eq0


灰原「問題は、被害者の相手が誰だったのかね」

コナン「ああ……そいつが犯人である可能性が高い」

高木「防犯カメラを調べようか?」

コナン「いや、待って。被害者が処女ってことはぺニバンを挿入されたのは相手なわけだから……」

光彦「そうか!あのぺニバンについてるのは犯人の愛液ってことですね?」

コナン「ぺロッ、これは……熟女!」




44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 14:06:12.81 ID:rccQ+3Eq0


高木「コナン君……君は小学生なのにどうして愛液の味でそんなことがわかるんだい?」

コナン「(やべっ)テ、テレビのドラマでやってたんだよ!」

高木「ああ、そうか」

光彦「被害者の死亡推定時刻はいつ頃なんです?」

高木「うーん、それは警察の人に聞かないとわかんないよ」

光彦「そうですか……」




46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 14:10:00.45 ID:rccQ+3Eq0


コナン「蘭姉ちゃん、蘭姉ちゃんのお店で一番年上の人っていくつ?」

蘭「そうねぇ……エリーさんは30後半って言ってるけどどうみても50代だし……」

コナン「うーん、もうちょっと若い人いない?」

蘭「具体的に何歳くらい?」

コナン「えーっと。ぺロッ、これは……36歳!」

蘭「ああ、じゃあきっとジョリィさんね」




48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 14:15:08.70 ID:rccQ+3Eq0


コナン「!!」

灰原「あら、どうしたの?」

コナン「灰原、気づかねぇか?」

灰原「???」

コナン「ジョリィって源氏名さ。恐らく正体は……ジョディ先生だ」

灰原「スレ見てる人の9割は気づいてるでしょうけどね」

コナン「うまくすりゃ金髪美女の黄金の陰毛拝めるかもだぜ!」ひゃっふーい!

ジョリィ「ドモ。ジョリィデス。ナイジェリアカラキタヨ」

コナン「全然違う人きた!!」ガビーン




50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 14:20:56.73 ID:rccQ+3Eq0


事情聴取……

ジョリィ「確かにぺニバン使ってやったのはアタシだけどさぁ〜」

コナン「あれれ?外人じゃなかったけ?」

蘭「あのキャラは作ってるのよ」コソッ

高木「つまり、そのあとすぐに帰られたと?」

ジョリィ「そーよ。もともと90分コースだし、女だなんて聞いてなかったし。お金もらってやることやったらすぐ帰ったわよ」

高木「何か、それを証明できるものは?」

ジョリィ「監視カメラでも見れば? たぶん映ってるわよ……ねぇもう帰っていい?」

高木「もう少しだけ……」

ジョリィ「なんなのよアンタ!警察でもないのに!」

高木(警察なんだけどな……)




51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 14:25:18.21 ID:rccQ+3Eq0


光彦「アリバイ成立ですか……」

コナン「いや……被害者の死亡推定時刻がわからない以上、早足にそう決め付けるわけにはいかない」

歩美「え?」

コナン「プレイ時間の90分でぺニバンを使ったプレイをした後、殺害するのだって可能ってことさ」

歩美「あ、そうか!」

光彦「さすがはコナン君です!」

元太「うな重うめぇwww」ガツガツ




54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 14:32:05.48 ID:rccQ+3Eq0


高木「しかし、犯人はどうやって被害者に筋肉バスターをかけたんだ? こんな狭い部屋の中で……」

コナン「犯行現場が、本当にこの部屋ならね」

高木「!!!」

灰原「なるほどね。他の部屋で筋肉バスターで殺害した後、ここに死体を運んだとも考えられるわね」

コナン「そのほうが自然だろ?」

光彦「ひょっとして、ここに来る前にすでに殺されてたってことじゃ……」

コナン「バーロー、そんなことしたらすぐにジョリィさんが死体を発見しちまう。それにもしジョリィさんが犯人だとしても、すぐに
    自分の犯行とわかるようなリスキーなことをするはずは無い」

光彦「なるほど……」






58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 14:36:00.00 ID:rccQ+3Eq0


元太「お?なんだこれ?」

歩美「どうしたの、元太くん?」

元太「うな重に変な髪の毛が入ってたぞ!」

光彦「ああ、それは陰毛ですよ。作る前に料理人の人がオナニーでもしたんでしょう」

元太「うひゃあ、変なもん食っちまったぜ!!」

コナン(オナニー?……そうか!!)




61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 14:39:06.94 ID:rccQ+3Eq0


コナン「わかったぜ、事件の謎が」

灰原「本当なの!?」

コナン「ああ、光彦の”オナニー”って言葉でわかったぜ。十中八九犯人はあの人だ」


ギィィィィィ!バタン!


高木「イテッ、扉に指挟んだ!」




64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 14:43:27.29 ID:rccQ+3Eq0


(CM中)

コナン「やべー」

灰原「どうしたの?」

コナン「本当はまだ謎解けてないんだよね」えへへ

灰原「なっ!!」

蘭「大丈夫よコナン君。高木刑事の指の治療でCM引き伸ばすから」

コナン「ありがとう蘭姉ちゃん!その間に考えるから」

光彦「最悪、前後編にわける手もありますからね!」




65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 14:48:03.70 ID:rccQ+3Eq0


ギィィィィ!バァン!

高木「ぐぼぁ!」

歩美「だからドアの近くは危ないって言ったのに……」



ジョリィ「いったい、何だってのよぉ」

蘭「コナン君……」

古泉「んっふ。容疑者を全員集めて、名探偵の謎解きというところでしょうか」

キョン「な!?いきなり登場して俺らも容疑者かよ!!」

光彦「誰ですかあの2人?」

灰原「向かいの部屋を使ってたホモのカップルよ。数合わせに容疑者に入れたの」




69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 14:52:32.46 ID:rccQ+3Eq0


コナン(さて、誰を眠らせようかな……お!)

小五郎「あ〜、やっと釈放されたぜ。目暮警部殺しちゃったけど、何とか無実になりそうだな」

コナン(おっちゃんごめん!)プシュ!

ブス!!

小五郎「あぎゃあああああ!!目が!!目がああああ!!!」バタリ

小五郎「」

コナン(まあ、結果オーライか……)




74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 14:57:06.84 ID:rccQ+3Eq0


小五郎(コナン)「さて、みなさんに集まってもらったのは他でもありません。この事件の真相を……」

高木「あの、毛利さん。目から血が出てますけど」

小五郎(バーロー)「そういう高木、おまえも指が変な方向に曲がってるぞ」

小五郎(粉)「……話を戻します。今回の事件の鍵を握るのは、ずばりこの……」

元太「うな重!」

小五郎(粉)「そう、うな重……ではなくて、ぺ二バンです」




78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 15:02:57.84 ID:rccQ+3Eq0


小五郎(粉)「このぺニバン……ラブホテルという空間とはいえ些かアブノーマルな部類に入るものです。
       それだけに、みなこのぺニバンに注目してしまった……」

高木「確かに、容疑者をジョリィさんに絞ったのもそれが理由ですしね」

小五郎(粉)「それが盲点だったんだよ」

一同「!!!」

小五郎(粉)「このぺニバンがプレイそのものに使われたものじゃあない……そう考えたらどうでしょうか?」




81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 15:06:13.54 ID:rccQ+3Eq0


高木「し、しかしジョリィさんは確かにそのぺニバンはプレイで使ったと……愛液の味もコナン君が確認済みですし」

小五郎(粉)「小学生の子供に愛液の味なんかわかるわけないだろ。アホかおまえは」

高木「すいません……」

灰原(普通に前言撤回したわね)

蘭(あんな自信満々に言ってたくせに……)




86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 15:11:30.10 ID:rccQ+3Eq0


小五郎「本当はあなたも被害者もぺニバンを使わなかった……そうなんじゃないですか? ジョリィさん?」

ジョリィ「ご、ごめんなさい!」

高木「!?なんでそんな嘘を……」

ジョリィ「確かにお客さんはぺニバンを用意してらっしゃたんですが、わたしの勝手でお断りしたんです……」

ジョリィ「でも、ただでさえ最近指名の減ってきてる私がお客様の要望を断ったなんて知られたら、今以上に人気がなくなると思って……」

高木「それで、殺したと?」

ジョリィ「違うわ!確かに嘘はついたけど、私は彼女に筋肉バスターなんてかけてないわ!」




87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 15:16:29.24 ID:rccQ+3Eq0


小五郎「まぁまぁ。まずは順を追って考えましょう」

コナン(あれ、>>86からこいつ起きてね?)

小五郎「被害者がチェックインしてからジョリィさんが入室するまで30分弱。これは間違いないですね?」

ジョリィ「ええ、そうよ」

小五郎「そのときもちろん、被害者は生きていた……」

小五郎「だとすれば、方法は一つしかありません」

コナン(まさかおっちゃん……事件の真相に気づいているのか!?)




90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 15:19:58.12 ID:rccQ+3Eq0


小五郎「そこの男子高校生二人!」

キョン・古泉「はい」

小五郎「君たちがホテルに入ったのは何時ごろだ?」

キョン「えっと……」

古泉「たしか、僕らが来たときにはもう死体は発見されていて、事情聴取をやっていたと思います……」

一同「!!!」

小五郎「そう、彼らは事件当時現場にはいなかった……事件とは無関係なんです!!」




92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 15:26:29.45 ID:rccQ+3Eq0


高木「し、しかしそれを証明できるものは……」

小五郎「あるんだな、これが……コナン!例のものを」

コナン「はぁ〜い」(例のものって何だよ……あ、これか)

コナン「はいおじさん」

高木「ビデオテープ……?」

小五郎「それは俺が公園のトイレに仕掛けた盗撮カメラの、犯行時刻頃の映像だ。再生してみてくれ」

ジジジジジジ…………

『ふんもっふ!!』

『アッーーーーーーーー!!!』


小五郎「これでお分かりでしょう。犯行時刻彼らは公園のトイレでやっていた」

高木「なるほど……とりあえず毛利さん、盗撮の件で後で署のほうまで」




94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 15:27:49.59 ID:b37uLSZeO


小www五wwwwww郎wwwwww




97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 15:33:57.18 ID:rccQ+3Eq0


小五郎「とにかく、彼らは犯人ではあり得ない」

高木「そうなりますね」

小五郎「自分で自分に筋肉バスターをかけるのは不可能……しかしジョリィさんが犯人だとすると、彼女は
    ぺニバンを使ってないわけですから、もう一人別の人間がいたことになってしまう。しかし監視カメラが
    それを否定している」

高木「じゃ、じゃあいったいどうやって……」

小五郎「それは……………………」

高木「…………………………」ゴクリ

光彦「…………………………」

元太「…………………………」

蘭「…………………………」

コナン「…………………………」

小五郎「…………………………」

小五郎「…………………………えっと……」




102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 15:39:23.22 ID:rccQ+3Eq0


コナン(だめだ……こいつわかってない)

高木「毛利……さん?」

小五郎「……ぃゃ…………ぁの……」

コナン(前に回って、っと)

コナン(おっちゃんごめん!)プシュ!

ぐさ!

小五郎「あぐあああああああああ!!!今度ぉぉは左目ぇぇぇぇ!!」

小五郎「」ガクッ

灰原「……今のは確信犯よね」

光彦「狙ってましたよね……」

コナン「あれれ〜?」





103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 15:42:42.45 ID:rccQ+3Eq0


小五郎(粉)「いやあ、止まってしまって申し訳ない。謎解きの続きをしましょう」

高木「いや、目は大丈夫なんですか?毛利さん?」

小五郎(粉)「なあに。麻酔針が刺さった程度だ。愛液でもつけときゃ治るさ」

高木「そうですか」




107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 15:48:45.46 ID:rccQ+3Eq0


小五郎(粉)「問題は、プレイに使われなかったぺニバンになぜ愛液がついていたのか、です」

高木「っ!!そういえば!!」

小五郎(粉)「おかしいでしょう、あれさえなければ事件はもっとスムーズにいくのに、あの愛液が邪魔をしている。つまり
       あの愛液は本来あるはずのないものだったのです」

高木「も、毛利さん!それはどういう……」

小五郎(粉)「オナニーですよ」

小五郎(粉)「ただでさえ気の高ぶりやすい殺人前で、しかも場所はラブホテルだ。性的な興奮を感じてもおかしくない。
       しかし興奮状態での殺人はリスキー……そう考えた犯人は、とっさに現場にあったぺニバンでオナニーをして
       賢者になることを思いついたのです」





113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 15:54:33.42 ID:rccQ+3Eq0


小五郎(粉)「しかし、賢者モードは諸刃の剣。冷静になるより一瞬前には放心状態が訪れる。そのために
       犯人はぺニバンを回収することを忘れてしまった」

高木「殺人現場で殺人前にオナニーとは……常軌を逸した行動だ」

小五郎(粉)「いえ、殺害現場ではありません」

高木「!!!」

歩美「あ、そうか!さっきコナン君が言ってたよね、殺人現場はここじゃないって!」

光彦「この狭い部屋で筋肉バスターは不可能です!!」

小五郎(粉)「つまり犯人はこの部屋でぺニバンを使いオナニーをした後、本当の殺害現場……おそらく屋外でしょう。
       そこへ行って殺人を行ったんです」




115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 16:01:04.10 ID:rccQ+3Eq0


高木「し、しかしジョリィさんが帰ってから被害者を外へ連れ出し、ここでオナニーをしてから筋肉バスターをかけ、また戻ってくるなんて……
   どう考えても時間が足りませんよ!!」

小五郎(粉)「それが出来るのさ……コナン、実験してやってくれ!」

コナン「はぁーい」ヒョコ

コナン「おにーさん、被害者の役やってくれる?」

古泉「おやおや。わかりました、引き受けましょう」二コッ

小五郎(粉)「まずは、被害者は事後なのでぐったりとベッドに横になっています」

古泉「こうですか」

小五郎(粉)「そして、行為の最中は温まっていた身体が徐々に冷えてくる……当然暖房を入れたでしょう。春とはいえまだ寒いですから」

コナン「いれるよー」Pi!

ごぉぉぉぉぉ(温風)




119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 16:06:56.32 ID:rccQ+3Eq0


小五郎(粉)「そしてこのタイミングで犯人は部屋にやってきます……犯人役は、高木刑事にやってもらいましょう」

高木「わかりました」

小五郎(粉)「入ってきた犯人は、ベッドに横になった被害者に気づかれないように近づき、ぺニバンを拾います」

高木「よいしょ……拾いました」

小五郎(粉)「そして、それを自らに挿入……実験ですから実際には入れなくても結構です」

高木「しょぼーん」

小五郎(粉)「やがて室温が上がってきます。そして……」

バイン!
シュルルルルル……バッチーン!!

古泉・高木「うわああああああああ!!」

キョン「こ、古泉と刑事さんが外に投げ出された!?」




122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 16:13:35.18 ID:rccQ+3Eq0


小五郎(粉)「仕掛けはベッドにありました。ベッドのスプリングが強いものに取り換えられています」

蘭「あ、本当!!」

光彦「気づきませんでした……」

小五郎(粉)「留め金がサーモスタットになっていたんです。室温だけではありません。ベッド近くの冷蔵庫の
       廃熱も相まって、高温になった留め金は外れて被害者を弾き飛ばす」

小五郎(粉)「投げ出された被害者は頭から落ちる形になります。一方で犯人は普通に足から落下……当然被害者は
       犯人につかまろうとしますが、ぺニバンが邪魔でうまくいかない。結果として……」

光彦「あれを見てください!!」

キョン「古泉が……筋肉バスターをかけられてる!」






123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] :2009/04/30(木) 16:16:10.28 ID:wJpkDv8TO


どんなだw




125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 16:16:57.66 ID:rccQ+3Eq0


小五郎(粉)「跳ね飛ばされた時の振動、衝撃でオナニーも同時進行。つまり……」

外へ出る→オナニー→筋肉バスター

小五郎(粉)「……の過程が一瞬にして行われるのです!」

光彦「な、なるほど!!」

灰原「これならこのあと死体を運んでも十分余裕があるわね」

ジョリィ「Oh……まさかこんなことが」




131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 16:24:23.12 ID:rccQ+3Eq0


高木「な、なるほど……」ガチャ

光彦「あ、高木刑事戻ってきましたよ!」

キョン「あの……古泉は?」

高木「ああ、死にました」

キョン「え」

小五郎(粉)「さて、このトリックに関して重要なことがもうひとつあります」

高木「そ、それはなんです!?」

小五郎(粉)「実験してわかったでしょう、あのトリックを用いた際には大きな音が鳴る。
       ジョリィさん、あなたこの部屋を出てからホテルの外に着くまで、あんな音を聞きましたか?」

ジョリィ「いいえ、聞いてないわ」

小五郎(粉)「つまり、犯行はジョリィさんが部屋どころかホテルも出て音の聞こえない場所へいって以降、死体発見までの間に行われた。
       その時間にこの部屋に入りえた人物こそが犯人です!」

光彦「な、なるほど!」

灰原「そうなるわね」




139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 16:32:02.74 ID:rccQ+3Eq0


高木「じゃ、じゃあいったいどうやって……」

小五郎(粉)「前提が間違っていたのです。死因は筋肉バスターではなかったのですよ」

ジョリィ「ではいったい何で死んだんです!?」

小五郎(粉)「心筋梗塞とかじゃね?」

高木「な、なるほど!どうりで監視カメラに怪しい人間が映ってないはずだ!」

蘭「で、でもぺニバンは?被害者は処女だったって……」

小五郎(粉)「後ろの穴にでも使ったんじゃね? さっき舐めたらうんこの味したし」

コナン「ぺロッ、これは……うんこ!!」








143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 16:37:44.99 ID:rccQ+3Eq0


小五郎(粉)「つまり真相はこうです。ジョリィさんと別れたあと、ぺニバンを使えなかったことで悶々としていた被害者は後ろの穴にぺニバンを突っ込んでオナニーをした。
       しかしテンションが上がりすぎて心筋梗塞になった……筋肉バスターをかけられたような体勢になってたのは偶然でしょう」

高木「なるほど!それで部屋は密室だったんですね!」

灰原「そういえば、ジョリィさんがホテルを出てから死体発見まで4秒しかなかったしね」

元太「っていうか俺見たぞ!あの姉ちゃんがオナニーしながら苦しみだして死ぬとこ」

キョン「すげー、毛利探偵すげー」

光彦「みんなで毛利探偵を称えて胴上げしましょう!」

一同「わっしょい!わっしょい!」




145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 16:39:31.27 ID:IULwMrTGO


元太wwwwww




150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 16:43:44.32 ID:rccQ+3Eq0


一同「わっしょい!わっしょい!」

小五郎「!? な、なんだ? 目がああああ!!!」

コナン(あ、起きた)

高木「このまま署まで連行しましょう!」

一同「わっしょい!わっしょい!盗撮わっしょい!」


――こうして、ラブホテルで発生した鈴木園子殺人事件は、一人の盗撮魔の逮捕をもって解決した。

歩美「おじさん、また捕まっちゃたね……」

光彦「せっかく探偵の才能があるのに……」

コナン「おっちゃんが悪いわけじゃない……彼だってある意味では必死だったのかもしれない」

コナン「このラブホテルっていう迷宮の中で……ね」




159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 16:48:20.14 ID:rccQ+3Eq0


コナン「高木刑事は公務中に女子大生と援交してたのがばれて懲戒免職だって」

光彦「それであのホテルにいたんですか……」

歩美「そんなことよりみんな!わたし妊娠したみたい!」

一同「え!?」

光彦「僕の子ですか!?」

元太「俺の子だろ?」

コナン「誰の子なんだ?」

歩美「わかんない!」

コナン「よーし!妊娠祝いだ!みんなでホテルに戻って乱交だぁぁ!」

光彦「わーい!!」

元太「俺うな重食べるぞ!」

                    おわり




167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/30(木) 16:58:23.06 ID:WCPGMat0O


【次回予告】
GWに上空から現れたのは怪盗キッド!脱出不能の飛行機の中で行われた密室殺人……犯人はキッドなのか? キッドの目的とは?

次回、名探偵コナン「偽りの空中脱出」!


ネクスト コナン'sヒント

元太「双頭ディルドー」

歩美「哀ちゃん、あとで二人で……」

灰原「あたし男にしか興味ないの」


出典:、
リンク:、

(・∀・): 128 | (・A・): 60

TOP