R35GT-R デュアルクラッチトランスミッション

2009/05/16 21:36 登録: 労組の下っ端

「R35GT−R純正オーディオ http://moemoe.mydns.jp/view.php/15999」の続き。

2008年4月登録のR35GT-R(CBA-R35)に乗っています。車体番号は4000番台後半。

新車で購入
ベースグレード(一番安いやつ)

今回はオーディオじゃなく、デュアルクラッチトランスミッション(GR6Z30A)の話。

純正でトランスミッションオイルの温度を表示できるんですが、これが低い時(50℃以下くらい)、停止状態からの発進時ガックンガックンいうんですよ。運転する自分はある程度身構えてますが、同乗者はビックリします。
「発進のたびになんでこんなにガクガクするの!!」
ってね。

20kmくらい走行してトランスミッションオイルの温度が上昇すると緩和されますが、完全には無くならない。つまりチョイ乗り程度の使い方ですと、毎回ガクガクwww。

MTに慣れないヘタクソドライバーのクラッチ操作みたいです。要は「半クラッチ」が苦手なんですね。完全に繋ぐか、切るかの2択しかない感じ。

極めて小さなアクセル開度(車庫入れなどのレベル)ならばガクガク感はあまりないです。
普通のトルクコンバータ式AT(以下トルコンAT)車感覚で1/3開度くらいで発進しますと、もう大変。頭が前後に揺さぶられ、助手席のナオンにはまず嫌われますね。ヤンキー系でもないかぎり。

逆にアクセルを床まで踏んで発進するとむしろガクガクしません。トルコンATとほぼ同じ感覚。まぁ追突か免許が無くなるリスクが高いですけどね。


09年5月時点の「国産車」で、R35GT-R以外でデュアルクラッチトランスミッションを搭載するのは、「三菱ランサーエボリューションX SST仕様」のみだと思います。(他にもあったらゴメン)
比較試乗してみましたが「クラッチの繋ぎ方」という点では 

ランサーエボリューションX SST仕様>>>>>越えられない壁>>>>>R35GT-R  

という印象ですね。

エボXはディーラーからの暖気をほとんどしない冷間スタートでも、ガクガク感は感じなかったです。
許容トルクなど相違がありますので、同列に論じるのは意味が無いとは思いますが。







なんかダメ話ばかり書いているとうつになりそうなので、良いところも。

「ローンチコントロール   直訳:発進制御」ってのがありましてね。素人でもミスなく最速のスタートを決められます。要はドラッグレースのようにエンジン回転数を高く保ったまま発進する機能ですわ。
ちなみにこの機能使わないと、1速でフットブレーキ踏みながらアクセル踏んでも1,800rpmくらいしか回転あがらんからね。
未確認情報ですが09年モデル(08年後期からとのウワサも)からは、この機能は削除されたとか??

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ローンチコントロール機能使用方法。ドライバーが設定する項目は以下の3点。

1.トランスミッション Rモード
2.VDC-R OFF
3.マニュアル(M)モード

パーキングブレーキ解除〜フットブレーキを強く踏みながらアクセルを踏み4,500rpmまで回転を上げる。
フットブレーキを離しスタート!

(注意点)

1、シフト操作はマニュアル(M)モードのため、アップ側パドルを操作する右手がいそがしい。特に1速は2秒くらいでふけきってしまうので、素早いシフトアップが必要。

2、明確な数値は不明だが、温度に関するインターロックがあると推測される。エンジンを始動〜数km以上走行後でないと使用できない。



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CG誌(二玄社)08年3月号テストでは
R35GT-R 0‐400m:11.6秒
レクサスIS-F(8速AT) 0‐400m:13.0秒
ポルシェ911ターボ(5速AT) 0‐400m:12.0秒

とのこと。
あんましこの機能ガンガン使ってるとGR6は昇天しそうなのでたまに使ってます。



費用対効果を考えれば、諸経費込、総額200万円以下で
0‐400m:10.14秒(ヤングマシン08年11月号) の「ハヤブサ1300」など、バイクの方がよほど優れていると思う。

ただ、リッタークラス以上のビッグバイク(フルパワー逆輸入車)で最高のスタートを決めるのは、前輪がリフトしてしまい至難の業。へたすりゃ大ウィリー〜転倒。
ハヤブサ級のマシンに親しんだ、相当な熟練ライダーでなければ無理。

アクセルを踏み、パドルを操作するだけのデュアルクラッチトランスミッション4輪なら、だれでもほぼ最高タイムを出せるところがよい。

出典:オリジナル
リンク:オリジナル

(・∀・): 46 | (・A・): 21

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