犬の十戒

2009/06/24 23:20 登録: えっちな名無しさん

私の一生はだいたい10年から15年。あなたと離れるのが一番つらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しい。

あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しい。

私を信頼して欲しい、それが私の幸せなのだから。

私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで欲しい。あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないから。

話しかけて欲しい。言葉は分からなくても、あなたの声は届いているから。

あなたがどんな風に私に接したか、私はそれを全て覚えていることを知って欲しい。

私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しい。私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないと決めていることを。

私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか考えて欲しい。

もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれない。それか、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれないと。

私が年を取っても、私の世話をして欲しい。あなたもまた同じように年を取るのだから。

最後のその時まで一緒にいて欲しい。言わないで欲しい、「もう見てはいられない。」、「私ここにいたくない。」などと。
あなたが隣にいてくれることが私を幸せにするのだから。忘れないで下さい、私はあなたを愛しています。



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