安価創作落語【腐敗した睾丸】
2009/07/17 11:06 登録: えっちな名無しさん
安価で創作落語つくる
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 18:06:56.52 ID:L8OCDd5IO
>>5 題名
>>8 >>9 登場人物
>>15 オチの台詞
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 18:07:52.26 ID:A7cipyty0
腐敗した睾丸
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 18:08:16.65 ID:joEXR6Xc0
ミッキーマウス
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 18:08:16.67 ID:wBU+HZEH0
将軍
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 18:09:39.86 ID:YrKbqBtFO
今は濃いお茶が怖い
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 18:12:37.92 ID:L8OCDd5IO
【腐敗した睾丸】
登場人物……ミッキーマウス、将軍
オチ「今は濃いお茶が怖い」
おまえら容赦ねぇなあwww把握ww
24 :1:2009/07/16(木) 18:15:00.68 ID:L8OCDd5IO
えー、一席お付き合いのほどを願っておきますが……
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川川 ∩_∩ ∩_∩
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25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 18:15:14.68 ID:3CkxAOBNO
これは無理だろ
26 :1:2009/07/16(木) 18:17:35.66 ID:L8OCDd5IO
世の中には物好きな人ってぇのがいますが、これは身分の高い方の方が好奇心が強いようでして……
そういったお噺でございます
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川川 ∩_∩ ∩_∩
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28 :1:2009/07/16(木) 18:22:42.24 ID:L8OCDd5IO
将軍「これ、誰かおらぬか」
家来「お召しにございます」
将軍「おお三太夫か。先頃暑くなって参ったが、何か良い行楽はないか」
三太夫「はは、それでしたら鷹狩りなどがよろしいかと……」
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川川 ∩_∩ ∩_∩
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35 :1:2009/07/16(木) 18:30:46.54 ID:L8OCDd5IO
将軍「鷹狩りはもうよい……何か他にはないのか」
三太夫「恐れながら申し上げます。殿様の行楽・遠乗りというものは、野駆け……鷹狩りと決まっております」
将軍「それでいかん。町民共にはもっと他の楽しみがあろう?余もそれがよい……例えばテーマパークに行ってみたい」
三太夫「テーマパーク!恐れながら申し上げます……テーマパークなるもの下衆下民が物見に行くところにございまして、殿様が行かれるような場所では……」
将軍「黙れ!下衆下民に見えて余の目に触れぬものがあるとはけしからん。何か如何わしいものがあるのではあるまいな!?」
三太夫「いえその様なことは……」
将軍「なら良いではないか。すぐ馬をもて。ディズニーランドへ行くぞ」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 18:32:43.89 ID:LhnPLXv50
\ どっ /
川川 ∩_∩ ∩_∩
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37 :1:2009/07/16(木) 18:36:52.68 ID:L8OCDd5IO
三太夫「ディズニーランド!いや殿様、これはいけませぬ。将軍様ともあろう方をそのようなところに連れて行ったとあれば、私どもの落ち度に相なります。どうかご勘弁の程を……」
将軍「どうしてもいかんと申すか……何故いかん?」
三太夫「は。先ほど申し上げましたとおり下衆下民が……」
将軍「それはもうよい。ならば下民どもには遠慮させればよいであろう。余の貸し切りじゃ」
三太夫「いえ、しかし……ディズニーランドは……」
将軍「何故いかん?」
三太夫「それはその……!!そう!ネズミがいます!不潔でごさいますので殿様をお連れするわけには……」
42 :1:2009/07/16(木) 18:43:16.76 ID:L8OCDd5IO
将軍「なんと、ネズミが!」
三太夫「左様にございます。ですからディズニーランドへお連れするわけには……」
将軍「では風呂にいれよ」
三太夫「は?」
将軍「ネズミを風呂に入れよ。さすれば汚くもなかろう」
三太夫「いやしかしネズミを風呂になど……」
将軍「綺麗にあらえば問題はなかろう。ネズミごとき……それとも洗えんほど沢山おるのか?」
三太夫「いえ、その……ネズミは2匹にございます」
将軍「2匹!?たわけめ!この城内でも探せばもっとおるであろうに……たかだか2匹のネズミのために余を連れてけんと申すか!」
三太夫「恐れながら申し上げます……2匹と申しましても、その、化けネズミでございまして……身の丈が私以上に御座います」
50 :1:2009/07/16(木) 18:48:32.18 ID:L8OCDd5IO
将軍「化けネズミか」
三太夫「左様にございます」
将軍「うーむ、余計に見てみたいのぅ」
三太夫「は?いえ、殿……身の丈が私以上に」
将軍「何を恐れることがある?鷹狩りに興じるだけでなく余は武芸にも励んでおる。その方は武士でありながらネズミが怖いと申すか?その様なことではお役が勤まらんぞ!」
三太夫「いえいえ!そのようなことは決して……はぁ。畏まりました。ディズニーランドへお連れいたしましょう」
58 :1:2009/07/16(木) 18:55:49.62 ID:L8OCDd5IO
さて三太夫さんが御前から戻られまして、家臣共を集めます。
当たり前の話ですが殿様をディズニーランドへなんて連れていけるはずがない……そもそも江戸にあるもんじゃあないですから。
三太夫「何か良い知恵はないか?」
家来「はあ、それでしたら八五郎はどうでしょう」
三太夫「八五郎?ああ、あの植木屋か……その八五郎をどうする」
家来「えぇ、あの八五郎と申す者は今は植木屋をしておりますが、昔はミッキーマウスの中に入っていたと聞き覚えがあります」
三太夫「それはよい!では八五郎をこれへ呼べ!それから早馬を走らせ、ディズニーランドから着ぐるみをこぞって借りて参れ」
家来「畏まりました」
62 :1:2009/07/16(木) 19:03:50.62 ID:L8OCDd5IO
八五郎「痛ぇ!なんだってんだ、え?お屋敷の松だったらこないだ枝おろしたばかりじゃねぇか!そんなに刈ったら枯れちまうよ……」
三太夫「おう八五郎か。よく参ったな……今日は植木のことではない。入り用でな」
八五郎「医療?だったらあっしは駄目ですよ、三太夫さん。あっしはね、注射って聞くだけで蕁麻疹出るんだ」
三太夫「医療ではない!入り用だ!急用が出来たのだ」
八五郎「休養ってぇと休みをくれるんすか」
三太夫「そうではない!八五郎、その方今は植木屋をしておるが、昔はミッキーマウスの中に入ってたそうだな?」
八五郎「中に入ってたってぇと格好がつかないや。あっしがネズミに食われたみてぇじゃありませんか……あっしがミッキーマウスだったんですよ」
三太夫「どちらでも良い……どうだ、またミッキーマウスになる気はないか?」
71 :1:2009/07/16(木) 19:33:35.24 ID:L8OCDd5IO
八五郎「へ?またあのネズミになれってことですか?……嫌ですよ、あっしは。あれね、暑いんですよ物凄く」
三太夫「そういうな。殿様がな、どうしてもディズニーランドに行きたいと聞かないのだ」
八五郎「連れてってやりゃあいいじゃないですか!なんだってあっしが……」
三太夫「褒美は出す」
八五郎「やりましょう!是非ともやらせてくださいよ三太夫さん!」
三太夫「現金な奴だな……まぁよい。すぐに着ぐるみが来る。来たらすぐ着替えるのだぞ」
八五郎「へいへい!っと……いやぁ、こりゃあうまい話だ。しかし殿さんも物好きなこったね。そんなにネズミが見たきゃうちの長屋にくりゃいくらでもいるってんだ……」
74 :1:2009/07/16(木) 19:42:32.39 ID:L8OCDd5IO
三太夫「八五郎!着ぐるみが届いたぞ」
八五郎「へい!ああ、これですか……ひゃあ!懐かしいね、こりゃ。昔俺が着てたのと同じだ」
三太夫「ほう、わかるのか?」
八五郎「へぇ。あっしが使ってたときに犬の糞を踏みましてね……そこだけ汚ねぇんですよ。ほら、ちょうど三太夫さんが持ってるとこ」
三太夫「!!そのような汚いことを致すな!さっさと着ろ!」
八五郎「わかってますよ……あらよっと。ひゃあ……汗臭ぇなぁ、こりゃ」
三太夫「良いか、殿様はミッキーマウスは本物のネズミだと思っておられる。中身がその方とは気取られんようにな」
八五郎「ずいぶん夢のある殿さんだねぇ……大丈夫っすよ!あっしはガキ相手にやってきたんですからね、殿様一人くらいわけねぇや」
三太夫「ああ、それとな。殿様の前ではその方の話すような雑な言葉は申してはならん。慇懃にな……言葉を丁寧に致せ」
76 :1:2009/07/16(木) 19:53:44.99 ID:L8OCDd5IO
八五郎「丁寧ってぇと?」
三太夫「うむ、そうだな……まず言葉の始めには"お"の字をつけ、御終いは"奉る"というような風に致せ」
八五郎「おっ奉るんですね?」
三太夫「なんだ、その"おっ奉る"というのは……まぁ良い。屋敷の裏手に偽のディズニーランドを作ってある。そこで殿様と落ち合うのだぞ、よいな!」
八五郎「へいへい、わかりましたよっと。そんじゃ早速……」
三太夫「む……おお!そうだ忘れておった!待て八五郎!」
八五郎「へぇ」
三太夫「風呂に入れ」
八五郎「風呂ですか?そりゃあいいですけどね、着る前に言ってくんねぇかな……」
三太夫「そうではない。着たまま入るのだ。殿に"ネズミを風呂に入れろ"と言われておる」
八五郎「いや、このまま入れって三太夫さんいくらなんでも……お、おい!何しやがんだ!やめ……アッチィ!」
ザッバーンとミッキーマウスの八五郎が投げ込まれたのはお湯の中。
それも「江戸っ子は熱い湯が好き」ってんで特別熱いやつです。着ぐるみなんか着てるもんですか、あっちこっちから熱いお湯が入ってきまして……
八五郎「熱い熱い!なんだこりゃ!湯を吸って着ぐるみが重くて動けねぇ!三太夫さ〜ん!助けてくれ〜い!」
三太夫「煮沸消毒だ」
八五郎「何が煮沸消毒だ、煮えちまうよ!」
78 :1:2009/07/16(木) 20:10:11.48 ID:L8OCDd5IO
八五郎「ひぇえ……えらい目にあった」
三太夫「これでよいな。では八五郎、御前様のところへ参れ」
八五郎「ちぇっ!こっちひ茹でダコだってのに涼しい顔しやがって……わかりましたよ、行きゃあいいんでしょ行きゃあ」
八五郎「お、ここか。なんだこりゃ……平屋に派手な看板吊り下げて、提灯たくさんぶら下げて……ずいぶんと安上がりなディズニーランドだね、まったく。横丁の盆踊りと変わらねぇや」
将軍「む……おぉ!その方がミッキーマウスか!苦しゅうない、近う寄れ。罷り弾けろ」
ミッキー(八)「近う寄れって言われても、歩き憎いんだよな……よっと!」
将軍「その方がミッキーマウスか。なるほど、聞いてはおったが大きなネズミじゃのぅ」
ミッキー(八)「まるっきり信じてやがんな……まぁいいや。えっと、おっ奉るんだったな」
ミッキー(八)「えー……この度は……おディズニーランドにお越し奉りましてまことにおありがとうござり奉りまする。お手前がおミッキーマウスでござり奉ります。お本日はお楽しみ奉りましてござり奉りますよう、よろしくお願い奉りござり奉りまする恐惶謹言」
将軍「……これ三太夫」
三太夫「は!」
将軍「余にはネズミの言葉はわからん、このネズミは何と申しておる?」
三太夫「ははっ……おい八五郎!殿様はその方の申すことがわからんそうだ!」
ミッキー(八)「あたりめぇだ、俺だってわかんねぇよ!」
81 :1:2009/07/16(木) 20:20:38.43 ID:L8OCDd5IO
三太夫「恐れながら申し上げます。このネズミめは殿を敬い言葉を改めてまするによって、かような言葉使いになったと申しております」
将軍「ん、そうであったか。では無礼講じゃ、朋友と話をするように申してみぃ」
三太夫「はは、ありがたき幸せ……おい!無礼講だ!朋友と話をするように申せ」
ミッキー(八)「なに、友達と話すみたいにしろってか?へぇ、こいつは話のわかる殿さんだね。ほんじゃ……殿公よぉ!」
将軍「殿公……?みどものことか?」
ミッキー(八)「ったりめぇだろ他に誰がいるってんだ!……ってこれじゃミッキーマウスじゃねぇな。やぁ殿様、僕ミッキー!一緒に遊ぼう!」
83 :1:2009/07/16(木) 20:31:04.21 ID:L8OCDd5IO
っとまぁこれからミッキーマウスに扮した八五郎があっちへこっちへと殿様を連れ回します。
薄汚い小屋に雛人形並べて、イッツァスモールワールド。
荒れ寺に連れ込んで、ホーンテッド・マンション。
終いにゃ「スプラッシュ・マウンテンだ!」なんて言って殿様を滝壺に突き落とそうとするもんですから、ご家来たちは気が気じゃありません。
しかし当の殿様にはどれも珍しいものばかり。いたく気に入った様でございまして……
将軍「いや、どれも楽しいものばかりである。ディズニーランドとは夢の国であるな」
ミッキー(八)「へへっ!当たり前だ……っと、違った違った。うん!そうだよ!殿様、もっと遊ぼう!」
84 :1:2009/07/16(木) 20:47:26.63 ID:L8OCDd5IO
とまぁ言ったところで、八五郎のお腹がぐぅと鳴る。
着ぐるみ着てあちこち走り回ったもんですから、腹が減るのは当たり前です。
将軍「その方、腹が空いておるのか?」
ミッキー(八)「へ……いや、うん!ちょっとね!」
将軍「それは済まんのぅ。何か馳走しよう……これ三太夫!何か食べ物を持って参れ」
三太夫「畏まりましてございます」
ミッキー(八)「……しめしめ、殿様がご馳走してくれるってよ!こりゃあ豪華なおまんまにありつけ……って何だいこりゃあ!?」
三太夫「ディズニーランド名物、ミッキーマウス型の饅頭にございます」
将軍「ほう、これは面白い形をしておるな。どうじゃミッキーマウス、好きなだけ食べるがよい」
ミッキー(八)「冗談じゃねぇ、ただでさえ着ぐるみで食べづらいのに、喉が乾いてるところに饅頭なんか詰め込んだら窒息しちまうよ……殿様!ぼくはお饅頭は苦手なんだ!」
将軍「ふむ、左様か」
ミッキー(八)「そうなんだ!もう苦手で苦手で、怖いくらいなんだよ」
88 :1:2009/07/16(木) 20:55:44.02 ID:L8OCDd5IO
将軍「む?………そうかそうか!余は知っておるぞ!」
ミッキー(八)「は?」
将軍「先頃、"饅頭こわい"という落語の話を教わってのぅ。然るにその方、真は饅頭が大好きなのであろう?」
ミッキー(八)「へ?いや、そうじゃなくて……」
将軍「遠慮は致すな。これ三太夫!饅頭をもっと持って参れ!」
三太夫「ははっ」
ってなわけで八五郎の前には、ずら〜っと、まぁ山のように饅頭が積まれまして。
ミッキー(八)「ひぇえ!こんなに……いったい誰だい、殿様に落語の入れ知恵なんざしやがったのは……俺ぁ恨むぞ」
将軍「さぁ。好きなだけ食べるが良い」
ミッキー(八)「食わねぇわけにはいかねぇよな……しょうがねぇ、着ぐるみの口から入れて、着ぐるみの中に落としちまえ!着ぐるみの中に入りゃ殿様も食べたと思うだろ……いただきまーす!ぱくっ!」
ってんで口に放り込んでは着ぐるみの中に落とす。放り込んでは落とすって寸法でどんどん饅頭を始末していきます。
殿様はというと、ミッキーマウスの食べっぷりに大満足で
将軍「よい食べっぷりじゃの。では余が茶を立ててしんぜよう」
ミッキー(八)「お!お茶かい!こいつぁいいや、喉が渇いてたとこだ」
91 :1:2009/07/16(木) 21:12:46.88 ID:L8OCDd5IO
さあ殿様が茶を立てるといったところで、普段は茶を立ててもらう身分です。
茶を立てたことなんてないもんですから、見よう見まねです。茶さじに何杯も何杯も粉を入れて、やたらめったらかき回すもんですから熱い茶も冷めてしまいます。
将軍「茶を立てたぞ。飲め」
ミッキー(八)「ありがと……ってなんだよこりゃあ。やたら濃い茶が並々と入って……しかも濃いねぇこいつは」
将軍「どうした?饅頭の後は熱い茶が怖いであろう、遠慮をせずに飲め」
ミッキー(八)「断るわけにはいかねぇんだろうなぁ……熱い茶って……ぬるいなこりゃあ……ズズ……ぐへぅ!苦ぇ!」
92 :1:2009/07/16(木) 21:19:23.47 ID:L8OCDd5IO
ミッキー(八)「ペッペッ!ゲホゲホ……結構なお手前で」
将軍「左様か……む!ミッキーマウス!その方いかがした?」
ミッキー(八)「いかがも何もむせただけ……って、あ?こりゃなんだい!?」
ふっと見てみるってぇとミッキーマウスのズボンの……まぁ股間のあたりです。そこに溢したお茶が染みを作ってまして。
それも普通のお茶じゃあない。殿様が立てた特別濃いお茶ですから、緑黒いひどい色に染まりまして……
将軍「その方の股ぐらが大変な色になっておるぞ!」
ミッキー(八)「うへぇ!ひどい色だねこりゃ……」
94 :1:2009/07/16(木) 21:27:53.17 ID:L8OCDd5IO
将軍「ぬ?今度は白く……いや、丸いものが黒くベタベタとぬめって……爛れておる!これは面妖な」
ミッキー(八)「うわあ、ひでぇな……さっき隠した饅頭が茶でふやけて股間がぐっちゃぐちゃだ」
将軍「なんたることだ!三太夫!三太夫!」
三太夫「お召しにございます」
将軍「このネズミの睾丸は腐敗しておる……腐っておるぞ!」
三太夫「ですから申し上げたでしょう。ネズミは汚いと」
95 :1:2009/07/16(木) 21:36:43.30 ID:L8OCDd5IO
将軍「そんなことはよい!三太夫!もう一度このネズミを風呂に入れい!煮沸消毒じゃ!」
ミッキー(八)「おいおいおいおい!冗談じゃないよ!またあんな地獄みてぇなのは御免でぇ!」
将軍「早う風呂に入れ。風呂を出たらまた茶を立ててしんぜる」
ミッキー(八)「馬鹿言っちゃいけねぇ、もう風呂も茶も懲り懲りだ!」
将軍「ほう、熱い茶が怖いと申すか」
ミッキー(八)「何言ってやがる、殿様の茶のせいでまた熱い風呂に入れられるはめになったんだから……」
「今は濃いお茶が怖い」
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川川 ∩_∩ ∩_∩
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96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 21:39:52.48 ID:cnB0ozpzP
将軍www乙!
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 21:41:27.86 ID:3vlemKvs0
落語よくわからんけどこれはすごいな
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 21:43:01.29 ID:ttnayksB0
乙
面白かった
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 21:43:17.74 ID:1oPR++x20
小ざっぱりとまとめてきたなあ
乙ー
100 :1:2009/07/16(木) 21:45:33.10 ID:L8OCDd5IO
お後がよろしいようで……
つかオチは「今は濃いお茶が怖い」に決まってるだけにね……どうしても弱くなっちまった
出典:安価で創作落語つくる
リンク:http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1247735216

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