「新聞読みません」 “ひろゆき”単独インタビュー
2009/07/31 22:44 登録: えっちな名無しさん
「新聞読みません」 2ちゃんねるの“ひろゆき”単独インタビュー(1) (1/4ページ)
2009.7.30 05:00
このニュースのトピックス:ネット社会
2ちゃんねる初代管理人でニコニコ動画を運営するドワンゴの関連会社ニワンゴ取締役の西村博之氏 ネット上の最新ニュースをお届けする「Web面」が30日から、産経新聞でスタートしました(毎週木曜日掲載)。「Web人」というコーナーでは、ネットで活躍する人たちを紹介していきます。トップバッターには、2ちゃんねる初代管理人でニコニコ動画を運営するドワンゴ関連会社「ニワンゴ」取締役、西村博之さん(32)こと“ひろゆき”が登場です。
新聞、読まないです
−−新聞のインタビューは受けられたことありますか?
「どうかなあ…毎日新聞だったかな」
−−「ネット君臨」(平成19年元日から毎日新聞が連載した企画)のときですか?
「ええ、はい。そうですね」
−−新聞のイメージは?
「最近、新聞読まないので…。ニュースサイトは見ますけれど」
−−どんなニュースサイトですか?
「ヤフーのトップページを見たりとか、2ちゃんねるのニュース速報みたりとか。僕、あんまりニュースに興味ないんです。自分の生活とあんまり関係ないじゃないですか。昔は新聞を後ろから読んでいました。テレビ欄みて、社会面を見てました。そういうのは好きです。自分とかかわらない人がこんな暮らししてるんだ、ふーんて。現状、新聞を取ってないので。触れる機会がないですよね
−−ネットの世界にいらっしゃる方からすると、新聞の現状はどう思われますか?
「産経さんだってネットを使う仕事をしているので、そこで区分けをする理由がよくわからないんですけど。紙媒体100%の人が、紙以外のもので情報を得るかといえばそうではないので、新聞は減少するけれど、衰退してなくなるレベルまではいかないと思います」
−−例えば、20代の若い子はネットやケータイでニュースに触れるけれど、お金を出して新聞を買わないですよね
「僕の友達ではスポーツ新聞を読む人はいるので。それも新聞じゃないですか。その人の趣味に合わせて出しているものは、買われる。お年寄りの人が喜んで読むということは、基本的にお年寄り向けに作っているメディアなわけじゃないですか。そうすると若者は面白くない。新聞自体というよりも、お年寄り向けなので、若者には受けないというのが先な気がします」
−−「2ちゃんねる」を見ていると、ソースはネット上でも、新聞の記事だったりするじゃないですか。形を変えれば、記事を読んでもらえるのかなという気はするのですが
「若者が見て面白い情報というのは必ず載ってはいると思うのですけれど、パーセンテージの問題とか、見た目の問題だと思います」
産経新聞は「右翼」
−−「産経新聞」はどんなイメージですか?
「右翼!」
−−それはネットの記事を読んでということですか?
「ネット上で右翼的なコラムを書いているニュースサイトを見ると、たいてい、産経新聞(笑)」
−−右翼的なコラムを読まれて、ご感想は?
「あんまり僕、政治に興味がないので(笑)。色がついている方がよいと思いますけれどね。日本中に右寄りなものを読みたいという人が1000万人いたら、右寄りなものを出せばよいし、左寄りだったら、左寄りなものを出せばいい。どっちつかずだと誰も手を出さない。雑誌も総合誌って売れてないじゃないですか。特化したものじゃないと…さっきから、上から目線(笑)」
産経、どうしちゃったんだろう?
−−今回、産経新聞はWeb面を作るわけですか…
「どうしちゃったんだろう?って感じですよね。そもそもやる必要性をあまり僕は感じないのですけれど(笑)」
−−ネットに全く触れない人たちがボリュームとしているわけじゃないですか。彼らからすると、ネットの中で何が起きているのかわからない。でも、新聞の見出しで「2ちゃんねるで犯罪予告」とか出てしまう。じゃあ、2ちゃんねるってどんなところなのか、怖いところなのか。断絶があるわけです。そこを埋めたいというのが(Web面を始めた理由の)ひとつです。
「海外面みたいな感じですか」
−−国際ニュースを出すように、ネットの世界で何が起こっているのかを出していこうという面なんだと思います
「へえ。ほお。ようやく理解しました(笑)」
−−Web面でやった方が面白いこととかありますか?
「ネットをやらない新聞記者の人たちが、どういうふうに解釈するのかあった方が面白いと思いますけどね。事実だけを伝えるのであれば、共同通信だけ読んでればいいわけじゃないですか。なんでこれがネット上で話題になっているのか、記者さんの視点でみられれば。前にうちの父親がパソコンをまったく覚えなくて。『なんで使わないの?仕事で使う機会あるじゃないか』って話をしたときに、『部下がやるからいいんだよ』って。そりゃそうだ。そもそもネットが便利だというのは僕らの思いこみで、ネット自体を選択肢のひとつとしてみている人にとっては、ネットより便利なものがあると思う。そっち側の価値観もつきあって、こういう断絶があるって見えた方が面白い」
出典:インタビュー(2)につづく↓
リンク:http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090730/trd0907300501002-n1.htm

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