フラン3
2009/08/02 19:10 登録: くろ
文章書くのって高校以来だから読みにくいと思うけど、そこはカンベン(笑)
おもしろいって言ってくれると嬉しいよ。ありがとう。
で、まぁ、冷蔵庫の紙はラブレターだったんだな。
けど、英語だからね。
ひとつひとつ文章を解読なくちゃなんだけど、じんわり嬉しさがこみ上げてくるんだよな。
本当に嬉しくて、嬉しくて嬉しくて。
もう家宝にしようと思って、写真立てに入ってた仲間の写真ひっこ抜いて、フランの手紙を入れようと紙をひっくり返したんだ。。
そしたら裏に
きったない日本語で「吉田フラン」(苗字はラッキーな田の人に借りました)って書いてあったんだ。
本当のはもっと画数多いから書くの大変だったと思う。
それ見て気付いた。だからルーツを知りたかったのかなぁ…って。
また泣けてきちゃって。
シャワーだけ浴びて服きてすぐにフランの部屋に向かったんだ。
途中でフランの好きな水羊羹をコンビニで買ってね。
フランは昨日寝なかったみたいで、インターフォン押したらすぐに鍵をあけてくれた。(いつもは身支度時間を取られる)
夜中、今までの筆談ノートを見てたらしくて、ベッドの上にひらきっぱなしで放置してあった。
おれの中の段取りだと、昨日のことを謝って、おれも好きだぜって抱きしめてやろうと計画してたんだけど、フランの寝てない顔みて、筆談ノートみたら抑えられ無くなっちゃって。
良くあるじゃん?プロポーズの時に指輪だして結婚してくれ!ってやつ。
あんな感じに羊羹だして付き合ってくれ!って言っちゃって(笑)
「日本の伝統ですか?」って半泣きで笑われてしまった…。
そして、フランとはじめてキスをした。
挨拶でキスの真似をしたことはあったけど、本気のキスは初めてだった。
感想は、心臓が壊れそうなくらい爆音を立ててることを除けば、日本人の子と同じだった。
外人だからってテクがすごいとか激しいとかは無くて、純粋に、好きだって気持ちが伝わってくるキスだった。
残念だけどHはまだなんだw
フランがカトリックってのは知ってたから、そうゆう規律?みたいなのがあるかなって。結婚するまでHしないとかあるじゃん?宗教の話って質問しにくいしさ。
拒否られたら…と思うとチャレンジできなくて。
とにかく、そのキスからおれとフランはスタディーになったんだ(笑)
付き合ったって言っても、おれの英語力が上がるわけじゃなく、筆談と辞書ははずせないわけだが。
しばらくそんな生活が続いてて、解らない言葉は、辞書をそのまま相手に見せれば早いって気付いた。今まではいちいち筆談ノートに書いてたから…
で、2月が来ました。おれの誕生月です。
誕生日が近くなると自分から話題に出しにくく、フランは祝ってくれるのか、むしろ、おれの誕生日知ってるのかさえ疑問だった。
そんな気配ないしね。
そしたらフラン、旅行を計画してくれてて。
しかも京都!チョイスが渋い。ほんとに外人かと。
で、二人で京都・奈良旅行2泊3日ですよ。
驚いたのは京都・奈良って外人観光客多いのね。
普段、フランと街歩くとじろじろ見られるんだけど、全然普通にデートできた。
「金閣寺より銀閣寺の方がオモムキがあるよね」とか
「奈良の大仏て実は夜中歩き回るんだよ」とか
旅行中、フランは完璧日本人になってしまった。
最終日は嵐山の旅館に泊まった。
2人共すっごくはしゃいだけど、いつかフランは国に帰る。離れ離れになる。
旅館の前の川(失念)を見ると、そう思えてきて、1.5倍くらい余計に明るく過ごした。
その夜、初めてフランを抱いた。理由は
離れてしまう寂しさ<浴衣のエロさ
なんだけどね。ゴムも持参してたんだけどね。
やっぱりフランは処女だった。
結婚するから規律なんかいいかって、本気で思った。
処女でよかった。
ちんこ比較されずにすんでよかったって、本気で思った。
エッチ中に何度も「キスして」って言ってた。
終わるまで、フランはおれの手を痛いほど強く握り締めていた。
日本人と変わらないんだなぁって思った。
フランス系っていってもフェラはへたくそだったし(笑)
ちなみにカトリックっていってもフランの信仰が緩いのか、そこの規律が緩いのか解らないけど、Hしても問題無かったらしい…
旅行から戻って事件があるまでは、すごく幸せな生活だった。
つづく
出典:あ
リンク:あ

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