殴り合いの末に得た物
2005/01/23 03:53 登録: えっちな名無しさん
2.3年前に毎日のように遊んでいたグループの話
文才が無いですorz
登場人物(全員成年)
K→俺(♂・一年留年学生)
A→微ヤンキー、基本的に楽しい奴だが自己中すぎるとこが嫌われてた(♂・無職)
R→俺とAの一つ上、なんだが温厚な為かAのパシリor舎弟(♂・無職)
M→俺とAの二つ下、背が低くおとなしいってかロリ、Aの近所(♀・学生)
R以外は一人暮らしでRは実家、Aは地元だけど一人暮らし
俺とMだけ地方から引っ越してきてた
いつも通りに4人で遊んでいて
明日誰の家で遊ぶかの話になり、いつもAの家なのでたまには俺の家という事なった。
学生陣が夏休みだった事もあり朝から集まる予定だったのだが
メールでAが『用事があるから遅れる、でもRに手伝わせるから1時間くらい』との事
時間通りにMが来たので、AとRが遅れる事を伝えた。
元々口数が少ない二人なので会話が余り弾まなかったが、Mが来てから2.30分程すると
M『Kって口堅いほうだよね?』
K『んー?まぁ一応・・・』(実は硬いと言うより話しの内容を覚えてないだけ)
M『じゃぁさ、相談に乗ってほしいんだけど・・AとRには相談したの内緒にしてね』
うん、と軽い気持ちで相談を受けた俺はMの口から出た事実に愕然とした。
なんとMがAにレイプされてる、という事だった。
かなり後で知った事なんだけど話の内容は、俺やRが用事で集まれない時や、
解散する時に俺とRだけ帰し「家が近いから」と言う理由で残される時は
ほとんどレイプ同然に犯されてたらしい。
嫌がって抵抗すると腹を殴られて、後ろ手に手錠をかけられ
バイブや手マンで2.3時間弄ばれたり、口内射精(勿論飲まされる)はざらだったとか。
(Aに知り合った女は言葉巧に騙され、二人きりになった所でレイプされた)
(と、Aの友人だった女何人かに後で聞いた。勿論、全員Aとの縁は切れている)
その頃童貞だった俺は『俺もMとヤりてーー』と思ったが
レイプの相談をして半泣きのMを見て不謹慎だと思い反省したorz
M『ゴメンネ、こんな事相談して・・・でも近くで相談できるのKだけだから・・・』
K『まぁRはAのパシリだし、学校の友達にはそんな事言えないよな・・・』
M『うん・・・でもKに相談できたしちょっとスッキリしちゃった』
K『いや、俺は昔から相談を受けるくらいしかできないからさ』
M『うぅん、こういう事を相談できる人ってあんまりいないんだよ、だから・・・ありがと』
と言われ頬にキスされた。
それから10分も経たずにAとRが家に来て、その日は何事も無く遊んだ。
そして、この日以来Mからよく相談メールが来るようになった。
相談や普通に会話してると次第にMに惹かれていった。
1週間ほどしたある日Mからメールが来て
『AとRに内緒で何処か行こう』と来たので、別にいいかと思いOKの返事を出した
幸い、車の免許は持ってたので遠くの温水プールに行く事にした。
プールに到着し、水着に着替えた俺はプールサイドでMを待っていた
ただ、レイプの事実を知っているのでいろいろ心配で考え事してると
M『まった〜?』
K『いや、待ってないよ』(1時間くらいでもこう言えるダメ人間orz)
と言いながら、Mの方に振り向くとタンキニのMがいた
この瞬間俺の心配事は、M7:息子3 に振り分けられた。
プールにいる間、胸は当たるわ、息子に多少の刺激がいくわで気が気じゃなかったorz
でもMは笑顔を絶やすことなく遊んでいたからいいか・・・と思っていたが・・・
帰りの車の中で普通ならありえない事実をMから聞いてしまった。
M『実はね、私今日からAと付き合う事になっちゃったんだ・・・』
K『・・・は?マジで?』
M『うん・・・』
K『だって、お前・・・無理矢理・・・なぁ・・・』
M『でも、告白された時は断ったんだよ。でもその後ね・・・』
(詳しくは覚えてないけど、覚えてる事を書くとこんな感じ)
告白したが振られたAは腹いせ(いじけ?)でMの目の前で自分の足や腕にカッターで
キズをつけて『Mが俺(A)と付き合うまで止めない』
『俺(A)が死んだらMのせいだ・・・』と言った(脅した?)らしい。
Mはそれに耐えられなくなり付き合う事になってしまった。
K『それって脅しじゃん・・・ってかストーカーだぞ』
M『だって、どんな事でも私のせいで死ぬなんて耐えられないもん・・・』
と泣きながら言うMに俺はこう言った
K『だったら!・・・だったら俺と付き合って何処かに逃げよう!』
M『え!?だって、私がいなくなったらAが・・・』
K『もしホントにAが死んでも逃げようって言った俺が悪い、Mはなにも悪くない』
M『・・・うん、わかった・・・、でも、Aとちゃんと別れたいからこれからAの家に行くね』
俺はAの家の前にMを降ろして近くのコンビニで待機する事にした
1時間ほどした時、携帯が鳴ったので誰かと思ったら・・・・Aだった。
K『なに?』
A『・・・よう、今Mと一緒にいつもの空き地にいるから来いよ・・・』
それだけ言うとAは携帯を切った。
正直ヘタレな俺は行きたくなかったが、Mがいるので仕方なく空き地へ行った。
空き地に着き、Aを見つけた俺は「よう」と言おうと手を上げたら
いきなりAが殴りかかってきて、俺は咄嗟に避けた。
K『いきなり何すんだよ!?』
A『うっせぇな、テメーがMに手を出せない様にするんだよ』
どうやらMは『自分はKが好き』見たいな事を言ったらしい
Aはがたいがよく力では到底かなわないので避けるしかなかった。
が、喧嘩慣れしてない俺にはやはり不利で服を捕まれた後、腹や足、顔を殴られ蹴られ放題だった。
勿論、喧嘩慣れしてない俺は痛みに弱く、マジで意識が飛びそうになった。
普通に血を吐いて倒れた時は『死んだか?』と思ったが、その時だった
赤いランプが空き地に向かってきた・・・パトカーだ。
空き地の入り口の方ではMがパトカーを呼んでいた。
・・・結局、俺もAもMもパトカーに乗せられ警察署に行く事になり
俺は怪我してると言う事もあり病院に送られ、AとMが警察署に残る事になった。
次に目が覚めたときは病院のベッドの上にいた、横を向くとイスに座ったMがいた。
M『大丈夫?無理しちゃダメだよ』
話を聞いた所、俺は肋骨を一本折っていたらしいが、それ以外は軽傷だった。
Aはどうなったんだろう?気にはなったが口にはしなかった。
Mが言ってくれる、そんな感じがした。
M『あのね、もうAの事は心配しないでいいよ』
『私がAにされた事や他の人の事も全部警察に話したから』
『・・・だから私と付き合っても逃げなくていいんだよ』
と、最後は照れながら言っていた。
この時は忘れていたが、あの時はホンキで連れて逃げようかと考えてた
それを考えたら恥ずかしくて顔が熱くなっていくのを感じました。
-終-
この後は二人とも学校辞めて親元ではなく、まったく別の場所で二人で暮らしてます。
Rの実家に電話をしRにAの事を聞いた所、Aは事故死だか自殺だかで死んだと聞きました。
この事はMにまだ話してませんし、話すつもりも無いです。
またネタっぽく見えますが、Aの人間像はかなりよく出来たと思います。

(・∀・): 80 | (・A・): 41
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