列車の中で…

　俺は持病の関係で隣町の病院へ通っていて、小学生の時には母親が病院の近くで働いていた関係で俺1人で列車に乗って病院に行き、母親が病院に迎えに来る生活をしていた時期があった。
　10年前の小学4年の時、俺が1人で列車に乗っている時に急に列車が揺れたために正面に倒れ掛かり、目の前のあった物にしがみつくと制服を着た女子高生だった。
　しがみついた時、身長の関係で俺の顔が女子高生の胸へ埋まった状態だったのでビックリして「ゴ…ゴメンナサイ」と言いながら離れようとすると女子高生は「ア…離れなくていいよ。急に揺れたからだよね」と言いながら俺を抱きしめて頭をなで始め、「時々見るけどどこに行くの？」と聞き、俺は女子高生の顔の方を向いて「○×駅…近くにある△□病院に行く」と言うと「そうなんだ…また揺れると危ないからこうしてていいよ」と言って列車に乗っている間はその女子高生に抱きしめられた状態で胸へ顔を埋めていたので気持ちよかった。

　周囲には同じ制服を着た女子高生がいて「かわいい」とか「姉弟みたい」とか言われてからかわれたが、俺を抱きしめた女子高生は気にしていないようだった。

出典：女性の胸に顔を埋めると
リンク：気持ちいい